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2010年5月 のアーカイブ

鹿角市大湯 ユミおばあちゃんのチューリップ畑


「わたしね、毎朝畑に来て、おはようございますってお花に言うんです。
雨が降ってれば、雨ですけど頑張ってくださいねって。
きょうはね、いいお天気ですねって言いました。」

晴天の青空の下、およそ20アールの畑一面に咲き誇るチューリップ。
通りすがる人々は車を停め、その美しさかわいらしさに目も心も奪われて、
この心優しいささやかな贈り物を心豊かに享受する。


贈り物の主は工藤ユミさん(85)
小柄な身体で一本一本丁寧に育てあげ、毎年多くの人に幸せのお裾分けをしています。

■ニンニク畑をチューリップ畑に

鹿角市十和田大湯字一本木。
ユミおばあちゃんがもともとニンニク畑だったところに
チューリップを植え始めたのは、今から10年ほど前のことです。
畑の片隅から少しずつ植えたチューリップは、次第にその数を増やし、
今では種類の数も植えた本数も数え切れないほどになりました。


花輪で生まれ育って19歳で大湯にお嫁さんに来たユミおばあちゃん。
おじいちゃんと一緒にニンニク農家として家族を支えてきました。
しかし、価格の下落と高齢化、息子は教師の道を歩み跡継ぎはなく、
10年前、ニンニク栽培を続けることを諦めました。
その長年連れ添ったおじいちゃんも5年ほどまえに他界。
今は家族に支えられながら、大好きなチューリップを植え続けています。
「チューリップのいいところはね、種類とか関係なく一斉に咲くところです。
まるでね、さぁみなさん、咲きますよ
~って言ってるみたいなんです。」

■訪れる人の存在
地元新聞に紹介されたり、口コミで広がったり。
毎年ユミおばあちゃんのチューリップをたくさんの人が見に来ます。

何年も通って来てくれる人や一日に何回も足を運んでくれる人もいるのだそうです。
「その人はね、この畑を見たことないっていう人に会う度に連れて来てくるものだから
一日に2回も3回も来るんですよ。おかしいでしょ(笑)。
でもね、嬉しいです。せっかく植えても見てくれる人もいなければ寂しいですよ。
あと何年続けられるか分からないけど、できるうちは、ね。」

■自分のためのチューリップ畑
「この畑はね、自分のためです。
この畑を見ていると、昔の辛かったことや今の心配事なんか
全部なくなってしまいます。だから今は本当に幸せです。」


農家のお嫁さんとして、そして母親として一生懸命生きてきたユミおばあちゃん。
おじいちゃんとはお見合い結婚で嫁ぐまでは顔も見たことがなかったのだそうです。
「そういうことはよくあったんです。」とユミおばあちゃんは言います。
戦争を経験し、農家としても事業を大きくしながら子どもを育て、
そうして育てた一人息子を当時では珍しい東京の大学に送り出しました。
「この畑を見るとみなさん大変でしょうって言うけれど、大変だなんて思ったことはないです。
戦争や昔のことを思えばどんなことも苦労なんかじゃないの。」

■今が幸せ

ユミおばあちゃんの一番好きなチューリップは紫色のお花です。
赤やピンクのお花が多い中で紫色は少数派。
でもそこがいいの、とユミおばあちゃんは目を細めながら言います。


畑の奥で小さな黄色い野菜箱に腰をかけ、チューリップを見にやって来る
人たちを出迎えて、時には一緒に語らいながら大好きな春の時間を過ごすユミおばあちゃん。
ユミおばあちゃんの隣に腰をかけると、その目線はチューリップの背丈と同じくらいになって、
その彩の中に優しく包まれているかのような心持ちになってきます。
「冬の吹雪の時でも、あぁ、今はこんな景色だけど、
春になったらここはお花でいっぱいになるんだなぁって思ってね、
嬉しくなるんです。気持ちが穏やかになって、春が楽しみになります。
だから今がほんっとうに幸せです。」

穏やかでありながら意思強い声で「幸せ」と話すユミおばあちゃんは、
春の日差しを浴びて気持ちよさそうに風に揺れるチューリップたちを
そのまっすぐな瞳で見つめていました。


