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2010年10月 のアーカイブ

鹿角市 かづの元気フェスタ&大館 のみの市

協議会でも参加した千秋公園 JAZZ IMPRESSIONなど
県内各地でイベントがてんこ盛りだった9月の三連休。少し遅くなってしまいましたが、
鹿角市と大館市で行われた2つのイベントの様子をご紹介します。
■鹿角市「かづの元気フェスタ」

このイベントは、鹿角市の産業祭と社会福祉協議会のイベントが合体したものだそうで、
市役所周辺の広い敷地には、ところ狭しと福祉団体・施設のブースや鹿角の特産品を販売する
飲食ブースなどが並んでいました。

 
当協議会会員の鹿角市「中滝ふるさと学舎」もスポーツセンター内に出展。
木工体験も出張し、子どもたちが楽しんでいったようです。
学舎事務局長 門下さんと鹿角市の地域おこし協力隊として9月から学舎で働く草彅さん。
木工体験に遊びにくてくれた親子に偶然遭遇。カメラを向けるとポーズをとってくれました!

 
学舎の目の前には小坂高校の生徒がソーラーカーを展示していました。
また、500mを2分で完走できれば北限の桃がひとつもらえるという自転車の体験。
わたしも挑戦しましたが…無理でした。


青春の笑顔。


こちらは、NPO法人鹿角親交会のブースです。

 
ドレスタオルや廃油せっけん(わたしも一つ購入し自宅で使ってみました。
油汚れの落ちが素晴らしいです。)を販売しています。
鹿角親交会は、精神障がい者、その家族、ボランティアが会員となり、
精神障がい者の在宅支援、地域支援を目的として活動するNPO法人です。
鹿角親交会のみなさん(右 事務局の田中恵子さん) 鹿角親交会についてくわしくはこちら

 
また、こちらはNPO法人かづの活動センター 出発の家のブース。
丁寧に手作りされた刺し子の作品がたくさん並んでいます。
出発の家は、在宅の障害者に刺し子などの職業訓練を行い、自立支援を行う団体です。
出発の家についてくわしくはこちら

■大館市「お気に入りだらけの のみの市」

かづの元気フェスタをあとにしたわたしは、その足で大館樹海ドームへ移動。
ドーム敷地内パークセンターで、大館市をはじめとする県北と青森県弘前市の
手作り作家が集まるイベント「お気に入りだらけの のみの市」に行きました。
このイベントを主催しているのがイベント企画グループ「ユニーク」です。


出店の条件は「おしゃれであること」
この場合のおしゃれとは「和でも洋でも作っている人も見ている人も楽しくなるようなもの」
というユニーク代表の虻川道子さん。
「下手でもいい、作品に訴えるような伝えるものがあるのがいい。細かいことは気にしない(笑)」


出店者のレベルがものすごく高いのも、ユニーク主催のイベントの特徴。
それは、虻川さんをはじめユニークスタッフの目が高いからなのはもちろん、
作家さんたちの向上心がものすごいから。
「感性も年齢も個人個人で違う。でも物作りという枠で話がはずむ。
ディスプレイの仕方とか真似したり競争したりして、
お店を出している人たちがどんどんレベルアップしています。」
(左 代表虻川道子さん、右 安達真由美さん)

 
隣同士で店を並べる、小笠原佳奈子さん殿村かよ子さん
殿村さんは、大館市内にbeeという雑貨屋を経営しています。
「宣伝にもなるしお店のお客さん以外の人とも知り合いになれる。
企画してくれる人がいて、出店するだけというのはとても楽ですね。」

今回は、青森県弘前からも出店。
オーガニックコットンを使ったワンピースが人気の「えむの森」のえむさんは、
「弘前のイベントにユニークの方がみえて声をかけてもらった。
弘前のお店には大館からもお客さんもたくさん来てくれるから、今回はその恩返しができればと思って」
とお話ししてくれました。

 
また、一緒に出店していた高橋睦子さんと河田律子さん。
荷物をまとめる紐を巧みに編んだカバンが並んでいました。
8年前小さな喫茶店の一角で4人の作家の個展からはじまったユニークの活動。
今回は44組が参加しています。
イベントを主催するユニークの代表虻川さんは、
「大館でもおしゃれなことができるということ、それが伝われば町も人も元気になるし、
何より自分たちが楽しい(笑)
ここに出店した人たちがプロになったりステップアップしてくれたら、それが一番うれしいでしょうね。
回数を重ねてだいたいイベントも形になってきたかなと思うけど、
来てくれた人にワクワクしてもらえるようにまだまだチャレンジしていきたいと思います。」
と今後の意気込みを語ってくださいました。

