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2010年9月 のアーカイブ

秋田百笑村で考える2

          秋田百笑村子牛に注ぐ愛情


前回の私・けこさんの記事でお伝えしました、「秋田百笑村で牧草運びのお手伝い」
その数日後に、大曲家畜市場にて子牛市場が行われました。
百笑村オーナー・佐々木義実さんの想いにまた一歩近付くべく、
市場に同行させていただきました。


この日の競りに出された牛は
114頭。義実さんが百姓を始めた頃は、毎月300頭ほどの牛が出場していたそう。畜産農家の減少が、明らかに分かる数字です。



義実さんが大切に
育てた牛はコチラ。
名号第67ささよし(雌)
期待育種価(以下3項目)
 枝肉(重量):Aランク
 (ロース芯):Aランク
 サシ(霜降り肉・肉質):
 AHランク
 (Hの表示はランクが更に上)

生後285日で体重323~。
素人の私から見ても、他の子牛と比べてその体格の良さは群を抜いていました。
(「育種価」とは,親から子へ伝わる平均的な遺伝能力のこと。
また、子牛がもっていると期待される育種価を「期待育種価」と言うそうです。)



待機する子牛とオーナーの皆さん。競りが繰り広げられる一瞬が目の前まで迫り、緊張が走ります。



第67ささよしの競り手に汗握る瞬間。金額がどんどん高まったかと思えば、後半は購買者同士に販売者(生産者)も加わっての駆け引きが始まります。



第67ささよし
競売価格は498,000円。
この日の平均価格(雌)が367,303円だったことを考えると、第67ささよしは、誰もが欲しがる上等な牛であったと言えるでしょう。

しかし、義実さんはその価格で牛を売りませんでした。


自家保留した子牛が果たして約50万円分、稼いでくれるか。結果が分かるまで7年以上かかります。(今度は子牛を産ませるため)でも、自分で気に入った牛がいて、その牛を見ると仕事が楽しいよね。そういう牛を俺は揃えています。それだけ、皆、思い入れがあるんだよ。

以前、97万円で売った牛をどうしても家におきたくて、数日後100万円出して買い戻してきたことがあるんだ。でも結局、その牛は俺の期待には応えてくれなかった…。いわゆる赤字でした。でも、経済だけを考えて安い牛をそろえても、その分の気持ちしか仕事に身が入らないような気がする。好きな牛をそろえてロマンを感じたいなぁとね
(笑)」



経済面で仕事を捉えることは大事なことですし、当然です。しかし、それ以上に仕事に対するやりがいを求めるならば、義実さんのような考え方になるのではないでしょうか。義実さんが牛に愛情を注ぐ姿は、この市場だけではなく あの牧草の仕事をしたときから見えていました。あのハードな仕事は生半可な気持ちでは続けられません。

そして、毎日ハードな仕事をこなす義実さんがこんなことも言っていました。
俺は農業が好きだから、この仕事に就いて幸せだよ。
どんなにキツくても、仕事に充実感があるし、全然苦にならない。
こんな幸せな生き方をしていていいのかな、と思う。

秋田百笑村から笑顔が絶えることはありませんね!
義実さん、ありがとうございました。
   
                                      県南担当 けこさん
花まるっ協議会・会員情報
秋田百笑村(代表:佐々木義実)
住所:大仙市大沢郷百笑村一番地(大仙市大沢郷字椒沢130)
TEL&FAX:0187-78-1994
(体験料などはこちらにお問合せください)
HP:秋田百笑村

 花まるっ協議会HP:美の国秋田 桃源郷をゆく
 twitter:#akita_gt #greentourismで検索★

| 2010年9月9日17:27 | 県南情報 | Trackbacks (0)

「フランス鴨&ワインパーティーde・愛」参加者募集中!

