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2011年2月 のアーカイブ

春のおすそ分け~大潟村編~

早春を届けるチューリップ
 
大潟村では毎年、旬のチューリップを一同に展示する「チューリップ作品展」と、旬のチューリップと村の特産品の展示即売会「産直まつり」とを、同時開催しています。先日、会場となった「産直センター潟の店」と「大潟村干拓博物館」でのイベントのもようを取材して参りました。
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「Polderlip Wave 2011~大潟村チューリップ作品展~」では、色とりどり、さまざまな品種の大潟産チューリップの切り花・生け花作品が並び、来場者の目を楽しませていました。
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この作品展示の主催者である工藤稔徳さんは、「大潟村産の冬のチューリップはハウス栽培で、今頃のシーズンは全国各地から注文が入るほど人気があります。蕾で出荷してお客さんの手に届く頃に満開になるようにしているのですが、どうしても咲き足が早く、温かい場所に置いておくとすぐに花弁が開いてしまいます。けれどそういった植物が魅せる変化まで楽しんで欲しいので、あえてここに展示しています」とお話してくださいました。
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平成元年からスタートした村のチューリップの作付けは、いまや東北一を誇る程。
 
球根の仲介から生産に至るまでの指導は、大潟村にオランダ大使館より派遣されたチューリップ輸入業者がしています。
 
当日はチューリップ栽培の様子を見学するバスツアーも組まれ、生産者のお話を聞く機会に恵まれました。
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大潟村干拓博物館の案内ボランティア・尾倉博さん(上記写真左)の案内のもと、ハウス1棟約3万2000本ものチューリップが栽培されているという大潟村花卉部会の細川忠廉さん(上記写真左から2番目)のチューリップ畑にお邪魔し、説明を受けました。
 
細川さんのお父さんは角館出身の第4次入植者。苦労して就農したけれど、米を作っていくのが難しくなってきた現在では、忠廉さんが施設園芸(大潟村が秋田県から土地を借り受けし、村内の希望者に貸し出した施設園芸団地内で、水稲以外の花卉・野菜などの部門に力を入れ農業経営を行う)農家として、一生懸命にチューリップに愛情を注いでいます。
 
「減反から始めたチューリップ栽培は今年で14年目になりますが、米と違い商品として成長させるのが毎回難しい」と細川さん。
 
「チューリップの栽培は、稲作農家だったことに加えて元手がかかっていること、忘れて欲しくないな」と、案内ボランティアの尾倉さんも口を揃えます。
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とはいえ、日本海側の日照の少ない気候は、逆にチューリップの生産に好適地なのだとか。ハウス内の気温は常に12~14℃を保ち、暖房と日照調整を同時に行っています。
 
昨年12月に定植させたチューリップは、約40㎝に延びるまで遮光しながら育成します(上記写真右)。こうすることで、先に工藤さんがお話してくださった「咲き足の速さ」は軽減されるそうです。

 
今年の展示会には、約40種類もの出荷が間に合いました。
 
足元に咲いていたチューリップの球根が欲しいという参加者もおりましたが、
 「花が小さいうちに球根を採取するため、今ある花が開ききってしまったものに関しては品質の保障ができません。自信作は『干拓博物館』、購入可能作は『潟の店』で販売してます。そちらを好きに楽しんでいただけたら嬉しいです!」とのアドバイス。

 
そんなわけで、産直センター潟の店(道の駅おおがた)へレッツゴー♪。
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スタッフの小林喜美子さん(上記写真左)。
 
「大潟村産直まつり」では、大潟産チューリップの即売会、来場者へチューリッププレゼント、大潟産特産品の即売会などが行われていました。大潟村産もち米100%使用のおしるこを来場者に配布した「ポルダー大潟野菜グループ」のスタッフたちは、それはそれは大忙しでしたよ~!。
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関東圏の人が淡い色のチューリップを好むのに対し、秋田の人は「これぞチューリップ!」というような「赤・白・黄」のハッキリとした色を好むので、生産者はその両方に睨みをきかせバランス良く作付するのだそうです。なるほど~。

 そんな細川さんがお気に入りの品種は、「ビリチック(ビリデフローラ系)」。
 
ハウスではまだ蕾でした(写真下)。
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お客さんのところで満開になるので当たり前ですが、どんな花が咲くのかなぁ~と気になりもう一度干拓博物館に戻ると…。

 
ありました!
(写真右、左側)

 
温かいため開いてしまいましたが、花弁の途中まで鮮やかな緑色が特徴のビリチック。
 
とっても謙虚で可憐な雰囲気のチューリップだと思いませんか?

