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2010年5月 のアーカイブ

大潟村・ソーラースポーツライン「軽トラックグランプリ」~PR~

  “軽トラ市”と“あきた美味いもん市”
 5月30日11:00~14:00、大潟村・ソーラースポーツラインにて「“軽トラ市”と“あきた美味いもん市”」のイベントを開催!
 新鮮な地元産野菜・花卉・加工品などが、トラックでずらりと並ぶ予定です。秋田県のB級グルメも一同に会するとのこと。そちらも楽しみ!
 また、同日は秋田テレビ主催「軽トラックグランプリ」の番組収録もあります(こちらは13:00~17:00)。
 楽しくお買い物をしながら、イベントの観客としてテレビに映るチャンスがあるかも?!入場・レース観覧とも無料ですので、皆さん是非行って見てくださいね!当日は、県央担当よどぎみも行きます!
 詳しくは、~秋田テレビ~
     ~潟の店でお買い物~

 

大潟村の新鮮な野菜たち(みずみずしいアイスプラント、今が旬のアスパラガス、こりこりとした食感のあわび茸、濃い味わいのスティックブロッコリー)と、トマピージャム。トマピージャムは、ガーリックトーストやラスクにつけて食べると美味しいです。


 「菜の花ジェラート」。ほんのり塩味がきいて美味しい。緑と黄のつぶつぶ食感も楽しい(トマピージャムを製造している“トマピーの会”で開発)。

(さらに…)

| 2010年5月26日11:01 | 県央情報 | Trackbacks (0)

6月9日 八峰町峰浜「しらかみカフェ」オープン!!



白神山地の新緑も美しくなる6月9日(水) 八峰町峰浜に
果樹農家のレストランしらかみカフェがオープンします!
日替わりランチや自慢のブドウ、ナシを使ったスイーツが並ぶ予定。
お気に入りの一店になること間違いなしです!


カフェを運営する笠原果樹園は、ブドウやナシの果樹農家・笠原家
の営む果樹園で、通信販売のほか摘み取り体験の受け入れなどを行っています。
*HP 笠原果樹園
今回、農家の副業として、そして地場産食材を提供する場所を作りたい
ということで「しらかみカフェ」を始めることを決意。
昨年から少しずつ準備を進め、来月上旬、ついに待望のオープンを迎えることとなりました!


スタッフは、(一番上の写真)
オーナーの笠原吉範さん(中)、
妻 昇子さん(左)、
昇子さんの妹 大高陽子さん(右)、
そして息子の晃輔さんの4人。
お店には、ブドウ、ナシのほか、
自宅で栽培しているお米や野菜も
登場する予定で、そのほかの食材も全て近隣から調達する地産地消を目指しています。


白と茶を基調とした店内にはテーブル席が28席。
窓からは白神山地の稜線を臨むことができます。
お店の近くには、テニスコートや季節は終わりましたが
桜のきれいな神社などがあり、スポーツや散策も楽しめますよ。


店内のそこかしこに音楽が趣味という吉範さんのセンスが満載。
店奥には演奏会ができるように一段高くなったステージが用意されていて、
今後イベントなどでも活用予定。
楽しみですね。


また、昇子さんは自宅でピアノ教室を営んでいて、
店の入り口には愛用のアップライトピアノが。
吉範さんセレクトの音楽とピアノ、お料理のいい匂いのほかに
音楽の溢れる空間となりそうです。
地場産食材たっぷりのランチに採れたて果実のスイーツ、
そしてハーブコーディネーターの資格を持つ陽子さん自慢の
ハーブティーで至福の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。.:*・゜☆
お店の場所は、八峰町峰浜水沢字下カッチキ台。
国道101号線からちょっぴり脇に入ったところにあります。
白神山地二ツ森登山口の入り口(白神ふれあい館)まで車で15分、
あきた白神体験センターハタハタ館へも30分弱です。
レジャーの行き帰りのひと休みなどでぜひ立ち寄ってみてくださいね。