 協議会のHPでも度々ご紹介しております東由利グリーン・ツーリズム研究会が企画した「フランス鴨&ワインパーティーde・愛」の参加者募集中です。
 東由利グリーン・ツーリズム研究会がが一押しの東由利特産の「フランス鴨」を使ったおいしい鴨料理、それに「太陽の華」や「高城」などで人気の天鷺ワインも味わえる、出会いを応援するパーティーです。
 司会にはあべ十全さん、あきた結婚支援センター・結婚コーディネーターの皆さんがサポートする中で、なごやかなムードの中で出会いが演出されること間違いなし!
日時:2010年10月9日(土)PM6:30~8:45
会場:有鄰館(東由利老方字台山)
参加費:男性4,000円・女性3,000円
募集人数:独身の男女各25人(20歳以上・学生除く)
 ※本荘・大曲・横手などから送迎を予定。
<申込み方法等>
●参加申込みは、氏名・性別・年齢・住所・電話番号を下記アドレスにメールでお知らせ願います。
※送迎を希望する場合は「○○から送迎希望」を追記。
●応募者が多数の場合は主催者側の厳正な抽選により決定します。
●最少催行人数は男性・女性共各15名で、同名以下の場合は中止します。
●申込期限は平成22年9月24日(金)午後5時とします。
●参加費は当日に集金します。(当日のキャンセルについては料理代のみ負担していただきます)
<申込み・問い合わせ先>
東由利グリーン・ツーリズム研究会(由利本荘市東由利総合支所産業課内)
電話:0184-69-2116(fax:0184-69-2526)
メールアドレス:hyr-sangyo@city.yurihonjo.akita.jp
   申込用紙など、くわしくはこちらから

                       県央地区担当よどぎみ。
グリーン・ツーリズム推進協議会HP 
美の国秋田 桃源郷をゆく
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| 2010年9月8日17:31 | 県央情報 | Trackbacks (0)

秋田・白神 食の原風景を訪ねる旅(22年10月2、3、4日) 参加者募集!

秋田・白神 食の原風景を訪ねる旅


ぶなの原生林、農家・漁家ランチ、白神こだま酵母でつづる秋の味覚3日間3日間、食べて遊んでまた食べて!
最終日には「はらいっぺであどはらねっ!
               (おなかがいっぱいで、もうどうにもこうにも入りません の意)
って絶対言うと思います☆おなかすかせて来てくださいね(^^)
日   程  22年10月2日(土)?4日(月)
旅行代金  21600~27800円
募集人数  先着25名様限定
                ※お申し込み期限は9月27日(月)です。
問い合わせ・申し込み 国内旅行業務取扱管理者 木村直人
                          電話 0185?89?2323 
                          FAX 0185?54?1111        
※詳細についてはこちらをごらんください。
【旅行企画】 秋田県農林水産部農山村振興課、共同組合秋田県旅行業協会
【旅行実施】 能代観光株式会社
 
                                     県北担当 やっつ 

| 2010年9月8日16:57 | 県北情報 | Trackbacks (0)

いい汗かいたね!2010じゃがいも掘り体験~東由利グリーン・ツーリズム研究会~

 

東由利グリーン・ツーリズム研究会(金子拓雄代表)が主催の恒例行事「じゃがいも掘り体験」が、2010年8月8日東由利老方のグリーン・ツーリズム体験農園で行われました。
 会場となった農園は、朝からの絶好の晴天に恵まれ、多くの参加者でにぎやかな収穫体験となりました。
 体験があるたびに、出逢える喜び。農業体験は、人と人とをつなぐ場としても広がっています。 
詳しくは、こちらをご覧ください!
                       県央地区特派員よどぎみ。
グリーン・ツーリズム推進協議会HP 
美の国秋田 桃源郷をゆく
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| 2010年9月8日11:01 | 県央情報 | Trackbacks (0)