「ねぇおばあちゃん、毎朝お花に話かけると、お花はなんて答えるの?」
「うふふ、ありがとうございますって言いますよ。」
                                 県北担当 やっつ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
場所 秋田県鹿角市大湯字一本木(大湯ストーンサークルの近く) 
       畑の向かいに駐車場あり

| 2010年5月19日01:54 | 県北情報 | Trackbacks (0)

あきた体験農園~サツマイモ栽培~


 昨日は朝からの好天に恵まれ、田畑での作業日和。 以前、ブログ内で告知していた仁井田の体験農園で、サツマイモの栽培があると聞き、さっそく畑へ~?。
 
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

今回作付したのは、気候的に秋田県が栽培の北限といわれているベニアズマです(土壌的には北海道とかでも可能ではありますが)。
 

上に撒かれている粉は、籾殻を蒸し焼きにした「燻炭(くんたん)」で、水はけや通気性の良いよい土壌づくり・酸度調整を合わせた土地改良に必要なのだそうです。主に根菜などは燻炭、葉物・実物には「窒素・リン酸」が撒かれます。
 

約300本の苗を、約40cmの間隔で50本ずつ6棟分植えて行くのですが、その前に!「土盛り」が待っています。「サツマイモは本来砂地での栽培。地下水が高いのと水路が浅いことで、畑に水が染み出してきている。土盛りしないとならないのが難点」と、県土地連の熊谷氏。確かに、長靴がはまってしまい、足が抜けない程のぬかるみ。しかも深く根付いたヨシの根が固く、掘り起こすのも一苦労。
 
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

しかし熊谷さんは「長年人の手が加わっていなかったところを開墾するのだから、最初はうまくいかないこともある。失敗を恐れず、体験することが肝要」と言います。
 

また、体験農園の理事長でもあるFM椿台の黒崎社長も、自ら泥だらけになって畑を耕していました。
 

率先して作業をする中には70歳以上の参加者もおり、皆さんのタフさには脱帽するばかり。黒崎氏が引き連れてきた「エフエム椿台自転車倶楽部」の仲間たちです(エフエム椿台営農倶楽部?!)。
 「見ると実際体験するとでは大違い!でも、20年もほっとかれた土地を開墾することにロマンがある。それが(今後も続けていこうという)モチベーションになっている」と黒崎氏。そうか。皆は重労働の中にも意味を見いだし、積極的に動いている。何より、「楽しい」と思っているんだ。よどぎみも、負けちゃいられないな~と、取材を通して元気をいただきました。
 
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 来週5/23(日)は、「あきた香り五葉(ごよう)」という枝豆が植えられます。甘味が強く、風味が絶品の「五葉豆」の遺伝子を引き継いだ品種で、秋田県の奨励品種となっています。
 

先週5/2(日)はジャガイモを(男爵・メークイン・北あかりを約三等分に)作付したもよう。
 サツマイモと同じく6棟分あります。収穫は7月20日(火)の予定です。もう、あちこちで芽が出ていました。

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 参加者の「サバの味噌煮?♪」の掛け声で、笑顔の記念撮影となりました。
 

収穫は大好き♪9月下旬~10月上旬のサツマイモの収穫が待ち遠しい県央担当よどぎみでした。

| 2010年5月17日12:05 | 県央情報 | Trackbacks (0)

勝平神社地口絵灯篭祭~宵宮の様子~

 

5月12日、秋田市保戸野にある勝平神社で行われる、「地口絵灯篭祭」の宵宮。地口(じぐち)とは、成句・諺など発音が似通った語句を当てる言語遊戯で、その年の時事や世情を、地口に合った挿絵とともに表しています。
 

これら約100個もの絵灯篭を毎年奉納しているのは、勝平神社の氏子でもあり、町内にお住まいの神尾忠雄氏。お話を伺いたかったのですが、宵宮の後すぐに直会に入ってしまったので断念。でも、彼の云わんとすることは、これらの灯篭を見るとよく解ります。
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「大津波備えあれども危機持たず」、「豊かさやつまづくブレーキ建て直せ」、「雁の早立ち焦る白鳥」、「また一羽平和の鳩が飛んで逝く(憲法第九条の札を持って飛び立つ、政治家の顔をした鳩の絵)」など、現代の世情や自然界への警鐘を鳴らす地口もありますが、
 