現在オープンにむけてメニューの最終調整中!
お料理は、オープン後じっくりとお伝えしますので、もう少しお待ちを!
果樹農家のレストラン「しらかみカフェ」。6月9日オープンです!!!
お近くの方はぜひ!
                               県北担当 やっつ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
協議会会員情報 しらかみカフェ
<住   所> 八峰町峰浜水沢字下カッチキ台85
<電   話> 0185-76-2079
<営業時間> 午前11時~午後4時(予定)

| 2010年5月25日22:58 | 県北情報 | Trackbacks (0)

羽後町まるごと満喫イベント

       西又葵と行くイラストの町
      羽後町まるごと満喫イベント


― 羽後町と言えば ―
JAうごから販売されている、美少女イラスト入りの米袋で全国的に注目を集め、熱狂的なファンにとっては「一度は行ってみたい場所」と言われる町です。今回はその町の知名度アップに大きく貢献した、イラストレーターの西又葵さんと共に、羽後町をまるごと満喫しよう!という、ファンにとっては夢のような企画が5月21日から3日間に渡り、開催されました。


☆1日目


「うご野いちごちゃん」で知られる、こまち野ハウスで「いちご狩り」体験♪
こまち野社長の小野雅敏さん、まり子さんご夫婦は積極的に参加者との会話を楽しんでいらっしゃいました。


ここでは「とちおとめ」「紅ほっぺ」「あきひめ」の3品種を扱っています。
「こんなにいちごが甘いなんて!」と感想をもらした参加者の言葉に小野さんご夫婦も嬉しそう。そして、「車、止められないですよ!」との指摘が!苦笑いするしかないですね、社長(^^)



☆2日目


イベントのメインとなった、「田植え」体験。1日目に続く好天に恵まれ、いざ田んぼの中へ。田んぼの提供に協力した、安藤正一さんの説明にじっくり耳を傾け、大切に大切に苗を植えていきます。「西又葵美田」と名付けられました。



茨城県出身の男性は「家の周りもこんな感じの景色。羽後町の方がすごいけどね。でも、実家の近所に田んぼがあっても田植えの経験は初めて。まさか、遠い秋田で田植えをするなんてね」と笑顔で話してくれました。

また、千葉県出身で数少ない女性参加者の一人、恩田寛子さん(写真中央)は「地元の人の『羽後に来てくれてありがとう、せっかくきたから楽しんでいって』の気持ちが温かかった。一度ここに来たのをきっかけに、また来たいと思います。秋田に住むのがちょっと憧れ」と、田植え機をまっすぐに運転できた喜びと一緒に、そう話してくれました。



このイベントは、応募者多数につき、たった1日で募集を締め切ったというから驚き。西又先生の超人気ぶりが伺えますよね。
参加者全員が西又先生と過ごす3日間を楽しみに応募したに違いありません。ただ、そのうちどれほどの人数が、今回メインとなる「農業体験」を、当初から楽しみにやってきたのでしょう…?本音を語らせると答えはやや難しいかもしれません。。。でも、ただ一つ言えることは、参加者の笑顔が絶えなかったこと。
農業に無縁の若者たちが、思いがけないきっかけで農業と向き合った今回のイベント。田舎と都会、双方の距離がグッと縮まっていくのを、そこにいた誰もが肌で感じながら過ごしました。きっかけは「イラスト」。その波及効果は、じわり、じわりと確実に広がっています。
ここに記したものはほんの一部。本協議会HPにて改めてご報告したいと思います。だってお気付きの通り、まだ西又先生が登場していないでしょ??先生の感想、地元のお母さんたち、参加者の皆さんの声、たくさんお届けしたいと思います。
                                県南担当 けこさん



主催:うご農業協同組合
    株式会社オメガビジョン

後援:羽後町
協賛:羽後町商工会
   羽後町物産協会
   農業組合法人こまち野
   菅原酒店
   櫻山
   柴田酒店
   鈴木酒店
   安倍酒店



わか杉にて、JAうごの職員の皆さん、青年部の皆さんです。
こちらもご覧ください☆→JAうご公式ブログ
花まるっ協議会会員情報
沢の子の杜わか杉

| 2010年5月24日18:19 | 県南情報 | Trackbacks (0)

