「こころ」と「からだ」が元気になる体験を、秋田の“ここから”始めてほしい。
そんな願いを込めて開催中のグリーン・ツーリズム交流博“ここから秋田”。
今回は、12月7日(土)にファーム・イン・ナチュレ京美園(大仙市)で実施した、
エコクラフト手芸の様子をご紹介します。
皆さんエコクラフト手芸をご存知ですか?
エコクラフト手芸とは、手芸用のクラフトバンドを編んで作るものの事です。
今回は、クラフトバンドで小さなカゴを制作しました!
京美園の小松京子さん(写真左)から丁寧に教えていただきながら、
まずはカゴの底面となる部分を編んでいきます。
クラフトバンドの色は参加者の方に好きな色を選んでもらいました。
ここから、どんなカゴに仕上がっていくか楽しみですね♪
底面の部分となる所は、縦と横と交互になる様に、編みます。
画びょうは、中心となる部分と
編み込んでいる間、動かないようにするために刺して使います。
編み終えたら、交互に合わさっている部分に
接着剤を塗り乾かします。
乾いたら、長くはみ出ているバンド部分を折って、
形を作っていきます。
全て折り終えたら、横に違う色のクラフトバンドを
差し込んで編んでいきます。
緩く編んだり、きつめに編んだりすると、
形が変わってくるので、力の加減が難しいのです!
全て差し込んで、ハサミで切り、接着剤でとめて
カゴの形がだいたい完成!!
クラフトバンドのはみ出た部分を切って、
仕上げにかかります。
仕上げはカゴのふちに巻く、三つ編みにしたクラフトバンドを作っていきます。
クラフトバンドは細かく裂き、それを束にして作っていきます。
すごく綺麗な三つ編みですね(^^)
三つ編みは、カゴのふちに巻ける長さまで作ります。
出来たらあとは、接着剤でしっかり付けて。。。
完成!!!
きみどりと黄色、オレンジ、白色とカラフルでかわいいカゴが完成しました♪
みかんを添えてパシャリ。
「かわいく完成したね!味があっていいわ」
「何入れて使おうかな♪」
と小松さんと参加者の方もとても嬉しそうでした(^^)
今回は、エコクラフト手芸という事でカゴを制作しましたが、
「エコ」と名前が付くだけに、環境にも優しく、何にでも使える
オシャレなカゴを作る体験が出来ました。
今回講師をしてくださった小松さんも、とても明るく楽しい方で
体験しながら、農業のお話や農家民宿のお話もしてくださいました。
今回のエコクラフト手芸体験を通して、趣味の一つに加えていただけたら嬉しいです♪
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グリーン・ツーリズム交流博 “ここから秋田”
12月いっぱいまで開催中!
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協議会事務局
admin |
2013年12月12日10:00 |
県南情報 |
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秋田の食卓にかかせない食べ物といえば、「いぶりがっこ」。
香りと歯ごたえのいい漬物は、横手市山内地区が発祥の地とされています。
12月のこの時期、いぶりがっこ生産者は最盛期を迎えました。
協議会会員・農家民宿三又長右エ門の高橋篤子さんもその生産者のひとり。
生産者ならではの苦労話や手間暇かけられたいぶりがっこの紹介等とともに、
温かいこの笑顔が誌面で紹介されていました!
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現在発売中のうかたまVol.33内 (発行:一般社団法人 農山漁村文化協会) 連載・うかたま漬物紀行に、秋田の「いぶりがっこ」と 題して紹介されています。
家族総出に近所の皆さんも加わり、「この土地で 生まれた味を絶やしたくない」という想いが伝わる ページです。
ぜひご覧下さいね(^^) |
協議会事務局
admin |
2013年12月9日13:30 |
県南情報 |
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協議会会員・秋田百笑村の佐々木義実さんが講師を務めるフォーラムが開催されます。
農業体験受入農家や農業体験者がパネラーとなり、参加者の皆さんと共に、農業と
農村文化、農村事情を考える内容になっています。
国際教養大学の学生有志の皆さんと西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会による企画です。
この両者による農村交流が 長年続いている理由も見えてくるのではないでしょうか。
ご興味のある方、ぜひ!