2010秋田県中山間ふるさと水と土 現地見学会in男鹿



先週土曜日(9月4日)、
男鹿市で「2010秋田県中山間ふるさと水と土 現地見学会in男鹿」が開かれました。
秋田県中山間ふるさと水と土 現地見学会とは、
2004年から県農山村振興課が中心となって毎年開いているもので、
今回で7回目を迎えます。
秋田県の中山間地域等の農業・農村が有する自然・景観、伝統文化・芸能、郷土食などの地域資源の魅力について、広く関心を持ってもらい、農地や土地改良施設などの保全・利活用にかかわる地域住民活動への参加を促進することを目的に開催されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここでは、全日程で訪れた場所を、順番にご紹介します。
盛りだくさんの一日でしたので、少々長くなりますがお付き合いくださいマセ。
■南部排水機場
まずはじめに訪れたのは、
大潟村にある南部排水機場。
ここは、およそ半世紀前に
干拓され誕生した大潟村の
巨大な排水施設
(南部と北部があります)。
大潟村の土地は、周囲を囲む
八郎湖の残存湖の水位よりも
低いところに位置しています。
そのため、家庭や農業排水を
自力で干拓地外へ流し出す
ことが難しいのです。
この施設は、
そうした村内で排水された水を
巨大なポンプで吸い上げ、
調整池へ送り出す仕事を
しています。
この施設がないと
大潟村は水が溜まり
水没してしまうんですね。
年中無休のフル稼働。
■滝の頭湧水と円形分水工
大潟村から車で15分くらい。
男鹿市寒風山のふもとの
「滝の頭(たきのがしら)
湧水」へ到着です。
くせが無く軽い舌触りの
名水を求め、
この日も多くの人が
水を汲みに来ていました。
寒風山から流れ出る滝の頭湧水は、
男鹿市内の飲料水や農業用水として使われる生活に必要不可欠な清水。
昭和30年代に設置されたというこの円形分水工は、
大事な水を男鹿五里合、旧若美渡部などの周辺集落へ均等に分けるためのものです。

■五里合 中石梨畑
男鹿市五里合中石は、県内随一の和梨生産地。
JA秋田みなみ果樹部会 部会長 鈴木作雄さんの果樹園でひと休みです。
「おいしい梨の見分け方は?」という質問に
鈴木さん(左写真)は、
「産地で見分ければ
間違いありません。
男鹿と書いていたら
間違いなくおいしい梨です。」とのセールストーク。
さすがです。
畑では、
果樹農家の女性たちでつくる
梨フレッシュレディー’sの
試食・即売会も。
今回は収穫時期よりも
少し早いということで、
今年産の梨を味わうことは
できませんでしたが、
お母さんたちが作った
梨の缶詰の試食があり、
みなさんお買い上げです。
梨(リ)フレッシュレディー’s(ス)のみなさん。
JA秋田みなみ主催の
「男鹿梨まつり」10月10日(日)に
開かれます。
梨の即売会、試食会など
梨づくしの一日。
秋田美人が待ってますよ♪
みなさんお越しください。
■旧五里合中学校昼食は、廃校になった旧五里合中学校の体育館で。
なまはげ直売所の
お母さんたちが、
男鹿の郷土料理
「あんぷらもち」
ごちそうしてくれました。
こちらも美人ぞろい。
なまはげ直売所は、
男鹿市なまはげロード沿い
(GAOに行く途中)に
あります。
あんぷらとは
男鹿の言葉でジャガイモ。
すりおろしたジャガイモを
さらしで絞り、
絞りかすと絞り汁に沈殿した
でんぷんとを合わせて
練り上げる。
これがあんぷらもち。
おっきい白玉とでも
いいましょうか。
お米の代用だったジャガイモを、飽きなく食べ続けるための先人の知恵ですね。
食事のあとは、
五里合の
琴川すげ笠づくり伝承同好会
(三浦猪吉会長)による
伝統技術の披露です。
近年、
若者の力によって
再び脚光を浴びている
琴川のすげ笠作り。
(詳しくはこちら。)
笠の表面に縫われる
キレイなすげの選別を
していたおばあちゃんは、
「だがら、じぶんがたも
まげでらんねんだ。
(だから、自分たちも
負けていられないんだ)。」と
言って笑っていました。
■八望台(男鹿市北浦)
平成19年、男鹿市北浦にある一の目潟が国の天然記念物に指定されました。
マールと呼ばれる特殊な地形をもつ火山湖で、
一の目潟のほか、二の目潟(写真手前の湖)と三の目潟があります。
旧五里合中から車で15分くらい。八望台からは3つの湖と戸賀湾が一望できます。
前日の台風で
天気が心配されたこの日
でしたが、適度に風の吹く
まさしく絶好の行楽日和。
八望台からの絶景に
参加者の女性も
「いろいろ旅をしたけれど、
こんなすばらしい景色は
見たことがない!」と
少々興奮気味の様子。
たしかに、いつまでもそこで景色を眺めていたい、そんな時間でした。
■なまはげ大橋から望む安全寺集落の棚田
見学会はまだまだ続きます。次は名物なまはげ大橋から観た北浦安全寺の棚田です。
安全寺集落など
北浦地域の歴史に詳しい
安田善太郎さん。
安全寺老人クラブの
会長さんでもあります。
丁寧に分かりやすく
説明してくださいました。
「むかし、船が故障でもない天気のせいでもないのに動かなくなったことがあった。
それで、山にある神社を見に行ったら祠が壊れて御神体が雨ざらしになってた。
これは、山から里に神様が下りたいってことなんだべな、って村人は里に下ろしたわけ。」
安田さんの話からは、安全寺の人たちがいかに海や山、神様を大切にしてきたのか、
その優しさと強さを感じることができました。
また、菅江真澄など
男鹿の歴史に詳しい
山本次夫さんのお話も。
「みなさん見てください!
ここには海がある、
山がある、田んぼがある!!
これをどうにかして
活かしていかなくては!」
山本さんの熱の入ったお話に
参加者もうんうんと
大きくうなずいてました。
■大龍寺とコントラバス演奏会
見学会の最後は、男鹿市船川大龍寺でコントラバスの演奏を聴きます。
大龍寺は、船川の高台に建つ大変立派な寺で、
「秋田にこんなお寺があるなんて。」とみなさん驚いていたようです。
日が陰り、
少し秋の気配を感じる夕方。
ツアーの締めくくりは
コントラバスの演奏会です。
奏者は、
地元五里合琴川で
喫茶店「珈音」を経営しながら
先述の琴川すげ笠つくりの
伝承に力を注ぐ
佐藤毅さん。
こおひい工房 珈音は、
協議会会員でもあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨年横手市平鹿で行われた現地見学会で参加した旧大森町塚須沢集落は、
今年春から棚田のオーナー制度をはじめました(その様子はこちらから)。
この現地見学会で多くの県内の人の目に自分たちの活動が触れることで、
価値を再認識し活力を養った結果かもしれません。
今回も地域のために活躍するたくさんの人に出会いました。
ここから何かが始まれば。そして参加者の方々が男鹿の応援団になってくれたら!
そんな期待を持った一日でした。
                         