 

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 一足早く大潟村から「春の贈り物」を購入した、県央地区現地特派員 よどぎみ


 

 

 

 

 

 

| 2011年2月28日09:20 | 県央情報 | Trackbacks (0)

鹿角市 中滝ふるさと学舎のクラフト体験とキャンドル作り

もうすぐ3月。ずいぶんと春めいてきましたね。
鹿角市の中滝ふるさと学舎(協議会会員)も、廃校となった旧中滝小学校を改修し、
地域住民、行政の様々な想いをのせてスタートしたのが、昨年の4月下旬。一年経つのは早いものです。
この一年、本当にたくさんの方にお越しいただき、四季折々の体験をしていただきました。
きょうは、学舎の中でも人気の高い2つの体験をご紹介します。

❊森のクラフト体験❊
森のクラフト体験 森のクラフト体験
老若男女問わず人気があるのが、森のクラフト体験。学舎周辺の森で拾ってきた枝や木の実を使って、
オリジナルのオブジェを作り、さらにお持ち帰りいただいています!
先日は、盛岡市から20人ほどのお客様が訪れ、体験していただきました。 体験料:ひとり 500円

森のクラフト体験 森のクラフト体験
「子どもの頃に戻ったみたい♪」と言いながら、30分ほどでオリジナルのオブジェを完成させていました。
試行錯誤しながらも、普段はなかなかすることのないこうした遊びを、とても楽しんでいただけたようです。

❊アロマキャンドル&エコキャンドル作り❊
キャンドル作り体験 キャンドル作り体験
そして、女性を中心に楽しんでいただいているのが、アロマキャンドル&エコキャンドル作り
この日、わたしは学舎事務局長の門下朋重さん(左)と一緒に、アロマキャンドル作りに挑戦。
春に向けて桜をイメージしたピンク色に。これもお持ち帰りいただけます。 体験料:1回 1500円

実はこのアロマキャンドル、
来年度からある“商品”の一部として学舎内で売り出す予定なんです。それが…
ラブメロクッキー
ラブメロクッキー

クッキーとジャム、そしてアロマキャンドルを1セットとした商品を、
今回、学舎と鹿角市内の児童生徒のみなさんが協力して開発・試作しました。
これは、鹿角市教育委員会がすすめる小中高校生のキャリア教育事業の実践のひとつで、
児童生徒たちが、鹿角への想いを商品として開発・販売し、その中で「職業」について
考えてもらうというもの。
今回、技術提供というかたちで、学舎の門下朋重さんと奈良敬一さんが協力しています。

ラブメロクッキー
中身は、鹿角市産淡雪こまちを使った米粉クッキーと鹿角市特産マルメロを使ったジャム。
「家族だんらん」をテーマに、アロマキャンドルをともしながら、
秋田杉で作ったスプーンでクッキーにジャムをつけて食べてもらおうというものです。
さらに、秋田杉のカンナくずをクッションに入れ、フタを開けるとふわっと秋田杉の香りがする
という鹿角市さらには秋田県が満載になっている商品です。

※上2つの写真は、鹿角市教育委員の田中喜昭さんにご提供いただきました。
今回の取り組みの様子は、田中さんの
ブログで詳しく紹介されています。

ラブメロお披露目会 ラブメロお披露目会
学舎の門下さんと児童生徒たちは、先日行われたあきた鹿角国体の会場で来場者や選手に販売したり、
その後開催された「全日本学生スキー選手権大会」のウェルカムパーティ(上写真)で、
鹿角市長を含むたくさんの大人の前で商品説明を行い、大きな拍手をいただきました。
国体会場では、用意した試作品50箱がたった20分で完売!
反響の大きさに、門下さんも商品としても力をヒシヒシと感じた様子。
学舎では、このかわいいパッケージをそのままにした販売を予定しています。
販売開始になったら、またここで報告しますね。