「祭りと煮干し良くだしが出る」、「つぶのつぶ焼きツイッター(焼かれているつぶ貝の絵)」、「餅ついて地球から来る客を待つ(餅つき月うさぎと宇宙船の絵)」などユニークな地口もあり、巧妙だなぁと思いました。
 

あ、そうそう「アイリスに引かれ秋田へアンニョンハセヨ」もありましたよ~。
 

また、家々の軒下などには保戸野鉄砲町子ども会の地口絵灯篭も飾っており、「母さんは我が家の元気な仕分け人」などは場面が想像できて、ちょっと笑えました。

   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

神事では、三皇熊野神社の権禰宜さんの巫女舞「四方拝」を見ることができました。神主さんが巫女舞いを奉納するのは、初めて見ました。
  

翌13日は「浦安の舞」の奉納があったようです。
 皆と一緒に、ちゃっかりお祓いをしてもらったよどぎみでした。

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勝平神社は大同二年(807年)、坂上田村麻呂が勧請したと伝えられ、かつては勝平山(現在のはまなすトンネル@国道7号線上)にあったそうです。
 

明治19年の大火の際にこの地にあった秋葉神社と合祀、現在の姿になったそうです(境内内「勝平神社の御由緒」による)。現在は三皇熊野神社の兼務社(宮司が管理する別宮)となっています。

 

来年は、勝平神社へと続く参道(旧秋葉神社跡地)で開催される、「朝採り野菜市」に行こうと思います。
 県央担当よどぎみでした。

| 2010年5月16日12:43 | 県央情報 | Trackbacks (0)

東由利~黄桜まつり~



 ○●○ 「八塩いこいの森」での
        黄桜まつりの様子 ○●○

 

 東由利八塩の「黄桜まつり」は、「本州最後の桜まつり」とうたわれています。
 最終日の5/9は、昨年の来場者を大幅に上回る家族連れで大賑わいでした(よどぎみは昨年も行って参りました)。
 

 由利牛串ステーキを販売するのは、Aコープ東由利店のスタッフ。
 顔を炭で真っ黒にしながら焼いていました(「宣伝して~!でも、顔は写さないで~汗」とのことでしたので、あえて後ろ姿…。乙女心、わかります…)。

 

センターハウスに「弁天の宿」のポスター(チラシと同デザイン)が貼ってありました!

  ○●○ 冷水をたたえた
       ダム湖周辺を散策 ○●○

 

また「八塩ダム湖」を一周する、約2.2kmにわたる遊歩道を散策し、その景色とダム湖の様子を観察。ダム湖の水面にキラキラと映る太陽がキレイで、思わずシャッターをきってしまう。
 

間伐材モデル建物「森の家」は休憩所となっており、ダム湖を眺めながらお弁当を広げているグループも。
 

ボート乗り場。奥では、ペダルボートを漕いでいる家族連れが2?3組。30分500円。日常を忘れそうなほどゆっくり過ごすひととき。
 

遊歩道のちょうど折り返し地点にある「こうふくの橋」。赤い吊り橋が何ともキュート。力いっぱい歩くと揺れるので注意…。
 

「幸福の鐘」を鳴らすと、しんとした辺り一帯に響きわたる。カップル同士で一緒に鳴らすのもいいかも。
 

湖に張り出した半島。休憩スペースとなっており、写真を撮るにはベストスポット。
 

道端に生えていた蕗。そっと寄り添う姿が微笑ましい。
 

高台にある青少年交流施設、「野鳥の家」。八潮ダムを囲んだ側には、オートキャンプ場やパークゴルフ場も整備されている。
 ○●○ 由利本荘市の花・桜 ○●○
 

平成18年の平成大合併による新「由利本荘市」の花として「さくら」が公募で選ばれたことにより、市内に点在する桜の名所を、点から線、線から面に展開する「さくら満開のまちづくりグランドデザイン」を実施している由利本荘市。「八塩いこいの森」では約2000本の桜が存在しており「黄桜桜源郷」を目指しているそうです。
 今年は桜の開花が遅れていたため、「ソメイヨシノ・黄桜・八重桜」が続けて見られるという珍しい年になりました。
 

ですので、今週末は満開の黄桜・八重桜に期待できそうです。
 みなさま週末のご予定は「八塩いこいの森」へ!