 

 
こうしてたくさんの人が集まるイベント会場に伺うと毎回感じることがあります。
それは、自分たちの住んでいる小さな小さなコミュニティをとても大切にして生きる人が
たくさんいるということです。
個性的な作品には、そこに生まれて暮らしてきたその人の人柄が詰まっています。
小さな団体の活動は、ひとりひとりの思いやりで繋がっていました。
こうした小さな点が集まって大きな「秋田」という風土を作りだしている。
そう思うと、分野に関係なく、秋田の未来はそうした「人」によって
本当に支えられているんだと改めて感じることができました。
取材にご協力してくださいましたたくさんの方々に心よりお礼を申し上げます。
                                         県北担当 やっつ

| 2010年10月5日21:01 | 県北情報 | Trackbacks (0)

秋田白神 食の原風景を訪ねる旅!1日目

2日(土)~4日(月)の3日間、
県農山村振興課主催のツアー「秋田白神食の原風景を訪ねる旅」に参加しました。
稲刈りや梨の収穫など農作業を実際に体験しながら、地元の人の話に耳を傾け、
能代市、八峰町、藤里町など白神山地の恵みを享受した農産物で
おなかと心を満たした3日間です。

 1日目 木都能代の歴史と技、そして稲刈り


■旧料亭金勇とJA秋田やまもとグランママシスターズの伝統料理

 
ツアーのスタートは、木都能代を象徴する旧料亭金勇。国の登録有形文化財に指定されています。
天然秋田杉をはじめとする高価な木材を惜しげもなく使用した大変贅沢な作り。
当時、東京から5人の棟梁が呼び寄せられ、25人の大工と20人の人夫によって、
たった3か月で造り上げたというから驚きです。
2階の大広間には1畳と半畳の大きさに切り揃えられ、
かつ艶が増すよう極限まで磨き上げられた天井板が敷き詰められており、訪れた人を魅了します。
その大広間を貸し切っていただく初日の昼食。「食の原風景を訪ねる旅」最初の食事は、
JA秋田やまもと女性部のグランママシスターズによる重箱伝統料理です。
メンバーの一人、小山内さんの自宅で何十年かぶりに出したという家紋入りの重箱に、
三種町の伝統料理が詰まっています(写真一番上)。


JA秋田やまもとグランママシスターズとJA秋田やまもとの職員のみなさん。


■樽富かまた 制作現場見学

グランママシスターズのお料理に満足したあとは、
能代市内で140年以上の歴史をもつ秋田杉桶樽屋「樽富かまた」にお邪魔しました。


お話をしてくださったのは、ご主人の鎌田勇平さん。
「秋田杉の良さは、熱や水分を逃がさないこと。だから開発のしがいがある」そうです。
昭和30年代以降、人々の生活から桶や樽が離れていくなか、
それではいけないと小さなテーブルウェアの開発をはじめました。
地面に置いていたものをテーブルにあげるなんて、という批判も当時はあったそうです。
しかし、どんなに小さな端材でも燃やしてしまうのは好きじゃないという鎌田さんは、
ビールジョッキから小さな箸置きまであらゆるものの制作に挑戦し続けています。
「どんなにちっぽけな材料でも捨てない。日本の食材にはやっぱり木が合うと思う。
木の持つぬくもり、ゆとり、うるおいの中で開発を続けていきたい」とおっしゃっていました。

鎌田さんご夫婦。


■八峰町本館地区 稲刈り体験と茅葺民家

1日目の最後は、八峰町八森本館地区に移動し、夕やけを背景に稲刈りです。


神奈川県から参加した石坂さん(右)と本館地区の斉藤進さん(左)。
刈り方から稲の束を使ったまとめ方まで教えてくださいました。
田植えは経験があったという石坂さんも稲刈りは初めて。
気持ちのいい汗をかいたあとは、軽トラックの荷台に乗ってみたりと
農村の日常の一部を楽しんでいただけたのではないでしょうか。