ここ数日のあったかさと雨で学舎の雪も溶けだしました。春が待ち遠しい中滝ふるさと学舎です。

                                  県北担当 やっつ

| 2011年2月25日16:15 | 県北情報 | Trackbacks (0)

「石持ち占い」~横岡集落の年中行事~

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 「石持ち占い」とは、上記写真の「男石」・「女石」と呼ばれる一対の平たい石を、片方の手だけでそれぞれ持ち上げ豊作を祈願するもので、にかほ市象潟町の横岡集落内にある稲倉宇賀神社(いなくらうがじんじゃ=下村の稲荷神社)で2月初午(今年は2/7)の夜、子供たちの獅子舞奉納後に集落の男衆(氏子)によって行われる行事です。

この石持ち占い、さてさてどのような結果が出ましたことか…?気になる方は、HPをチェック!
 ★続きはコチラ! 「石持ち占い」~横岡集落の年中行事~

県央地区現地特派員 よどぎみ

| 2011年2月25日14:21 | 県央情報 | Trackbacks (1)

三種町 みたねグルメin森岳温泉

みたねグルメin森岳温泉
2月11日と12日の2日間、三種町森岳温泉街で温泉やグルメ、雪遊びなど冬の三種をまるごと楽しめる
イベント「みたねグルメin森岳温泉」が開催されました。その名の通り、メインはグルメ!
会場には、三種町特産のじゅんさいを使った料理のほか、遠くは青森県からもご当地グルメが大集結!
来場者たちは各地のおいしいものを買いそろえてはおなかいっぱい味わいました。

続きは、「美の国秋田・桃源郷をゆく 田舎まるごと体験」の
「みたねグルメin森岳温泉」をご覧ください。

                                       県北担当 やっつ

| 2011年2月22日15:25 | 県北情報 | Trackbacks (1)

重松の家流、米粉de料理術~農家民宿「重松の家」の米粉料理教室~

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  秋田県では現在、米粉事業への新たな取り組みが始まっています。
 当協議会会員の農家さんでも「米粉の消費」ならぬ「米粉の利用拡大」をもっと身近に考え、楽しく実践しようとしている方々がいます。
 
以前「農土香からのメッセージ~食育と米粉利用への取り組み~(2011年1月 にかほ市) (2011年01月18日)」で、にかほ市にある農家レストラン「農土香」を紹介させていただきましたが、
今回は秋田市グリーン・ツーリズム(太平山観光開発株式会社)の主催で、秋田市にある農家民宿「重松の家」にお邪魔して参りました



「米粉料理」とは…?気になる方は、HPをチェック!
 ★続きはコチラ! 重松の家流、米粉de料理術~農家民宿「重松の家」の米粉料理教室~

県央地区現地特派員 よどぎみ

| 2011年2月21日09:48 | 県央情報 | Trackbacks (1)

八峰町本館地区 おいしいどぶろく仕込み中です!

どぶろくの仕込み
県内には9つのどぶろく特区がありますが、いずれの地域も味はそれぞれ。
(特区:北秋田市、能代市、八峰町、秋田市、仙北市、八郎潟町、由利本荘市、鹿角市、横手市)
みんなが造っているものだからこそ、独自の特色を出そうとみなさんいろいろと考えています。
そんな中で、八峰町八森本館地区の斉藤進さんが目指すのは、ワインのようなどぶろく、なんです♪

冷蔵庫で仕込み中 発酵してます。
去年から始めたどぶろく造りも今年で2年目。仕込みは1月から3月くらいにかけて行います。
冷蔵庫の中では、34リットル(2月中旬現在)のどぶろくが立派なお酒になる日を待っていました。
ステンレスのタンクをちょっと空けてもらうと、中ではプツプツ、プツプツと一生懸命に成長中。
本館の湧水とあきたこまちで造る斉藤さんのどぶろくは、キメが細かく、すっきりとした口当たりが特徴です。