■お問い合わせは・・・
 八塩いこいの森(センターハウス 0184-69-2332)
 由利本荘市東由利総合支所 産業課内 0184-69-2116))

  



○●○ 笹倉トンネルのわき水 ○●○
 


 

東由利老方の奥(現国道48号線)をずっと行くと、何ともレトロなトンネルがあります。昭和46年まで横手駅⇔由利郡東由利村の老方駅(当時)約32kmを結んでいた横荘線の名残りです。「陸羽横断鉄道構想」で横手⇔本荘間の建設予定でしたが全線開通とはならず。(よどぎみの祖父も昔この「横荘線」で通勤していたと、母親から聞きました。)このトンネルの奥に「祝沢」という集落があります。炭を積んだトロッコ列車が走っていた時代を、見てみたかったです。
 トンネルの壁より染み出した湧水は、冷たくて手がかじかんでしまうほど。
 夏でも冷たく澄んでいるので、山菜採りや田畑仕事の帰りにも、地元住民の喉を潤してくれるという、ありがたい水です。


(さらに…)

| 2010年5月14日14:39 | 県央情報 | Trackbacks (0)

春の体験といったらやっぱり・・・

 今日は、もう一つ、参加者募集のお知らせです。
 の体験といったら、やっぱり田植え&山菜採り!
 大仙市西仙北で田舎体験 田植え&山菜採り 参加者募集中!

 本協議会正会員である秋田・百笑村の佐々木義実さんやアイターン農産の阿部忍・玉枝夫妻が所属する、西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会では、4回目となる田舎体験(1泊2日)を実施します。
 日時は、5月29日(土)12:50 JR刈和野駅待合室集合~30日(土)17:10解散です。参加費は、大人6,000円、小学生3,000円。参加者へは帰りにお米1升プレゼント!秋も稲刈り体験計画中です。日帰り参加、宿泊なし、幼児の参加等についてはお問い合わせくださいね。
 申し込み&お問い合わせは・・・
  西仙北グリーン・ツーリズム推進協議会事務局(大仙市西仙北総合支所農林振興課内)
  TEL0187-75-2966
  FAX0187-75-1228
  E-mail:nb-nourin@city.daisen.akita.jp
?協議会会員情報?
 百笑村(佐々木義実さん)
 アイターン農産(阿部忍・玉枝夫妻)
        今日は調子にのったGT・小鳥がお伝えしました

(さらに…)

| 2010年5月12日15:58 | 県南情報 | Trackbacks (0)

県内初・棚田を保全していくサポーター募集中!

 すっかり春だなあと思っていたら、今日は寒い秋田です(ブルブル・・・)育苗ハウスのお米の赤ちゃん達、そしてもう田んぼに植えられたお米の赤ちゃん達、風邪ひきませんように。
 そこで、今日は、棚田を保全しながら、農村を堪能できるツアーをご紹介します。

 秋田県南部、かまくらや横手焼きそばでも有名な横手市の東端に位置する横手市大森町八沢木塚須沢(やさわぎつかすざわ)集落。
 ここでは、集落12戸が総出で先祖から受け継いだ13haの棚田を守り継いでいます。
 
 今年度、横手市の「大森町グリーン・ツーリズム推進協議会」が県からの委託を受け、同市大森町塚須沢集落で棚田オーナー制度に取り組むこととなり、オーナー募集を開始しました。
オーナーは、棚田での農作業や交流など年4回の体験ツアーへの参加を通じ、地域住民とともに”塚須沢の棚田”の保全を行います。
 みなさんも、ここ塚須沢集落で「田舎」を体験し、地域の「人」の魅力を感じてみませんか?
 詳しくはこちら
 1回目の「春感ツアー」は、5月29日(土) 集合場所は横手市大森庁舎(9:30まで集合)です。今回は、秋田県庁前から無料バスも運行されます!
 料金は、1組5,000円(大人3名まで。小学生以下は2名で大人1名)。田植体験や野菜の植え付け体験ができます。また特典として今回は、芝桜ポット苗、山菜など!乞うご期待!!
 久しぶりの登場・GT小鳥でした。

| 2010年5月12日15:20 | 県南情報 | Trackbacks (0)