| 2010年9月7日20:10 | 県央情報 | Trackbacks (0)

秋田百笑村で考える1

       秋田百笑村で、牧草運びのお手伝い強く焼きつけるような日差しが続く、8月。
秋田百笑村の村長こと、佐々木義実さんから連絡を頂きました。
楽しい牧草の仕事があるよ。2kgは痩せるなあ。
 きつくて一度手伝いに来た人は二度と来ないけど…

2kg痩せる!? その言葉に安易に魅力を感じた私は、義実さんが口にした
後半の言葉を半分聞き流し、「手伝いに行きます!」とお返事しました。
覚悟は多少していたものの、特派員になって以来、最も過酷な農作業となるとは…。
義実さんは、米の生産者であると共に、畜産農家でもあります。
主に飼料として利用するため、牧草の収穫が必須。
1束10~15kgの牧草を、初夏から秋のこの時期にかけて約4000束作ります。

牧草に水分を含ませないようにするため、炎天下での作業。
はじめに、義実さんがトラクターで3日ほど前に刈った牧草を集草していきます。刈ってから集草するまでに、毎日午前と午後に草をひっくり返す作業もこなすそうです。

そして、集草した牧草の跡を、更にけん引用トラクターが走り、その後ろから束になった牧草が出てきます。
これらを広い牧草地の数か所にまとめる作業をお手伝いしました。まずは義実さんがお手本を。

トラクターを運転するのは、
義実さんの奥様・京子さん。
ひだまりファームのヒッキーと私で今回のお手伝いをしました。
(写真提供:秋田百笑村)

遠くでは、同じ畜産農家だったというお父さん、お母さんたちも、せっせとお手伝い。
家の母ちゃんと二人だけだったら、出来ない仕事だ。」と義実さんは言います。この作業の大変さを重々承知の上で手伝いに来てくれる、百笑村にとって、
なくてはならない仲間たち