P1230706 斉藤さん
「今年もいいお酒ができましたよ」という斉藤さんのどぶろくですが、現在は非売品。
「自信を持って同じ味を出せるようになるには、少なくても3年はかかる。去年はうまかったけど、
今年は…って一度お客さんに思われると信用がなくなるでしょ。酒造りは本職ではないけど、
物づくりっていうのはそういうものだと俺は思う。人と人との繋がりを大事にしたいんだよ」と斉藤さん。
夢は、ワインのように熟成ができる“一年もののどぶろく”だという。
「人と違うものを造ることで対抗できる。甘くて、辛くて、二日酔いがなくて、いつまでも飲んでいたい、
そんな酒を造りたい。簡単にいえば“楽しく飲める酒”ってことだな(笑)」
将来的にはもっと醸造量を増やしたいという斉藤さん。販売される日が楽しみですね。

❊本館濁酒醸造所(代表 斉藤進) 0185-77-2669
❊協議会会員情報 夕映の館 ※斉藤さんは、本館地区の仲間とともに「夕映の館」を運営しています。

おまけ
岩館地区 冬の日本海
雪ではなく雨が降った、この日の八森。真冬の凍えるような日本海のイメージよりはやや穏やかです。
写真は岩館漁港。昨年2月に八峰町で行われた「漁師料理を楽しむツアー」でもご紹介しています。
タラ鍋やホタテなどの漁師町料理を楽しんだり、温泉、散策、買い物を楽しんだ2日間のリポートです。

しょっつるパスタ 須藤さん
八峰町を訪れたらぜひ立ち寄って欲しいのが、五能線「あきた白神駅」向かいの産直施設「ぶりこ」。
新鮮な海産物が並ぶ店内は、普段見慣れた農産物販売所とはちょっと違った雰囲気があります。
今回紹介するのは、店内の食堂のメニューのひとつ「しょっつるパスタ」(ミニソフトクリーム付きで500円)。
秋田美人の須藤さんが、目の前で手際よく作ってくれました。魚介和風パスタとでもいいましょうか、
醤油ベースにタコやイカの魚介類、インゲン、シイタケなどの野菜も全て「ぶりこ」に出荷されているもの。
仕上げに、八峰町の漁協女性部「ひより会」特製のしょっつるをふりかけています。
はたはた焼饅頭(1個70円)をお土産にどうぞ。

                                        県北担当 やっつ

| 2011年2月18日12:26 | 県北情報 | Trackbacks (1)

第2回あきた食彩まるごと商談会

あきた食彩まるごと商談会
秋田県と地元企業が連携し、食と観光をPRすべく、今月14日、東京都・日本橋にあるロイヤル
パークホテルにて第2回あきた食彩まるごと商談会が開催されました。食と観光のブースに
分かれての商談会でしたが、都心の量販店や企業、マスコミ等の皆様を相手に、自慢の品々を
携えてどちらでも熱いPRが繰り広げられました。


※主催:あきた“食彩”まるごと商談会実行委員会(秋田県、㈱秋田銀行、㈱北都銀行、㈱秋田県物産振興会)

 オープニングセレモニー    GTブース
 オープニングセレモニーでは、華々しくテープカットが行われました。(左から ㈱北都銀行・頭取 斉藤永吉氏、佐竹敬久知事、㈱秋田銀行・頭取 藤原清悦氏、㈱秋田県物産振興会・代表取締役 麥澤博英氏)    私たち、花まるっ協議会も参加してきました。教育旅行の受入団体である陽気な母さんの店田沢湖ふるさとふれあい協議会の2団体と共にPR。
 観光ブース    GTブース
 観光ブースでは県内を8エリアに分け、それぞれの地域の観光資源をPR。    グリーン・ツーリズム(以下GT)のブースには、旅行会社様やマスコミの方を中心にお集まりいただきました。
 陽気な母さんの店    田沢湖ふるさとふれあい協議会
陽気な母さんの店の石垣一子副会長と本田店長とが元気にPR。石垣さんのかすり姿は、私たちGTブースのシンボル的存在でした。    ふるさとふれあい協議会の柏木元太さんも若い力ながら、田沢湖の魅力を発信。県・農山村振興課の吉尾推進監も背中を押します。
 

花まるっ協議会会員も大健闘!
違うブースとはいえ、秋田の魅力・地域の魅力を発信すべく、会場のブースの中には
知ってる顔がちらほら…。みんなで頑張ってきました!