もうすぐ花盛り 鹿角市大湯

大湯の春も、もうすぐです。

鹿角市大湯箒畑。自宅前の小さな畑を耕す女性の傍らに立つその桜は、
腰を曲げて鍬を振る主を、上から優しく見守っているかのようでした。
今から25、6年前に庭先に植えた一本の桜の木。
山で植林の仕事をしていた夫が特別に譲ってもらった苗木です。


「剪定もなにもしないから、こんなにこんもりしちゃって(笑)
畑の日当たり悪くなるかなっても思うども、咲くとやっぱりきれいだからね。」

秋田の桜は散ったことを告げると、
「この桜は今が盛り。写真だばなんぼでも撮ってけれ。」と、笑顔で腰をひと伸ばし。
小さな畑には食用菊を植えるのだそうです。

大湯箒畑の桜

女性の家から2軒ほど先の庭先に咲くしだれ桜。
ここ箒畑は、かつて菅江真澄が泊まり、旅の疲れを癒した場所です。
小坂から毛馬内を抜け箒畑へ。
真澄が訪れたのは旧暦9月なので桜の季節ではありませんが、
成田正吉という人を訪ね、箒畑の人たちと夜遅くまで交流した様子が
「十曲湖」に記されています。

中滝ふるさと学舎の桜


箒畑から車で5分。中滝ふるさと学舎にも少しずつ春の気配。
中庭の山桜は八分咲きといったところ。
校庭の桜並木はまだ三分咲き。今週末が見ごろだとか。

おばあちゃんのチューリップ

大湯ストーンサークル近くのチューリップ畑。
畑の持ち主のおばあちゃんがせっせと植えているそうです。
つぼみはまだちょっと固め。こちらも今週末に期待です。
春の歩みも今年はゆっくりですね。
もうちょっと春を味わいたい人、鹿角ならまだ間に合いますよ。
                                 県北担当 やっつ

| 2010年5月12日00:32 | 県北情報 | Trackbacks (0)

ホテルまさか天寿酒造雪室解禁パーティー


 天寿酒造株式会社が主催の「雪室氷点熟成純米生酒解禁パーティー」がこの程、「湯の沢温泉ホテルまさか」に於いて行われました。

 会場は、「湯の沢温泉ホテルまさか」の宿泊塔に隣接する「体験工房 山のいこい」。

 限定酒はこのような樽に残雪を張り、そこに瓶を詰めて冷却しておりました。「雪室解禁」の雰囲気が出ていますね。  「雪室氷点熟成純米生酒」は、矢島町の天寿酒造株式会社が今年2月、雪室の中でじっくり熟成・冷却させたもので「雪室解禁」と称し、適切な飲みごろのタイミングで雪室タンクから開封。午前中のうちに瓶詰めしたばかりなので、甘味・とろみとも、まさに今が旬。

特別限定・雪室氷点熟成純米生酒(720ml)  残念ながらよどぎみは取材仕事&車運転でしたので、その場ではお酒をいただくことはできなかったのですが、後日購入し、飲んでみました。冷やして飲むと爽やかな後味とまろやかな甘味があり、とても美味しくいただきました(お酒は弱い私ですが…)。      

 パーティーの入場券がこちら。顔の広い真坂さんに縁のある地元の方々が、100名近く集まりました。

 猿倉番楽の方々。写真左より、副会長の村上金雄さん、会長の眞坂市左ェ門さん、村上一弥さん。

  「神事というのは、つまりは神様に対峙すること。だからいつも新鮮な気持ちでやっているんだよ」と会長さん。発祥が寛永時代とされている猿倉番楽は、その色が後幕に主張されているのだそうです。数ある番楽の中でも獅子舞が披露されました。

 