日 時 |
2013年12月10日(火) 18:00~19:30 |
会 場 |
国際教養大学 D201教室 |
企 画 |
国際教養大学 学生有志 西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会 |
講 師 |
佐々木 義実 氏(秋田百笑村) |
パネラー |
草皆 新 氏(ひだまりファーム) 木村 優里 氏(国際教養大学 学生) 竹原 まゆみ 氏(株式会社 農匠) |
*入場無料、どなたでも参加できます。 |
協議会事務局
admin |
2013年12月6日16:00 |
県南情報 |
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当協議会の県南拠点(※)としてお世話になっている平鹿地域振興局内に、
デジタルサイネージが設置されました。正面入り口から入ってすぐ、県民ホール前です。
天気予報やニュース、秋田県からのお知らせ、さらに平鹿地域振興局管内(横手市)の
情報が流れますよ。
(※)平鹿地域振興局 農林部 農業振興普及課内
同局のご厚意により、秋田のグリーン・ツーリズムもお知らせとして流れています。
ありがとうございます!
ご来庁の際には、ちょっと足を止めて県からのお知らせをご覧になってみて下さいね。
生活に役立つ情報や話題のネタになるお土産を持ち帰られるかもしれませんよ(^^)
たとえば…シャッターチャンスを狙う間、気になった情報はこちらです♪
【雄物川・大森・平鹿3地域連携】イルミネーション点灯式限定スタンプラリー
協議会事務局
admin |
2013年12月6日10:30 |
県南情報 |
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「こころ」と「からだ」が元気になる体験を、秋田の“ここから”始めてほしい。
そんな願いを込めて開催中のグリーン・ツーリズム交流博“ここから秋田”。
12月1日、仙北市西木町のかたくり館、農家民宿 泰山堂と農家民宿 星雪館で実施した様子をご紹介します。
今回の体験には計18名が参加して下さいました。ありがとうございます!
参加された皆さんは、長野県、石川県、神奈川県、大阪府、東京都、秋田県と様々で、
会場も大いに賑やかでした。
早速、かたくり館、泰山堂、星雪館の3組に分かれて、餅作り開始です!
かたくり館では、長野県木島平村から2名、神奈川県からの大学生1名と
仙北市角館町から2名の計5名で、仙北市西木町の餅料理を一緒に作りました。
西木町では昔から、秋の米収穫祭やお正月と言った伝統行事のたびに
何かとお餅を食べる風習があるそうで、様々な餅料理をグリーン・ツーリズム
西木研究会の皆様に教えていただきました!
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西木研究会の皆様 左から佐藤さん(一の重)、 佐々木さん(くりの木)、杉本さん、門脇さん |
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かたくり館で体験した5名の皆様 |
最初は、ごまのおはぎ作りから。西木村では、おはぎの事を別名“なべすり”と言うそうです!
鉢に入ったもち米をつぶしていきます。その後につぶしたもち米を丸めて、すりごまに
からめて出来上がり!!
一方隣のテーブルでは、青きな粉とごまの混ざった冷凍のゆべしを専用の器具で切り、
ラップに一つ一つ包んでいきます。
今回参加された方が前日に農家民宿に泊まり、こちらのゆべしを作ってくれました。
ごまと青きな粉の2種類の餅を巻いて作るそうで、
「ホント難しくて上手く巻けなかったー!」と楽しそうにお話してくれました。
中の厨房では、赤色付き“なべすり”と卵のやきゆべし、おつゆ餅の汁に取り掛かっていました。
赤く色付けたお餅の中にあんこを入れ、包んでまとめます。その上に黄色く色づけた
小さなお餅をのせ、本物の椿の葉に飾ったら完成!
このなべすりは、花の「椿」(つばき)をイメージして作られているそうですよ♪
卵のやきゆべしは、卵ともち粉、砂糖、塩、今回は豆を入れてかき混ぜ、
四角いフライパンに流し、両面を弱火でじっくり焼きます。
中の具材は各家庭で入れるものが違うそうで、
冷蔵庫にある物やお正月の残り物を使って作るそうです。
焼き終わったら台におき、好きな具材(今回はあんこをぬりました)をのせて、
巻いていくと完成!んーいい匂いっ♪
おつゆ餅の汁は、お椀に手でちぎった餅を入れて、その上にセリをのせます。
参加者の皆様も慣れた手つきでやっていました!
その上からまいたけ、ごぼうなどが入ったアツアツの醤油ベースの澄まし汁をかけて
完成です!