6haの大自然輝く舞台~由利本荘市矢島町~

   鳥海高原「桃野」菜の花まつり
 

県立大のプロジェクトチームやNPO法人「あきた菜の花ネットワーク」の実行委員会の主催による「鳥海高原「桃野」菜の花まつり」が、5月22・23の両日開催されました(当ブログ内でも告知しておりました)
 

鳥海高原では初の試みとなる菜の花イベント。初日の5月22日は、6haもの広大な山地に植えられた菜の花を一目見ようと、たくさんの見物客が詰めかけました。

   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

「南由利原高原サイクリングターミナルやまゆり」「花立牧場公園」から菜の花畑までは、無料のシャトルバスが定期的に運行。
 

バス内では初対面にもかかわらず、皆さん遠足気分で仲良くおしゃべり。
 会話に花が咲き、仲良くなった人同士で、鳥海山をバックに「いちめんの菜の花」を撮ったり・・・
 

知り合ったご夫婦(お名前を聞くのを忘れてしまいました…)が道端のサシボを見つけ、「昔は塩つけてよく食べたもんだよ」と、大きくなった茎の皮を剥いてくださいました。
 ほんのり酸っぱい。
 

桃野会場では菜の花の無料摘み取りの他、菜の花からの搾油体験、バイオ燃料トラクターの試乗、ポニー乗車体験など、人と自然の共生について考えられるイベントが盛り沢山でした。
 

「環境学習会」のブースでは、秋田県地球温暖化防止活動推進センター遊学舎内で、当協議会の隣りでお世話になっています)による、「太陽光でお湯を沸かすソーラークッカー」の実演がありました。
 「これはどうやって熱が発生するの?」というお客さんの質問に、宮崎真紀さんが丁寧に解説をなさっていました。
 燃料採取が難しい国などでの利活用が見込めそうです。
 

「菜の花循環体験」では、「玉搾り」という昔ながらの方法で、菜種からきれいな菜種油を絞り出す体験が行われていました。
 

 これが菜種。
 つぶつぶしています。
 これを手動搾油器に入れ、レバーを何度が引くと圧縮されます。
 よどぎみも体験してみましたが、力を入れなくとも簡単にさらさらとした油が搾り出されてきました。
 

 廃食用油から、BDF(バイオディーゼル燃料)も作れるそうです。
 菜種の威力、すごいです。
 

 この燃料100%で走る(美郷町商工会の)観光用トラクターの試運転も行われました。
 

 押し花しおり制作の様子。
 県立大の学生が、子ども達に作り方を丁寧に指導していました。
 

 ポニーの引き馬体験では、大仙市の「ちっちゃいもの倶楽部」の3歳仔馬が美味しそうに草を食んでいました。
 

 由利高原では、「ポニーランド花立」「ゆり高原ホースパーク」で乗馬や外乗が楽しめます!

   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

 「南由利原高原サイクリングターミナルやまゆり」の駐車場には出店テントが出ており、地域特産物の販売や各種団体の紹介コーナーも設けられておりました。
 NPO法人「あきた菜の花ネットワーク」の実行委員会の方々に「にしめの菜の花まつり」でも出店されていましたね、と言うと「今回の菜の花まつりもそうですが、菜の花を通して耕作放棄地の再生や地域興しにつなげようと活動をしています」とのメッセージをいただきました。
 

 秋田産のなたねを、ハーブワールドの搾油工場で搾った菜・ピュア。
 

 県立大の「生物資源科学部生物環境学科」雄和振興公社との共同開発となる「菜の花ソフト」は、菜の花のグリーンが、見た目にも鮮やか!
 はつらつとした声で道行く人に声をかけていた地域計画学研究室の後藤真由美さん(写真左)は、「彩りだけでなく、菜の花の爽やかな味がします。甘すぎないので、美味しいですよ。OGの方(写真右:髙橋加菜子さん)も協力してくださるし、今後もイベントなどで出していけたらいいなと思います」と、商品の説明をしてくれました。
 