 「昨年の米の影響を心配していたが、良い出来栄えのお酒となった」と、天寿酒造株式会社の杜氏・製造部長の佐藤俊二さんの挨拶の後、乾杯。


 「梅千会」の三浦せい子さんと、総合司会を行った由利本荘市出身のフリーアナウンサー、村上真紀子さん。  「取材する時は、必ず同じ目線になって参加すること」という、村上さんのアドバイスに応援され、真坂さんの32年来の付き合いがある渡辺善志郎氏(株式会社エコ・システム東北秋田の代表取締役)の後押しもあり、よどぎみも参加者席に入れていただきました。お陰さまで、地元住民の方々の貴重なお話を伺うことができました。ありがとうございます!(ブログやHPを宣伝したので見ていてくれていることを信じ、この場を借りてお礼致します)    

 開催されてから今年で6年目となった恒例行事で、常連さんや関係者の皆さんは口を揃えて「真坂さんの人徳・人脈のなせる技」と言っていました。 真坂氏の地域に対する取り組み、地域住民の長年に亘る交流を知ることのできる、絶好の機会に恵まれました。

・・・花まるっ協議会 会員情報・・・

ホテルまさか

住  所 由利本荘市鳥海町猿倉字湯ノ沢52
TEL&FAX 0184-58-2188
料  金 1泊(素泊まり)4,000円~※体験料は別途      
収容人数1日50人まで
U R L http://hotelmasaka.com/index.htm

イベント主催:天寿酒造株式会社(TEL.0184-55-3165)

県央地区よどぎみ

 地元、「村上小太郎商店」の村上さん。「鳥海に来たら、寄ってみてね!」

 「天寿のお酒が大好きな若者です!真坂最高!」という土田・村上両氏。明日の鳥海をつくる若者です!      

 眞坂義兄弟にはあれこれと気を遣わせてしまいました。いただくつもりでなかったのに、お料理まで・・・感謝です。

 

 「夏に、鳥海町特産のリンドウの取材に来いな」とおっしゃってくれた佐藤富雄さん(後ろ姿で失礼します)。リンドウ農家のご親戚を紹介してくださいました。

 みなさま、本当にどうもありがとうございました!

| 2010年5月11日13:36 | 県央情報 | Trackbacks (0)

由利本荘~春の花巡り~

     にしめ 菜の花まつり(撮影編)
 前回このブログ内で予告しましたとおり花の写真を撮るべく、「にしめ菜の花まつり」へ行って参りました。
 

朝からの快晴で少し汗ばむ陽気に、心地よい風が頬をやさしくなでる・・・。まさに、山村暮鳥の「いちめんのなのはな」状態。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆



 5月3日は、道の駅周辺花畑実行委員会によるイベント「菜の花摘み取り体験」や…
 

菜の花迷路でスタンプを集めると地元の特産品が当たる抽選会、
 

摘み取ったばかりの菜の花の天ぷらの無料試食も行われており、
 

「道の駅にしめ」周辺も、地元の家族連れやゴールデンウィークの帰省客などでにぎわっていました。
 「今年は菜の花見てないなぁ?」という人も、GWにお仕事でお休みが取れなかった人も、まだ間に合います!今度の休みはにしめの道の駅周辺でゆっくりしながら菜の花観賞などはいかがでしょうか?  

              県央担当よどぎみでした。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
お問い合わせは・・・
由利本荘市観光協会西目支部 0184-33-4615
道の駅周辺花畑実行委員会(道の駅にしめ)0184-33-4260

(さらに…)

| 2010年5月7日15:41 | 県央情報 | Trackbacks (0)

湯沢まるごと味噌体験ツアー

      湯沢まるごと味噌体験ツアー
        参加者募集!

  

※この旅行はモニターツアーとして実施します。
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秋田県南・湯沢市で奥深い発酵文化をまるごと体験してみませんか?
今回は大豆の煮込みから、樽に仕込むまでの作業を行います。
(味噌ができるまで、引き続きモニターツアーを予定しております)
地元のお母さんたちが作る郷土料理や湯沢の風景にふ?っと一息。
じっくり、じっくり味わい、楽しみ、充実の2日間を過ごしてみませんか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詳しくはこちら
◆お問合せ先:?秋田コスモトラベル
         TEL 0182-23-8070 FAX 0182-42-5050
◆企画:NPO法人まちおこし結っこ
      ブログはこちら♪    
◆協賛:山内儀助商店

| 2010年5月7日14:25 | 県南情報 | Trackbacks (0)

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