 元気ムラ    元気ムラ
こちらは、秋田元気ムラで商談会に参加した、茄子地人協会(男鹿市)の一員である、こおひい工房珈音の佐藤毅さん(右)。すげ笠づくりを実演し、会場の目を引いていました。    同じく、秋田元気ムラから山内三又集落(横手市)を代表して、農家民宿 三又長右ェ門の高橋篤子さん。水に戻した干しぜんまいを振る舞い、食通のバイヤーの皆さんを唸らせました。
森の駅産直庵アルク    食のブースにいらっしゃったのは、森の駅産直庵 ㈱アルクの千葉文士さん(右)。
仙北市一押しのB級グルメ「神代カレー」をはじめ、山の芋鍋等をPRされていました。
 

明るい笑顔で元気にPR☆出展者の皆様
 元気ムラ    元気ムラ (3)    元気ムラ (4)
 上岩川地域おこし協議会・房住里の会(三種町)から椎茸うどんを持ってきた、工藤英子さん。    茄子地人協会(男鹿市)から福島智哉さんが、クレソンスープをPR。    清流の会・五城目町キイチゴ研究会(五城目町)の皆さんの周りにはいつも人だかりが!
 JA秋田ふるさと    桃豚    米粉
 瑞々しい「ふじ」を並べたのはJA秋田ふるさとの高階さん。    桃豚でお馴染みのポークランドグループの皆さん。   あきた米粉利用促進会議には4団体が共に出展。もっと米粉の需要が高まりますように。
集合写真    
私たち、グリーン・ツーリズムのブースでは、教育旅行をはじめ、一般のお客様のちょっとした旅行プランの選択肢にも成り得る素材を伝えてきました。
来場者の方ももちろん仕事。ですが、会場を出て、わざわざ温かいたい焼きを差し入れして下さる方もいらっしゃいました。お互いに「商談」という仕事の枠を越え、私たちらしい、心に届くような交流を育んでこれたように思います。「まずは、秋田に自分が行ってみたい。」そんな嬉しい言葉を、お土産のようにたくさんいただきました。
この商談会を経て、また大きく秋田の商品が周知されますように。
そして、たくさんの人が「秋田に行きたい。」と思い、足を運んでくれますように。
秋田から向かった多くの団体・企業の皆様と、同じ想いで臨めた商談会でした。

協議会事務局

| 2011年2月17日15:52 | GTのPR, 秋田県全域 | Trackbacks (1)

横手の雪まつり かまくら

横手南小前
いよいよ本番を迎えた、横手市の雪まつり「かまくら」へ足を運びました。
横手南小学校のグラウンドには、児童が一生懸命に作ったミニかまくらがぎっしり。
15日夕方、児童とご父兄によって火が灯され、水神様に手を合わせる姿が見受けられました。
「ペットの○○がおりこうさんに大きくなりますように」「雪見だいふく1年分がほしいです」
こんなかわいらしい水神様への願い事がたくさん見られました。
横手南小 横手南小
小学校ならではの遊び心も見られます。
懐かしさと新鮮さを感じながら、幻想的な世界に飛び込んでみるのもいいですね!
各々のかまくら内にはメッセージが添えられています。どうぞ腰をかけてご覧ください。
かまくら(羽黒町)
(横手市羽黒町)
かまくらは16日まで開催されています。
このブログを読んで、まだ見に行けるという方はぜひ!
かまくらさ入って、温かいあまえこ(甘酒)飲んでたんせ。
横手の子ども達が美味しく餅を焼いてくれますよ。
 詳しくはこちらもご覧ください。16日、17日のぼんでん情報も掲載されています。
 ※横手市観光協会HP

県南担当 けこさん

| 2011年2月16日09:30 | 県南情報 | Trackbacks (1)

元気な農家の新メニュー!「中仙ドンパン焼きそば」

元気な農家・中仙ドンパン焼きそば
大仙市・道の駅なかせん内にある、農家レストラン「元気な農家」に新メニューが登場しました!
その名も、中仙ドンパン焼きそば!!塩味が美味です♪
1日10食限定 650円(サラダバー、漬け物、みそ汁付き)※たまごは+50円。