そして、他の2班も作った餅を持ち寄って、かたくり館に到着!
今回集まった餅料理はこちらっ!!
かわいいお餅が沢山あります。
色とりどりでどれも美味しそう♪
ここでグリーンツーリズム西木研究会会長の門脇富士美さん(写真右)から
お餅の紹介をしていただきました。
お餅の種類は、青きな粉とごまのゆべし、ごまと椿の花の形のなべすり、
卵の焼きゆべし、おつゆ餅の汁に団子、笹餅、焼き餅、
高菜の塩漬けで包んだおにぎり、ほうれんそう餅、きな粉餅、梅餅と
グリーンツーリズム西木研究会の杉本桂子さん自家製の漬物!!
こんなに沢山の種類だと、どれから食べようか迷っちゃいますね。
早速、バイキング開始ー!!
好きなお餅をとり終えて、いただきまーす♪
皆さん、自分達で作ったお餅の味にご満悦の様子(^^)
「かわいくて、食べるのもったいないね!」
「お餅の種類ってこんなにあるのねー」
と会話も盛り上がりました♪
昼食後は、意見交換会が行われ、
グリーン・ツーリズムや農家民宿について、みんなで話し合いました。
互いの県の農業の取り組み方や産直物、農家民宿の現状など、
普段、他県の農業について話を聞く機会がなかなかないので、
すごく貴重な時間でした♪
今回は、西木町の伝統行事にも使われる「餅料理」を通して、
西木町の食文化やどんな地域性であるか、より多くの方達に知っていただける、
いい機会だったと思います。
ここでの餅料理と、西木町のお母さん達の温かいおもてなしを思い出しながら、
是非、お家でも作っていただけたら嬉しいです。
皆さん!!また秋田に、遊びに来てたんせー♪
協議会事務局
admin |
2013年12月3日15:00 |
GTのPR, 県南情報 |
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先月の11月29日(金)に、羽後町田代公民館にてそば打ち体験が行われました。
横手市グリーン・ツーリズム連絡協議会の皆さんが参加し、当協議会会員でもある、大森町グリーン・ツーリズム推進協議会の皆さんも参加されました!
羽後町と言えば『そば』と言うくらい有名で、そば屋さんの数も多いんですよ♪
今回、講師をしてくださったのは、広島県の有名店で2年間修業し、現在は羽後町の農家民宿「茅ぶき山荘・格山(かくざん)」でそば打ち職人として尽力されている阿部専助さん。上の写真でもわかる通り、笑顔がとってもチャーミングなのですが、そばの話になると私達に熱く語ってくれる、情熱的で素敵な方でした(^^)
まずは阿部さんのお手本から!
最初は、そば粉をふるいにかけ、さらに細やかにしていきます。ダマのあるそば粉を使うと、そばは上手くできないそうです。
ふるいにかけたら、手でそば粉をならして、少しずつ水を加えていきます。
水を加えたら、手の指の腹で円を描くように、混ぜていきます。参加者の皆さんも真剣な眼差しで阿部さんの手つきを見ています!!
水分が無くなり混ざってきたら、また水を少し加えます。水は数回に分けて、加えていくことがポイントだそうですよ。
水を加え混ぜていくと、さっきよりも少し塊が出来てきました。
この作業をあと数回、生地がしっかりまとまるまで行います!
そうすると~どんどん大きな生地になってきましたね♪
重さもだいぶずっしりしてきました。
生地がある程度まとまってきたら、「花」をイメージしながら手首のあたりで生地を内側へ巻きこむように練っていきます。
そしたら、第一段階完成!!「綺麗にまとまったー!すごい!!」と皆さん感動♪
ここから、まとまった生地を円錐の形にして空気を抜き、ひとまとまりにしたら、
第2段階 生地を伸ばしていきます!!どんどんうすーく生地が伸びていきますが、なんと1.3mmの厚さまで伸ばしていくそうです。
阿部さんは生地に触らず見ただけで、どの部分がまだ伸びていないかがすぐわかるので、これには驚きです!!
生地の厚さの確認もみんなでしました!麺棒に巻いて、均一に生地が伸びているか確認するそうですよ。
「えぇーすごく薄いね!」「こんなにうすくても生地切れないんだっ」と皆さん感心していました!!