まとめた牧草を軽トラックに積み上げると、これほどの量に!牧草が落ちないようにロープで束ねる作業は、まさに職人技。
待ちに待った休憩…♪
牧草に腰かけ、義実さんと京子さんが用意してくれた飲み物やかき氷などに心から感謝。
この時ようやく、乾いた牧草の心地よい香りや青空の下に広がる美しい景色に気付きました。大袈裟ではなく、作業中は何かを考える余裕がなかったのです…。

エネルギーを体いっぱいに取り込んだら、再び気持ちを切り替え、
同じ作業に戻ります。土混じりの汗を流し、その汗を拭う暇もないほど、ひたすらに。
しかし、必死になって作業する私たちの目を奪ったものがありました。
太陽が傾き始め、作業に拍車がかかる私たちに思いがけないプレゼント。
まるで、ご褒美のような美しい夕焼け。
この日 収穫した牧草の束は、700を超えました。
「キツい、辛い」
そんな感想が出なかったと言えばウソになります。
でも、その感想を簡単に払拭できるほど、最後はやり遂げた達成感で満たされました。
同じ作業に取り組むみんなで支え合い、「まだいける、大丈夫。」と自分自身を奮い立たせて得られた達成感。農業体験にやってきた子ども達が、身につけて帰る物の一つは、こういった自信なのかもしれませんね。
そして、農家の皆さんに感謝せずにはいられなくなる気持ち。
私たちよりずっと年上の方々が汗を流して農業に励み、引っ張っている現実。
10年後、20年後はどうなっているんだろう?という目を背けられない問題。
考えるきっかけをくれた今回お世話になったお父さん、お母さんたちに感謝し、
決して忘れないよう、何度も思い出せる引き出しにしまっておこう。
次回は引き続き、秋田百笑村の黒毛和牛に関する記事をお伝えします。
                                      県南担当 けこさん
花まるっ協議会HP:美の国秋田 桃源郷をゆく
twitter:#akita_gt #greentourismで検索ください。

| 2010年9月6日16:49 | 県南情報 | Trackbacks (0)

能代西高校 ひまわり畑


県立能代西高校のひまわり畑がと~ってもステキです!


2005年 県の補助事業を受けて始まった6アールのひまわり畑。
現在は高校の総合実習の授業の中で、生徒たちが土寄せ、種まき、除草などから
一般公開終了までの管理をしています。


ひまわりの種まきが行われたのは6月下旬。
夏休み明けの幼稚園児や小学校の児童たちが遊びに来れるよう
開花をその夏の終わりなるように毎年植えているのだそうです。

 
高校に申し込みがあるだけで今年は1000人以上の子どもたちが来ています。
昨年は700人だそうなので、年々人気が高まっている様子。
「だからやめられなくって(笑)」と高校の先生が冗談でおっしゃるほど、毎年楽しみにしている子どもたちが多いのでしょうね。
高校に申し込んでから来る幼稚園などのほかに、市内の老人福祉施設のお年寄りたちや親子連れが
お散歩がてらひっきりなしにこの見事なひまわり畑を見にやって来ています。


ひまわり畑にはこんな迷路が手作りされています。


中はこんな感じ。ゆっくり歩いても5分くらいでしょうか。


迷路の入り口にはこんなのがあって…


中にはこんな木の実や枝を使った木材加工の作品が。
農業クラブの生徒たちが作って展示しているそうです。
ひまわり畑を見に来た人に楽しんでもらいたいという
生徒たちの優しさともてなしの気持ちが伝わってきます。


迷路の入り口の看板に書いてある「あなたのそばにあるしろいはなは なんのたべものになりますか」という
質問の白い花はこれ。さて、なんの花でしょうか。


今年はこの暑さで例年よりも開花時期が短くなっているようです。
すでに満開の見頃は過ぎているので、出来るだけ早く見に来てくださいね。
詳しくは能代西高校まで。
電話 0185-52-3218お越しの際は帽子、水など熱中症対策をお忘れなく!