中仙ドンパン焼きそばは、米粉4割、小麦粉6割で配合した米粉麺を使用。
調理にもひと手間がかけられていて、食材はそれぞれを炒め、最後に絡めるそうです。
こうすることで、さっぱりした食感が残せるんですね。

店員の斎藤さん 店員の中村さん
これは、秋田の中でも有数の米どころである中仙地区にある店舗3店(元気な農家、ちゃんす長野屋、味の平七)で同時スタートした試み。
米粉麺と杜仲豚を使用するのは全店共通にして、その他の食材や味付けはそれぞれのお店によって異なります。
元気な農家では、あっさり塩味に仕上げ、隠し味にしょっつるを少々。

サラダバー こめっこソフト
注文してから焼きそばが出来上がるまで、サラダバー(写真左)をご利用下さいね。
元気な農家(中仙さくらファーム)で作っている水耕栽培のレタスがたっぷり。
手作りドレッシングで召し上がれ!
皆さん、デザートは別腹ですよね♪
煎ったお米がパラパラとトッピングされた、こめっこソフト(250円)(写真右)はいかがですか?

「自分たちで作った野菜を今以上に使い、
試作品を重ねてもっとお店に出していきたい。」

店長の田村由喜子さん。(写真下・右)
中仙ドンパン焼きそばは更にバリエーションが増えていく可能性大!目が離せませんね。

協議会会員情報 元気な農家
大仙市長野字高畑95-1 道の駅なかせん
こめこめプラザ内
電話:0187-56-2002
FAX :0187-57-3011(中仙さくらファーム)
営業時間 11時~15時
※イベント時は休業の場合あり。
(10月~3月は火曜休)
HP  :http://nakasen-sakurafarm.jp/
BLOG:http://nakasensakurafarm.blog82.fc2.com/
twitter:http://twitter.com/sakurafarm
元気な農家の元気なお母さんたち
*中仙ドンパン焼きそばは下記の店舗でもお楽しみいただけます。
ちゃんす長野屋
大仙市長野字柳田178-5
電話:0187-56-3020 FAX:0187-56-3492
味の平七
大仙市鑓見内字石持165-2
電話:0187-56-4558 FAX:0187-56-4616
■県庁食堂
秋田市山王4-1-1(県庁地下1階)
電話:018-860-3581
※県庁食堂でお楽しみいただけるのは2月いっぱいと
なっております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
元気な農家と言えば、道の駅なかせん
こちらで開催されるワクワクなイベントをご紹介します。


DONPANスノキャン(ドンパンの里のスノーキャンドル)
「道の駅なかせん」を参加者の自由なやり方でキャンドルしよう!
雪の壁を掘ってもOK!ミニかまくらを作ってもOK!ペットボトル・紙コップを使ってもOK!
道の駅周辺を、ハートで彩るのも素敵じゃないですか?
この冬の思い出をもう一つ増やしましょう!

と き:2月26日(土)
場 所:道の駅なかせん駐車場
時 間:14時~20時(17時点灯予定)
持参いただくもの:ミニスコップ・ミニバケツなど(あれば、ろうそく、チャッカマン)
<事務局でも、ペットボトル・紙コップ、その他必要な道具は準備しておきますので
飛び入りでも、参加大歓迎です。>
■あっつあつのおしるこの無料サービスありますよ~♪
■17時~20時まで、なんかイベントあるかも~♪

※詳しくはこちらもご覧ください:大仙市中仙観光協会HP

県南担当 けこさん

| 2011年2月12日10:20 | 県南情報 | Trackbacks (1)

秋田の冬は、まつりと鍋!~由利本荘市の裸まいり~

 今週末、秋田県内各地では小正月行事が目白押し!です。
 「秋田のグリーン・ツーリズム総合サイト 美の国秋田桃源郷をゆく」内では、
「熱い!秋田の冬まつり」と題して、秋田の冬まつりを特集していますよ。