NPO法人矢島フォーラムの理事長、太田良行さん(写真左)曰く「地産地消に取り組んでいるドレッシングです。」「オランの会(にかほバイオマス利用推進会)」の会長、井上正英さん(写真右)と共に。
 

県立大本荘キャンパス仙波日出夫さん(地域連携・研究推進センターコーディネーター)もおっしゃっていましたが、鳥海山と菜の花の美しい光景を堪能しつつ、菜の花の活用方法や農業・観光・環境の融合による地域振興について考えられる、良いイベントだと思いました。来年も期待したいと思います。
 

菜の花は、来週末頃まで見ごろだそうですよ。ドライブがてら行って見てください!
県央担当よどぎみでした。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆

(さらに…)

| 2010年5月24日16:00 | 県央情報 | Trackbacks (0)

三種町山本で日本一のじゅんさいを採る!



秋田の初夏といえば、やっぱりじゅんさいをつるんと一口頂きたいところ。
日本一のじゅんさいの里・三種町山本の阿部正子さんのじゅんさい沼でも摘み取りが盛んに行われています。
今回はわたしも摘み取りを体験!小さな船に乗って右往左往しながら4時間30分。850gのじゅんさいを摘み取った後はなんとも爽快で、しかし陸に上がった後は膝がガクガクしてしまいました。
☆じゅんさい☆


じゅんさいは、澄んだ淡水の湖沼に生息するスイレン科の植物。
三種町では全国のおよそ9割を栽培しています。
小さいほどに高価とされ、
5月から9月が最盛期。
減反作物として推奨され日本一の
面積と収穫量を誇りますが、
高齢化などから年々じゅんさい農家は減少傾向にあり、
町商工会では摘み取りの担い手育成にも力を入れています。☆☆☆
■初!じゅんさい摘み取り体験!!


三種町山本志戸橋。
当協議会会員である
やまもと百姓大学」のメンバー
阿部農園を営むのは、
阿部隆一さん、正子さんご夫婦。
10年前に減反の田んぼを
じゅんさい沼に転作しました。


今月中旬、天気も良く風もない
絶好の「じゅんさい日和」の一日。
摘み取り初心者の私に
ご指導くださったのは、
正子さんの妹である
笹村加代子さん


「入る時に気をつけてね。
こうして左手に棒を持って
バランスを取りながら、
右手の親指の爪で、
こうして…プチっと、ね。
プチっと。やってみて。」
何度もテレビで見た光景に心躍る私はさっそく挑戦!
次第にじゅんさい独特のぬめりにも慣れ、
少しずつ上手になっていったような…いかないような。
「体験を受け入れるようになってから、いろんな人と会うのが面白いよね。
ある時来た男の人は、
『おれ、今度からじゅんさい食べる時は拝んでがら食べる!
こんたに大変だどは思わねがった~。』って言ってね。
子供なんかおもしろがっちゃって、先生が『あがれ~』って叫んでるのに
『聞こえませ~ん』って(笑)。人との交流がやっぱり一番楽しいかな。」


■秋田名物じゅんさいを支えるのは地元お母さんたち。↑左から、阿部正子さん、袴田まゆみさん、渡部トミさん
摘み取りの時期になると妹の加代子さんのほか、地元から2人の
女性にお手伝いを頼んでいいます。
例年の最盛期は5月下旬から6月にかけてですが、今年は気温の
低い日が続いたため2週間ほど収穫期が遅れているそうです。


小さくて若いほど
高い値がつくじゅんさい。
この日のじゅんさいは葉も少なく、
沼を覗くだけで、
30cmほど下の小さなじゅんさいを
見つけることができました。
■やりがい