石坂さんと秋田市から参加した佐藤さんと工藤さん。

稲刈りのあとは、本館集落の入り口に建つ茅葺民家で休憩。

 
いわゆる「がっこちゃっこ」でもてなしていただきました。
家主の斉藤さん(左から2番目)の昔話を伺いながら、
テーブルの上のがっこ(漬物)はみるみるうちに無くなっていきます。
その途中、夕日が日本海に沈んでいくのが家の中から見えました。
雲がかかり沈む瞬間は見れませんでしたが、大きく開け放たれた縁側に座り、
秋の涼しい空気を感じながら夕日をゆっくりと眺める時間。なんとも贅沢なひとときです。


茅葺民家の家主 斉藤さんご家族と稲刈りを教えてくれた斉藤進さん(後列左)


■ 宿泊 農家民宿観海荘

宿泊は、八森いさりび温泉ハタハタ館農家民宿観海荘(協議会会員)に分宿。
わたしは観海荘に宿泊です。タイのあら汁にヒラメ、エビ、サザエのお刺身、ギバサの酢の物!
海の幸が満載の夕食です。「食の原風景を訪ねる旅」のメインはもちろん「食」!
しかもまだ1日目が終わったばかり。2日目、3日目はどんなごちそうに出会えるのか…。
続きはまたのちほど。
                                     県北担当 やっつ
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協議会会員情報 農家民宿観海荘
協議会HP 美の国あきた桃源郷を行く
ツイッター #akita #akita_gt #nosiro #happou でつぶやいています。

| 2010年10月5日16:30 | 県北情報 | Trackbacks (0)

ある日の地張庵。



■地元・川添小学校の社会科見学
 毎年恒例の、川添小学校2年生の社会科見学の受け入れの様子です。
 

「レストランのやりがい、たいへんなこと、いちばんの自信作」などを、ゆっくり丁寧な語り口調で、子どもにも解りやすく解説。
 “ごはんはあきたこまち、じっぱり食っていってけれ”のひとことが書かれた張り紙を見た子どもたち。「おかわり自由?」と、子どもの目が輝き、「うちは農家だから、お米はおかわりしていいんだよ」と、みどりさん。
 

また、隣りの工房で出来たてホカホカの豆乳が振る舞われると、ふだん家では豆乳が飲めないという男の子も、ここの豆乳は「甘くないけど、おいしい。豆の味がする」と言ってぜんぶ飲み干していました。「お~っ!えらいね!」と褒めると、「もう飲めるよ。」と得意げな表情。「変な添加物も入っていないからね。温かいから、おいしいでしょう」とみどりさんもニコニコ。

■和風&洋風つくねの日替わり定食
 隣りの「華ちゃんとうふ工房」で作られた、地元雄和産の大豆をつかった新鮮な豆腐がふんだんにあしらわれたメニュー。ひとつ目が和風、ふたつ目が洋風です。どちらもヘルシーで、栄養のバランスが考えられています。 

豆腐・卯の花入り鶏つくね、白和え、卯の花入りサラダスパゲッティ、かぼちゃの煮物、玉葱のサワー漬け、がっこ、ごはん、冷奴、自家製味噌の味噌汁。



■JA全農あきた「秋田米.com」の収録
 JA全農あきたのホームページ内にある「秋田おかずな旅 飯どろぼう」というコーナーで紹介され、山内みどりさん・石黒由美子さん親子がレストラン自慢のメニューを教えてくれます。サポーターは、コーナー担当のバリトン伊藤さんです。
 



HP内では動画も見られます。10月中旬より公開予定!お楽しみに。

 今回、お豆腐工房「華の豆会」で長く働いたスタッフ・佐藤さんと藤田さんが辞めることとなりました。佐藤さんは「moi」創刊号の表紙を飾り、酒井さんとともにご紹介させていただいた豆腐づくりのエキスパートです。とても残念な気持ちですが、次なるステップを応援しています。
 ほんとうにお疲れ様でした!
 

ハードなお仕事ながら、笑顔で乗り切っている山内みどりさんと、周りをサポートしているスタッフたち。伺うたびに、私も元気をいただいております。
 みなさんも、雄和方面へ行ったら、ぜひ農家レストラン「地張庵」「華ちゃん豆腐」の工房に立ち寄ってみて下さいね!
 写真左:「私も、買ったよ~」(JA食材センターの配送スタッフの娘さん)
 県央担当よどぎみ。
グリーン・ツーリズム推進協議会HP
美の国秋田 桃源郷をゆく
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 《twitter》→ハッシュタグ #akita_gt #greentourism
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(さらに…)

| 2010年10月4日17:36 | 県央情報 | Trackbacks (0)

羽後町 収穫新そばまつりへ!~PR~

        羽後町 収穫新そばまつり開催!
【日時】10月10日(日)
【場所】羽後町活性化センター(羽後町役場隣り)
【時間】午前10時~午後2時
【主催】羽後町収穫新そばまつり実行委員会
【チケット販売・お問合せ】羽後町農林課
              (TEL:0183-62-2111)

◎地元収穫新そば
冷かけ・温かけ2食セット
(同じそばを2杯食べることもできます)
・前売り券 800円
・当日券 1000円
*チケットは限定600枚です。お早めに!