 さて、遅ればせながらよどぎみは、2011年1月16日の「新山神社裸まいり」の
様子をカメラに収めるべく、今町公民館からの密着取材を敢行しました。
P1130551
 由利本荘市に古くから伝わる「裸まいり」は、白鉢巻きに白腹巻き、白足袋に草鞋の
出で立ちで「ジョヤサ(除夜叉)、ジョヤサ」のかけ声とともに、町内あるいは会社が1組に
なって、148mの山頂にある新山神社を目指し、身体堅固、家内安全、五穀豊穣などを
祈願するという小正月行事
で、天保(1830~44)の頃、
古くから新山に住んでいた修験者
荒行が姿を変えたものと伝えられています。

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早朝、寒気の中水垢離を取る子どもたち。昔は若い男の奉納といって、一週間酒と水で身を清めたそう。
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由利地域振興局の鳥海まるっと観光振興班の方々も、今町町内会より5名参加!
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願書板を腰にぶら下げ「絶対合格!」とポーズを決めるのは、今年受験生の佐々木君と今野君。
P1130493 今町会館にて、本番前の気合い入れを行ってから、奉納の品を携え、いざ出発!
★奉納の品々★
 ・鏡餅(奉納後半分に分けられ、ひとつは神社に置
  き、残りは縁起物として適当な大きさに切られ、
  奉納金品を提供した町内の人々に配布される
。)
 ・丸餅・みかん・米俵(境内にて、観衆に蒔き餅とし
  使用する(丸餅は、30キロのうち三分の二くら
  いをお宮の前で配り、残り三分の一が町内へ。)

 ・寒鱈(奉納後、捌いて雑っぱ汁にし、直会にて
  分配。)

 ・太鼓(厄年の人に奉納されたもの。)
 ・酒樽(地元酒造店のもの。)
 ・みかん・米だわら(境内にて、観衆に蒔き餅に
  使用するもの。)
 ・酒の入った竹筒(同中の活気揚げ用)
 ・絵馬(今町オリジナル、三浦氏が作成)御幣
P1130497
法螺貝を吹き鳴らしながら町内を一周し、神社へと
向かいます。
P1130513
法螺貝を吹き鳴らしながら、町内を一周し神社へ。
マイナス10℃以下、気持ちがしゃんとして清々しい。
P1130508
4歳の今野湊君は、するめを噛み噛み今年初デビュー!でも一番頑張ったのは、実はお父さんでした(途中疲れてしまった湊くんを肩車してました)。
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P1130525
約200人の男衆が神社を目指し、「ジョヤサ、ジョヤサ」と掛け声を上げながら、奉納品をもって約2キロの参道を駆け上がります
P1130534
 この掛け声の発祥は定かではありませんが、他県に共通した祭りの掛け声のルーツを調べると「身体堅固、家内安全、五穀豊穣などを祈願・奉納する祈願祭なので、ジョヤサ(常屋作・トコシエノスマイツクル/家内安全)なのではないか」と、蘇民祭の本[末武保政著 黒石寺蘇民祭 文化総合出版]では語られています。
P1130538 途中でちょっと一息。
P1130539
P1130540 無事に奉納できますように!
P1130541
P1130550
P1130560
無事に到着!大勢の観客が神社を囲んでいます


P1130585
丸餅は、奉納後半分に分けられ、ひとつは神社に置き、残りは縁起物として適当な大きさに切られ、奉納金・奉納品を提供した町内の人々に配布されます。
P1130568
神社内で、それぞれ祈願します。

P1130544
奉納した鱈は、午後の直会(なおらい)で、鱈鍋として振る舞われます。冬の味覚はやっぱり、何と言っても鍋ですよね!
 地域によって、本当に様々な形態の小正月行事があります。
 しかし、そこに通じるのはやはり「身体堅固、家内安全、五穀豊穣」など、昔から現在まで、
揺るがない人々の願いです。
 皆さまのところでは、どんな小正月行事がありますか?
 
今年は、ぜひ家族や大切な人と、地域の小正月行事に足を運んでみてはいかがでしょう。
 先祖代々受け継がれた行事を見ながら、大地を踏み締めて歩き、ゆっくりと周りの景色を
観察する時間をつくるのも素敵です。

 
現在まで滞りなく繋がっている平和に想いを馳せながら。

県央地区現地特派員 よどぎみ

| 2011年2月10日17:45 | 県央情報 | Trackbacks (1)

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