そして第3段階のそば生地を折りたたんで、いよいよそばを切る作業へ♪
切る時の立ち方もあるそうで、阿部さんの包丁さばきに皆さん目を奪われました!!
ほっ…細いっ!そして全て均一の細さ!!これこそ職人技!!!
そして粉を落として箱に入れて完成~!出来たてのそばを前に、拍手喝采!!
さぁここからは参加者の皆さんが2グループに分かれて、そば打ち体験開始ですっ!!
どんなそばが出来上がるでしょうか!?
こちらのグループのお母さん達は、初めてそばを作ったとは思えないぐらい手つきが上手で、
あっという間に作っていました♪阿部さんの弟子に今すぐなれそうです。
隣のグループも負けていませんよ~!お父さん達もお母さん達に負けず頑張っていましたっ!!
皆さんで阿部さんの手つきを思い出しながら、進めていきました。
こちらのチームも、細くて美味しそうなそばが完成っ!!
作り終えた後のホッとした笑顔をパシャリ。美人3姉妹いい笑顔です!
「そば作り難しかったけど、いい経験になったね。こういう機会があって本当に感謝!」と皆さん嬉しそうでした。
丁度お昼にもなり、お土産のそばを持って公民館から車で3分くらいの所にある、農家民宿「茅ぶき山荘・格山」に移動して昼食!
早速、中へ入らせていただくと、とっても落ち着く、雰囲気の良い場所でした。阿部さんがそばを茹でてくれている間に皆さんで部屋の中を見学。
囲炉裏もありましたよ♪
そして、こちらが念願の手打ちそば!阿部さん達が急いで用意してくださいました。本当にありがとうございます!!
そばの他に、カブの酢漬け、柿のデザートも♪
皆さんでいただきまーす!!お昼に頂いたそばは、阿部さんが打ってくださいましたよ。
漬物は参加された会員の方の自家製です。一緒に美味しくいただきました!
「喉ごしツルツル滑らかー!」「細い麺でもコシがしっかりしてて美味しいね!」
皆さん美味しそうに2皿ペロっと完食しちゃいました。ごちそうさまでした!!
昼食後はそば打ちを教えてくださった阿部専助さんと、その甥っ子にあたりここで農家民宿を始められた
阿部雄太さんから、そば打ち職人になられたキッカケと、どういった経緯でここで農家民宿をやることに
なったのかお話していただきました。
普段なかなか聞けないお話なので、皆さんメモを取りながら真剣に聞いていました。
(左:阿部雄太さん 右:阿部専助さん)
阿部専助さんは秋田のご出身なのですが、40年前に上京し東京の目黒区で喫茶店を開いていました。
阿部さんは元々うどんが大好きなので、よく食べに行っていたお店があったそうで、そこでそば職人の恩師と出会い、そばに魅了され職人になる決意をしたそうです。
今は、大仙市にある農業科学館で月1回のそば打ち体験会を行われているそうですが、この間の体験会ではなんと!255人の行列ができ、大変賑わったそうですよ♪
お隣に座っている甥っ子の雄太さんは現在31歳で、雄太さんも大学進学と同時に上京し、卒業後もそのまま残り東京の企業に就職していたそうですが、若い頃から「30歳までには秋田に戻る!」と考えていて去年、家族を一緒に連れて戻ってきたそうです。
ここは今では農家民宿となっていますが、元々はおばあさんがこの家で1人暮らしをしていたそうです。しかし、年も老いてきて1人で生活が出来ない状態になり、おばあさんから「雄太さんにこの家を渡します!」とお願いされ、最初は戸惑ったそうですが、「よし!この家を守っていこう!」と強く決意し、家を引き取り農家民宿を始められました。
「村(地域)の活動拠点として、お母さん達が前に出て、主体としてやっていけるように活動していきたい!」、「男性だけではなく、女性も強い村だとアピールしていきたい!」とお話されていました。
雄太さんを含む若い人達を筆頭に、地域の皆さんが一丸となり羽後町の地域活性に力を注いでいって欲しいですし、また、参加した私達も自分の地域を見直す いいキッカケになりましたね。今回の食育研修で学んだことを是非、今後の農業体験メニューに活かしていただけたら嬉しいです(^^)/
協議会事務局
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2013年12月2日15:00 |
県南情報 |
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