阿部正子さん夫婦が
自分のじゅんさい沼で
摘み取り体験の受け入れを
はじめましたのは、
今から5~6年ほど前のこと。
(体験で訪れていた
        渡部一登志さん→)
沼を広げながらも
管理にはなかなか手が回らず、
また、じゅんさいは摘んだ後からわき目が出て増えるため、
毎日摘み取りをしなければすぐに葉だけが大きくなってしまう。
それならいっそ体験を受け入れて採ってもらおう、と思いついたそうです。
やりがいはなんですか?と聞くと正子さんはこう答えてくれました。


「うちはね、田んぼはお父さん、
じゅんさいはわたしって
一応分けてるのよ。
だからじゅんさいのお金は
わたしが管理できる。
女性が自由に使えるお金を持てる
っていうことはいいのよね。
それがやりがいかな?。」
午後になって少し出てきた風が頬にあたりながら沼の上を通りぬけ、
沼の上に浮かんだ5隻の船をユラユラと揺らします。
水面がキラキラと輝いて、思わずぼーっとしてしまう午後の時間。
風が出てきたら抵抗せずに流されるまま進んで(笑)と正子さん。
計らずも一か所に集まった阿部さんたちを記念撮影して一休み。
バケツに入った850gのじゅんさいを「丁寧できれい、これは上物だ!」と
褒められたことを素直に受け入れ上機嫌で家路につき、
夜は正子さんおすすめのじゅんさい鍋を堪能したのでした。
                                 県北担当 やっつ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
協議会会員情報 やまもと百姓大学 

| 2010年5月24日12:39 | 県北情報 | Trackbacks (0)

渋谷・大館グリーンツーリズム2010



5月15日と16日、東京都渋谷区と大館市の子どもたちが交流する
「渋谷・大館グリーンツーリズム2010」が行われました。


これは、「忠犬ハチ公」で結ばれた
双方の青年会議所が
両地域の交流を目的として
企画したものです。
渋谷区の公立小学校の
学校給食には、
大館市産のあきたこまちが
使用されているそうです。
そこで昨年から
田植えやきりたんぽ作り体験などのグリーン・ツーリズムを
企画に取り入れて、昨年は収穫したお米を渋谷へ送り、
渋谷の子どもたちがきりたんぽを作って食べたということです。
■大館市比内大葛
グリーン・ツーリズムの会場となった大館市比内大葛地区は、
国道285号線から30分ほど車で入り込んだ場所にある、
240戸あまりの集落です。
小さな集落ながらも「大葛の将来を考える会」などを立ち上げ、
お祭りなどを計画し地域住民同士の絆を強く結んでいます。
■きりたんぽ作り



大葛地区への滞在は
1日目の夕方から。
まずは秋田犬と触れ合った
子どもたち。
秋田犬って大きな体のわりに
意外と大人しいんですね。
そして子どもたちはきりたんぽ作りへ。
今回、NPO男女共同参画センターの協力で非常時炊飯を体験する
試みが行われました。


非常時炊飯は、
家庭用のビニール袋で
お米を炊くというもので、
コップ一杯の水と、それよりも
少し少なめの米を袋に入れ、
鍋に入ったたっぷりの水に入れ
火にかけます。


そうしておよそ30分。
少し芯が残るくらいの状態で
立派に炊きあがりました。
指導してくださった鵜木さんも
「初めてだから緊張する」と
お話していましたが、
上手に仕上がったご飯を見て
ほっとした様子です。


そのビニールで炊いたお米で
秋田名物きりたんぽを作ります。
指導は、協議会会員でもある
陽気な母さんの店のみなさん。
40人の子供たちに
5人のお母さんが
ご飯の潰し方から教えます。


「ねちゃねちゃする」と言う子や
「はじめてやるけど面白い」と
言う子までいて、
出来上がったきりたんぽも
デコボコしていたり、
細長かったり、
はたまたデブっとしてたり…と
個性たっぷり。
炭火でこんがり焼いたあとは
陽気な母さん自慢のみそで
「みそつけたんぽ」にして
美味しく頂きました。
■あきたこまちの田植え
翌日は、
大葛地区の嶋田ヨシ子さんの田んぼにあきたこまちの苗を手植えします。