                                  県北担当 やっつ

| 2010年9月3日18:44 | 県北情報 | Trackbacks (0)

虎毛山に登ろう!―湯沢市秋の宮―

秋田・秋の宮温泉郷
雲上のオアシス~標高1,433M~

虎毛山 開山80年記念
  虎毛山に登ろう!

山肌を走る幾筋もの沢が、虎の縞模様に見えることから
その名がつけられた 虎毛山登山の日(10月3日)に、
そんな秋の虎毛山登山に参加してみませんか?
秋登山で爽やかな汗を流しつつ、虎毛山頂で見られる紅葉の美しさの虜と
なるかもしれませんよ。
ぜひ、阪神タイガースファンの方々が愛する山、虎の聖地へ!


【期 日】 平成22年10月3日(日)
【日 程】 集合6:00(旧秋の宮スキー場駐車場)受付開始
      解散予定15:00
      ※なお、登山前夜に交流会を予定しています。
       詳しくは事務局(TEL/FAX 0183-56-2808)まで
【募集人数】 先着80名
【募集期間】 ●秋の宮温泉郷に宿泊して参加される方
        <募集中>平成22年9月12日(日)
        ※宿泊はお客様ご自身で各宿へお願いします。
        ●当日参加の方
         平成22年9月13日(月)~平成22年9月17日(金)
        ※ただし、上記の期間に係らず定員となった時点で締切。
【申込方法】 FAXでの受付(郵送・電話での申込みは出来ません)
        所定のFAX用紙にもれなく記入。(こちらにアクセス下さい)
       その後、FAX:0183-56-2808までお願いいたします
【参加費】 1,500円(おにぎり2個、保険代、入浴券、記念品)
【特 典】 秋の宮温泉郷に宿泊し、秋登山へ参加される方は
      「山開き参加費1,500円」が無料になります。
       各宿へお問い合わせお申込み下さい。
【前夜祭】 前夜交流会 10月2日(土)19:00~ 自然保養村管理センターにて
主催:虎毛山開山80年祭実行委員会、秋の宮温泉郷イメージアップ推進協議会
共済:秋の宮温泉組合
後援:秋田県、湯沢市、秋田魁新報社
※詳しくはこちらにアクセス↓↓!
 虎毛山に登山に行こう!開山80年記念「山開き」
                                    県南担当 けこさん
秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会HP:美の国秋田 桃源郷をゆく
twitter:#akita_gt #greentourismで検索下さい。

(さらに…)

| 2010年9月3日16:12 | 県南情報 | Trackbacks (0)

北秋田市(旧合川)ほっと・駅かたるべ 料理教室はじめます。

北秋田市(旧合川)に今年5月オープンした
農家レストラン「ほっと・駅 かたるべ」料理教室をはじめます!
メニューはこの写真のようなごくごく普通の家庭料理の定食。
イタリアンや中華など決してプロの味ではないけど、
間違いなく“ほっと”するおふくろの味をこの機会にぜひ覚えてみませんか?
ほっと・駅 かたるべ きてみるday!
            ***料理の日***

【日付】 毎月 第4土曜日(今月は25日)  
【時間】 10時~12時
【場所】 ほっと・駅 かたるべ (北秋田市川井字鳥屋沢34?1)
【料金】 800円(昼食:定食とコーヒー 付き)
この料理教室は、みなさんが想像するものとはちょっと違います


まず定食のメニューは
その日採れた野菜次第!
決まりはありません。
そして、調理をするのは
かたるべのお母さんたちだけ
参加者は、その様子を
メモ帳片手に見ながら
ちょっとしたコツや工夫を
教わります!



