けこさん(県南)、よどぎみ(県央)、やっつ(県北)の3人の現地特派員が
今年一年県内をびゅんびゅん飛び回って、スイスイ駆けずり回って感じた
印象的なグリーン・ツーリズムニュースです。一緒に2010年を振り返りましょう♪
・仙北市 農家民宿7軒が仲良くオープン!
後列左から 荷葉の郷・喜四郎 千田明子さん 、農家民宿のどか 高橋由希子さん、一の重 佐藤郁子さん
前列左から 農家民宿のどか 高橋佳子さん、かまど 田口幸子さん、くりの木 佐々木弘子さん、
里の灯 佐藤由井さん、農家民宿 一助 沢山節子さん
春、県の農家民宿開業における規制緩和を利用し、仙北市西木と田沢湖で7軒の農家民宿が開業しました。
みなさんは、当協議会で開催している開業のための研修会「グリーン・ツーリズム花まるっ大学」の相談員による個別指導を受けて開業の準備を一緒に進めてきました。みなさんはこれまでも修学旅行の民泊受け入れなどを長年続けてこられ、グリーン・ツーリズムはベテラン。民泊から民宿の許可をとったことで一般のお客さんを迎えられるようになり、新しい出会いもたくさん生まれた一年となったようです。
・農家“カフェ”も登場
従来の農家民宿、レストランのイメージとはちょっと違う「農家カフェ」なるお店が県内にぞくぞく登場しました。
上小阿仁村の「やまぶん」や八峰町峰浜の「しらかみカフェ」、
そして農家ではないけれど農村の田園風景の中に建ち、ゆったりとしたカフェの時間の中で“田舎”味わうことの
できる男鹿市の「珈琲工房 珈音(かのん)」。
グリーン・ツーリズムを求める人のニーズも多様化する中で、こうした自分たちのできる範囲での
グリーン・ツーリズム実践の形はこれからも増えてくるかもしれませんね。
・協議会会員120(個人・団体)突破
ということで、今年県内で新たに開業した農家民宿、農家レストランは24軒(協議会把握軒数)。
この中には協議会に入会いただいた方もおりまして、
おかげさまで協議会会員(正・賛助会員含む)も120(個人・団体)を超えました。パチパチパチ☆
自治体では三種町が新たに入会。開業前から取材でお世話になっている横手市三又の高橋篤子さん宅で
農家民宿 三又長右ヱ門が開業するなど、みなさんの歩みも感じることができました。
協議会では、正会員を含め、グリーン・ツーリズムの活動や推進を応援してくださる賛助会員をいつでも募集しています!
協議会会報紙など県内のグリーン・ツーリズム情報などをお届けしますので、興味のある方はぜひご入会ください。
・県グリーン・ツーリズム情報サイト「美の国秋田 桃源郷をゆく」オープン
今年3月30日、県と当協議会の共同管理による県グリーン・ツーリズム情報サイト
「美の国あきた 桃源郷をゆく」がオープンしました。
それまでの当協議会サイトをリニューアルした形ですが、情報量は100倍になっています!
会員情報はもちろんのこと、祭りや文化など秋田県内の素晴らしい地域資源情報も満載です。
けこさん、よどぎみ、やっつの3人の特派員による特派員体験記などもありますので、ぜひご覧ください。
・横手市 大森町グリーン・ツーリズム推進協議会 県内初 棚田オーナー制度
今年県内初の試みのひとつが横手市大森塚須沢集落が行った棚田オーナーの活動。
集落の大事な棚田を地域外の人たちの力も借りて、これからも守り続けていこうという試みです。
主体となっているのは当協議会会員でもある大森町グリーン・ツーリズム推進協議会(会長 後藤洋子さん)。
今年、大森町グリーン・ツーリズム推進協議会はこのような活動やこれまでの歩みが評価され、
平成22年度豊かなむらづくり全国表彰事業 農林水産大臣賞を受賞しました☆
県北でも新しい動きがありました。廃校した小学校校舎を利用した地域の拠点施設の開設です。
鹿角市十和田大湯の中滝ふるさと学舎(運営:NPOかづのふるさと学舎・湯瀬政弘理事長)は
おととし廃校になった旧中滝小学校校舎を利用して、宿泊や食・木工体験、カフェなどを併設した複合施設。
行政、地域住民が一体となって取り組んでいる活動として県内外からの視察も盛んに行われています。
・秋田市でグリーン・ツーリズム盛んに
4月 重松の家 味噌作り体験 7月秋田市太平の果樹園で農業体験
今年「秋田花まるっ元気通信」で県中央地区担当現地特派員よどぎみが、
とくにたくさん取材に行ったのが秋田市で開催されたグリーン・ツーリズムイベントでした。
昨年の秋田市農家民宿第一号「重松の家」の開業や、今年春からの秋田市体験農園のオープンなどを契機に
県内でも農山漁村風景や農作業に触れる機会の少ない秋田市内の子どもや親子が気軽に参加できるイベントが
市内各地で盛んに行われていたように思います。秋田市は秋田空港や秋田駅など交通の便の良さがあるので、
今後県外のお客様を迎える時には秋田市のグリーン・ツーリズム振興は欠かせないものになりそうです。
・首都圏向けイベント「おかえりなさい。」開催
大仙市 秋田百笑村のコシヒカリ玄米を使ったカレー
協議会としての今年一大イベントといえば、東京都千代田区で行った首都圏向けのグリーン・ツーリズムPRイベント
「秋田県のグリーン・ツーリズムへの誘い おかえりなさい。」です。
協議会会員のみなさまから多大なるご協力をいただきながらのイベント開催となりました。
当日は7つの会員(自治体・個人・団体)に現地へお越しいただき「秋田の顔」となっていただきました。
カフェでは秋田の豊かな食、写真展では“秋田の母さん”の優しさ、あったかさをご来場のお客様に
感じていただけたのでは。改めまして、ご協力くださいました各方面の方々に心よりお礼申し上げます。
特派員3人で参加してきました。
大仙市太田町惣行地区を舞台に、グリーン・ツーリズムの体験メニューを作る研修会でした。
無事に合格するとインストラクターの資格がもらえるのです。
県内外からたくさんの受講生があつまり大変熱い、とても勉強になった4日間でした。
どうか年明けには3人そろって合格通知が届きますように・・・
いかがだったでしょうか。
来年も特派員3人元気に県内を駆けまわりたいと思いますので、みなさんどうぞよろしくお願いいたします!
現地特派員 けこさん、よどぎみ、やっつ
2010年12月28日18:50 | GTのPR, 秋田県全域 | Trackbacks (0)