最初こそおそるおそる
足を入れていた子供たちも
次第に泥の感触に慣れた様子。
苗の準備や手植えの指導は、
JAあきた北青年部のみなさんが
協力しています。
5月も半ばとはいえ
水は相当冷たかったはずですが、
1haをおよそ1時間かけて
上手に植え終えました。


渋谷から参加した子供は、
「楽しかった」、「また来たい」と
笑顔でお話してくれました。
また、地元大葛のこどもの中にも
田植えは初めてという子もいて、
貴重な体験となったようです。


田植えの後は、
大葛のお母さんたちが作った
「こびり」を頂きます。
「こびり」とは、
農作業の最中に食べる
おやつのことを言うのだそうで、
わたしも初めて聞いた言葉でした。


この日の「こびり」は
赤飯と切干大根の煮つけ。
切干大根を手によそって頬張る
田舎ならではの食べかたに
子供たちも楽しかった様子。
味ももちろん美味しくて、
なんと残った煮物を
紙コップに入れて持ち帰った
渋谷の子供もいたんですよ。
朝から「こびり」を用意して子どもたちを迎えた大葛のお母さんたちは、
嶋田さんを含め4人。


「小学生を受け入れたのは
初めてだったけど、楽しかった。
言葉とかが通じないかもって
思っていたけど、
みんなとっても素直でね。
美味しいって食べてくれるから
嬉しいです。」

↑田んぼを貸した嶋田ヨシ子さん。
孫のような子どもたちが可愛くてしょうがなかったようでした。
みなさんは、大館市の比内グリーンツーリズム協議会の仲間です。
■交流で育まれる地元愛
今回、渋谷と大館からそれぞれ20人の子どもが参加し交流をしました。
地元大葛の女の子は、
「渋谷の子がこんななんにもないところに来るなんて理解できない!
でも全然いやな顔してないから不思議だし、それはとても嬉しい。」

笑顔で話してくれました。
自分たちの暮らす土地の素晴らしさや価値を理解するのは、
大人だって難しいことです。
しかし、こうした経験から地域外の人の意見や反応に接することで、
子供たちは土地に対する理解を深め、愛着を育んででいくのでしょう。
こうした交流がこれからも長く続いていって欲しいなと思います。
                                 県北担当 やっつ
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協議会会員情報 陽気な母さんの店

| 2010年5月24日11:33 | 県北情報 | Trackbacks (0)

鳥海グリーンツーリズム協議会~PR~

古代米の手植え体験と鳥海地域散策
 機械化された現代の農業を見直して、昔ながらの田植えを体験してみませんか?昔ながらの食を楽しんだ後は、大自然に囲まれた鳥海地域を散策。田舎の良さを、きっと満喫していただけます!
日時:平成22年5月29日(土)
集合場所:山鳩会館(鳥海町伏見字川添73-3)
     ※鳥海総合支所前三叉路付近です。
日程:10:00~山鳩会館集合
    10:30~近隣農家で田植え作業
    12:00~昼食(笹巻き、漬物、みそ汁)
    13:30~鳥海地域の散策(千本カツラ、法体の滝、猿倉温泉ほか)
    16:30~休憩
    18:00~ワンコインステージ
    (国際教養大学の天神あやとり、ツトムの癒しの「音楽実験室」)
    19:30~交流会
     ※時間は、あくまで予定となります。
参加費:昼食代など実費負担として…1,000円(子ども 500円)
     交流会(飲食込み)…………1,500円(子ども1,000円)
     ワンコインステージ………… 500円(子ども 300円)
【宿泊を希望される方は鳥海地域の宿泊施設を斡旋いたします】
     宿泊(素泊まり)……………3,500円程度(※要相談)
   ※現地までの交通費は含まれません。
定員:15名(先着順。定員になり次第、締切とさせていただきます。)
申込期限:5月24日(月)
※希望者は参加者人数・住所・氏名・電話番号・宿泊の有無を明記の上、
 0184-57-3330(佐藤定樹)宛てまでお送りください。
問い合わせ先:090-3367-2567(サークル「山鳩」 佐藤定樹)