技術ではなく、お母さんたちの美味しさの秘訣を教わる料理教室なんです。作ってみたいけどいまいちよく分からない、作ってもうまくいかない…
そういう、ちゃんとした主婦の味を学びたい!って人にはもってこいですね♪
だって、本当に知りたいことって、茹でる前のひと工夫とかあの“かくし味”の正体かも。
ここでは、お母さんたちがこれまでの人生経験の中で培ってきた
「主婦のコツ」を余すとこなく教えちゃいますっ!!!
興味のある方はほっと・駅 かたるべまでご連絡ください。
【申し込み】 ほっと・駅 かたるべ 電話0186-78-2484 
       ※前日までにご連絡ください。定員は10名程度です。
             ***お知らせ***
「ほっと・駅 かたるべ きてみるday!」には、料理の日の他にこんな日があります。
手芸の日 毎月第3水曜 13時~15時 ※要予約 今月は編み物です。 
カレーの日 毎月10日、20日(休日の場合は翌営業日)
麺の日 毎月15日、25日(休日の場合は翌営業日)
お友達を誘ってぜひご参加ください!
                                        県北担当 やっつ
★協議会会員情報★
 ほっと・駅 かたるべ 
  住所 北秋田市川井字鳥屋沢34?1 電話/FAX:0186-78-2484
  定休日 毎週土曜日、日曜日

(さらに…)

| 2010年9月2日22:28 | 県北情報 | Trackbacks (0)

地域を発信!~秋田元気ムラ商談会~



 「秋田元気ムラ商談会」が本日、アキタパークホテルを会場に行われました。
 これは集落と応援団との協働活動を通じ、双方の良さを生かしながら集落の元気づくりを応援するとして設けた商談会です。

 茄子・オクラ・枝豆など自慢の朝採り野菜とキイチゴジュースの試食や・・・

 杉沢地区で採れた山菜「ミズ」や、「ミズのこぶ」の販売・・・

 早朝作ったばかりのお菓子類などの試食が、惜しげもなく提供されていました。
 

写真は、「清流の会・五城目町キイチゴ研究会」のみなさん。

 また、「ものづくり展in旧五里合中学校」でもお世話になった、「茄子地人協会(秋田で暮らす20代~30代の若者15名で構成された団体で、農家をはじめ画家や料理人、音楽家や記者など、それぞれの生業を地域の活性化と結びつけようと活動をしている団体)」の皆さんも出展されていました。

 もちろんそこには、「こおひい工房 珈音」の佐藤毅さんもおりました。
 (先日、当協議会の会員になっていただいたばかりです。後日、グリーン・ツーリズム推進協議会HP美の国秋田 桃源郷をゆく内で、正式にご紹介いたします!)

 琴川の佐藤安延さんは、「(佐藤)毅くんは、おらほの本家の跡取り。五里合でこうして先さ立って頑張ってくれてて頼もしな?」と、笑顔。
 

佐藤毅さんとともにすげ笠づくりの実演されていたのは、琴川すげ笠づくり伝承同好会会長の、三浦猪吉さん(琴川老人クラブ会長兼任)。
 県内地域の中でも丁寧なつくりが特徴的な五里合のすげ笠は、300年以上の歴史があるとされており、そのすげ笠づくりの技術は男鹿市指定の無形文化財となっています。
 「今だば、こへる人いねぐなって貴重になってきたども、昔はすげ笠は使い捨てが当だりめだった。ようは、田植えだの畑だの行って泥どろじぐなって汚れっべ?消耗品だったのよ。」と、三浦さんは商談者らに説明をしていました。


左より三浦猪吉さん、佐藤安延さん、鮪川の成田義則さん、佐藤毅さん、鎌田展禎さん。

 にかほ市の「冬師集落伝統細工製作グループ」の皆さんがつくった草鞋(わらじ)と草履(ぞうり)。
 他に蓑(みの)があり、「試着できます」とありました。
 首都圏のファッションショーとかでやったら面白そうだな、と思ったり。


 あ、それから県南担当のけこさんが総力をあげて紹介している「横手市 山内三又集落」の三又営農生産組合組合長・石沢英夫さん(左)と、「旬菜館ベジトピア」の佐藤清彦さんもみえていましたよ!
 ご自慢の山内にんじんはもちろん、トマト、いぶりがっこ等の加工品も、きれいな「赤色」が、ひときわ目に鮮やかでした。
 地域の伝統文化や特産品の良さってほんとうは、地域の人がいちばんわかっているはずなんです。
 それをもう一度見つめ直して、秋田県内はもちろん県外にも売り込んでいくキッカケになればと思いました。
                   県央地区特派員よどぎみ。
グリーン・ツーリズム推進協議会HP 
美の国秋田 桃源郷をゆく
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| 2010年9月2日18:36 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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