◎イベント内容
1.羽後町満載お楽しみ抽選会
2.そば早食い大会(先着10名当日申込)
3.無料そば打ち体験(午前10時半~先着10名)
4.そば粉購入の方、その場で手打ち(先着8名)
5.そば栽培写真パネル展示
*その他、農産物直売所などいろいろなお店が出店します。

蕎麦どころ、羽後町で秋の新そばを堪能してみてはいかがでしょう?
名店が立ち並ぶ町に繰り出すもよし、
イベントに参加してそば職人の技に酔いしれるもよし。
皆様、どうぞ羽後町に足を運んで、旬の味をお楽しみください。

                                   
                                     県南担当 けこさん
花まるっ協議会HP:美の国あきた 桃源郷をゆく
twitter:#akita_gtで検索してください。

| 2010年10月4日16:45 | 県南情報 | Trackbacks (0)

農家民宿かまどで酪農体験♪

               *農家民宿かまど*
      生保内小学校2学年親子会

残暑厳しい、8月下旬。
仙北市田沢湖にある農家民宿かまどで、地元・生保内小学校2年生の
親子会が行われました。酪農体験をはじめ、盛りだくさんの楽しいメニュー。
大人も子どもも笑顔の絶えない一日となりました。
写真はかまどオーナー・田口幸子さん。
前歯が生えていない子牛の口に、手を!
動物に直接触れ合って、いろんなことを実体験として学んでほしい!
*続きはコチラ
                                   
県南担当 けこさん
花まるっ協議会HP:美の国あきた 桃源郷をゆく
twitter:#akita_gtで検索してください。

| 2010年10月4日14:51 | 県南情報 | Trackbacks (0)

果夢園の梨が食べ頃です!

 グリーン・ツーリズム推進協議会の正会員である「ファーム・イン果夢園」で採れた梨が、ただ今食べ頃ですよ?!


 



先日、潟上市昭和にある「ブルーメッセあきた」に立ち寄ってみると、「ファーム・イン果夢園」の舘岡さんのお名前が入った梨を発見! おいしそうですね?!10月9日~11日までの連休中、「ブルーメッセあきた」では「収穫感謝祭」が開催されます。もちろん、舘岡さん宅の梨も販売されます(試食も予定しています)ので、みなさんも是非一度、食べてみてくださいね?!




 ところで・・・
 先日「ファーム・イン果夢園」が、AKT秋田テレビゆっくり楽しめる新情報番組「がっこ茶っこTV」で紹介されましたが、皆さんはご覧になってくださいましたか?
 イタリア料理研究家ベリッシモ・フランチェスコ・喜広さんより、果夢園のもぎたて新鮮な梨を使ったイタリアンデザートが作られました。
 

上は、「梨のイタリアンタルト」。あえて洋ナシではなく、和梨を使用したことで、独特のしゃきしゃきとした歯触りが楽しめます。
 右は、果夢園のブドウを使用した「ブドウのパンナコッタ」。
 ワイングラスに盛り付けて、見た目にも美味しそう!
 レシピも公開しているので、時間を見つけて作ってみよう。
 

「料理が本職でパティシエではないけれど、基本的なことは全てマスターしていますよ」と、流暢な日本語でお話してくださった、ベリッシモ・フランチェスコ・喜広さん。お母様が秋田ご出身だそうで、秋田(日本)をこよなく愛していると、おっしゃっていました。
 お忙しいでしょうが、また秋田に来てくださいね?。

 

AKTの後藤美菜子アナウンサーと、仲良く打ち合わせする舘岡美果子さん。お疲れ様でした!
 県央担当よどぎみ。
グリーン・ツーリズム推進協議会HP
美の国秋田 桃源郷をゆく
ツイッターでつぶやき検索(akitagtkenouでつぶいてます!)
 《twitter》→ハッシュタグ #akita_gt #greentourism
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| 2010年10月1日10:37 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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