(さらに…)

| 2010年5月21日10:31 | 県央情報 | Trackbacks (0)

春の五城目を楽しむ~5月15日~

       五城目朝市・山菜まつり」

●春の朝市まつり
 下夕町(通称朝市通り)の五城目朝市で開催された、恒例の「山菜まつり」。
 

郵便局の前では「秋田名物キリタンポの元祖・だまこ鍋」のコーナーが。地元で採れた米で作った「だまこ餅」を、地鶏ガラ・昆布・かつおぶしのスープでいただきます。
 

「以前はうちのお父さんが山菜を採っていたけれど、腰痛めてからはここで買って、毎年県外の親戚に送っています」と、新鮮なたけのこを購入していた買い物客。秋田の山菜の美味しさは、全国的にも有名なのです。
 

これ、全部大豆です。こんなに種類が豊富だって知っていました?種(豆)の栽培方法なども教えてくれる、ここが朝市の良いところ。
 

「雪の下茸」という、珍しいキノコが売られていました。味噌汁・南蛮煮・鍋物などによく合うそうです。おススメの調理方法や食べ方を教えてくれるのも、朝市の良いところ。
 

朝市プラザ「いぢび」の前では外れナシの「朝市抽選会」が開催されており、買い物を終えたお客さんで賑わっていました。抽選券をいただいて、よどぎみも参加。何と3等の新鮮なミズが当たりました♪
 

以前こちらのブログでも紹介させていただいた安田のつくだ煮本舗の安田さん。相変わらずガラスケースを丁寧に磨きながらお客さん応対する姿に感銘。商売人の鏡ですね。「以前買ったのが美味しかったですよ」と言うと、嬉しそうな笑顔サービスしてくださいました。こういったやりとりが、朝市の楽しいところですよね。
 

歳の市の時に食べ損ねたおやき屋さんでは、念願の「朝市名物・手作りおやき」が残りわずかながら買えました。ほかほか、もっちり、表面はカリッとしていて美味(よどぎみのお昼ごはんとなりました)。
 

美味といえば、通りにある唯一のパン屋さん「あったか小町」の焼きたてパン!朝市限定の「こまち食パン」は、米粉ではなく炊いたご飯をそのままパンに使用しており、もちもち食感が自慢です(ホテルブレッドや角食は、世界自然遺産・白神こだま酵母をしようしているそう)。

●髙性寺Jazz Impression
 

最近、あちこちのお寺でjazz concertが開催されていますね。?性寺では今回3回目となるのですが、地元出身のグループによる演奏が好評を博し来場者推定2000人以上(びっくり!)と、大勢のお客さんでお寺が埋め尽くされていました。
 

五城目第一中学校の吹奏楽部によるブラスバンドは大盛況で、孫を見るような優しい表情で見ているお年寄りや、家族で応援に来た人もおり、あたたかい声援を送っていました。
 

ックスパートのソロを務めた三年生の藤田陽(みなみ)さんは、「緊張したけど、アンコールが湧いた時は、“自分たちが五城目町の為に演奏してる”って感じて嬉しかった。」と話してくれました。

 指揮棒を振った加藤先生は「子ども達が将来この五城目を離れて行ったとしても、今日のこの日を思い出してくれることを願っています。そして五城目が本当に良い町だったと、いつか戻ってきてくれるといいですね。」と、おっしゃっていました。
 

演奏を終えた子ども達は、達成感でキラキラとした笑顔ではしゃいでいました。きっと、子どもたちの心に残ったことと思います。
 「境内にある樹齢500年以上のケヤキの木のもとで、綺麗な空気に触れ癒やされながら、目と耳で素敵な音を楽しむのが良いと思います。お寺はもともと、魂が浄化されるところですので」と八木下真全第80代住職。お寺にこんなにたくさんの若者が集うのは、ちょっと前には想像すらできなかったことです。が、賑やかに人が集まるお寺…発想を変えると色々なことができるのだなぁと感心しました。
 

こちらがその、樹齢500年以上のケヤキの木。町指定文化財に指定されています。?性寺は1144年(天養元年)、森山坊が沢に建立したとされており(寺伝による)、朝市の守護神である大市比売命(おおいちひめのみこと)の神像を祀った山王堂があります。
 

八木下真全住職(右)と、抽選会でもお世話になりました「いぢび」の工藤洋平さん(左)です。
 

同じく「いぢび」の佐藤雅之さん(左)と、FMあきたの畠山崇アナウンサー(右)。会場設営から来場者の誘導に至るまで、お疲れ様でした!



●五城目神明社番楽競演会 山内番楽保存会・中村番楽保存会による番楽と、内川ささら保存会による佐々楽が演じられました。
 

中村番楽保存会の石井茂良氏による口上。
 
※こちらの番楽競演会についての詳細は後程、「秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会HP 美の国秋田・桃源郷をゆく」「ふるさと秋田に学ぶ」内でご紹介する予定です。お楽しみに!
 一日五城目日和の県央担当よどぎみでした。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆

(さらに…)

| 2010年5月19日21:15 | 県央情報 | Trackbacks (0)

「農家民宿 開墾の里」にて笹巻き作り体験~PR~

     笹巻き作りを体験しよう!
 6/6(日)10:00~14:00「農家民宿 開墾の里」にて、「笹巻き作り体験」が行われます!
 新緑の季節、「笹巻き」をご自分で作ってみませんか?親子での参加も大歓迎です!
 同日、鳥海町では「新緑まつり」が開催。そちらも合わせて楽しんでみてはいかがでしょう。
日  時 : 平成22年6月6日(日)10:00~14:00
場  所 : 農家民宿 開墾の里
       (由利本荘市鳥海町才の神字上原119-5)
参加人数 : 20名
       (先着順。定員になり次第、締切とさせていただきます。)
参 加 費 : 一人2000円(漬物・味噌汁つき・消費税含む)
       ※作った笹巻きはその場で参加者の皆さんで食べたり、
         お持ち帰りできます。
ご持参いただくもの:エプロンなど
問い合せ : 農家民宿「開墾の里」(電話・FAX 0184-57-2384)
※現地までの交通費は含まれません。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
・・・花まるっ協議会 会員情報・・・
農家民宿「開墾の里」


代表 鈴木 和子
住所 由利本荘市鳥海町
    才の神字上原119-5
電話・FAX 0184-57-2384
料金 1泊2食¥6,000
    1泊朝食付き¥4,000
    素泊まり¥3,000。
    ※全予約制です。
※(収穫・豆腐づくりなどの)体験料は、お問い合わせください。
定員 5名以内(1組のみ)
    ※洗面道具・パジャマはご持参ください。

| 2010年5月19日10:46 | 県央情報 | Trackbacks (0)

鳥海高原「桃野」菜の花まつり

   鳥海高原「桃野」菜の花まつり

 本州最後の「菜の花まつり」が5月22日(土)・23日(日)、鳥海高原で開催されます。前景に菜の花、背景に鳥海山という絶景の中で、1日過ごしてみませんか?
■内容は・・・
 菜の花の摘み取りイベント、写真コンテスト(菜の花関連の景品も楽しみ!)、菜の花の押し花しおりづくりもあります。食用・観賞用に合わせて適期の菜の花を教えてもらいながらの摘み取りはいかが?
 またBDF(バイオディーゼル。生物由来の油から作られるディーゼルエンジン用燃料を指し、石油に替わる燃料として注目されている)の作製やBDFで動くトラクターなども見れますよ!
 子どもさんには、紙飛行機コンテストはどうでしょう。紙飛行機を飛ばし、滞空時間を競います。
紙飛行機を作ったことのない人には、県立大学の学生が作り方を教えてくれます。
 詳しくはこちらをご覧ください。鳥海高原「桃野」菜の花まつり(NPO法人あきた菜の花ネットワーク)
             県央担当よどぎみも行きます。

| 2010年5月19日10:26 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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