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2010年4月 のアーカイブ

八津・鎌足へ。かたくり群生の郷

            かたくり群生の郷 


仙北市西木町 八津・鎌足地区はかたくり群生の郷として知られています。先週末、この可憐に、そして小さくも咲き誇る花を求めて、鎌足へと向かいました。


今春はしばらく肌寒い日が続いていますよね。案の定、かたくりの花も「敷き詰められた、紫色の絨毯」と言う表現には少しだけ早かったようです。
残念…


地元の方たちのお話では今週29日(木・祝)から連休にかけて見頃になるだろう、との事。
残雪とふきのとう、そしてかたくりの花。目で見て確かめる季節の移ろいを楽しみに、西木へ足を運んでみてはいかがでしょう。


秋田内陸縦貫鉄道をご利用の方は八津駅で下車。
群生の郷には歩いて向かえます。チケットの裏には群生地マップ。
気ままに散策を楽しむもよし♪地元の方にお勧めコースを聞くもよし♪
きっと、かたくりの花と一緒に、皆さんの顔も自然とほころぶことでしょう。
開園期間 4月中旬?5月5日(午前8時~午後5時)
入園料(協力金):大人300円
主催:八津・鎌足カタクリ福寿草保存会
お問合せ:同保存会(かたくり館内)tel 0187(47)3535
      :仙北市観光課 tel 0187(43)3352

◆地元の方とのエピソードは後ほどHPでご紹介します。
                              県南担当 けこさん

| 2010年4月27日19:15 | 県南情報 | Trackbacks (0)

「あきた農業体験施設」がオープン

  耕作放棄地の再生への取り組み
      ~秋田市仁井田~
 

20年も長きにわたり遊休農地(耕作放棄地)で、秋田市仁井田に今月、地域住民参加型の体験農園がオープンしました。「耕作放棄地再生利用交付金」を活用したもので、面積は約2反歩(600坪くらい)。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 雑草を刈って土地を整備することで、夏に虫が発生しにくくなるし、関係者が農園の様子を見にくることによって、周辺の治安も保たれる。これまで眠っていた土地が生かされるということは、地域としても嬉しいことなのだそうです。
 自給野菜の植栽を行う予定ですが、個人的な利活用ではなく、地域住民の参加(ボランティア活動)による共同作業を基本に農作物を栽培し、参加者の地産地消と団体が開催するイベント等への収穫物提供などを計画しているそうです。また、子ども会などの活用を見込んでおり、農業体験を通して学校教育や家族などによる「食育」・「健康増進活動」も目指しているとのことです(県土地改良連)。いずれ、地域住民の「食」に対するニーズ(安心・安全)に叶う土地であることは言うまでもありません。
 土地の所有者からの借り上げ期間は平成27年の3月まで(5ヶ年計画)。その間、色々な人がさまざまな作物を作っていくことでしょう。農地環境の改善はもちろんですが、地域住民などが共同して行うことから、農園で知りあった人同士の交流が生まれることが期待されそうですね。

 ということなので、今後ブログでもこの農園の様子をレポートして参ります。そろそろ何か植える頃かなぁ。【余談】お話を伺った熊谷さんに、「協議会でもやってみたら?」と言われました(笑)。
                    県央地区 よどぎみ
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
詳しくは・・・
   秋田県土地改良事業団体連合会
     (水土里ネット秋田 018‐888‐2750)

| 2010年4月27日10:19 | 県央情報 | Trackbacks (0)

鹿角 中滝ふるさと学舎 開舎

      「中滝ふるさと学舎」に寄せる
          人々の想い



以前ご紹介した、鹿角市大湯の旧中滝小学校の校舎を利用した
中滝ふるさと学舎」が、このほど開舎式を迎えました。
25日からは一般公開が始まり、懐かしさを求め多くの人が訪れています。
不思議なことに、訪れた人は必ずこうつぶやいていくんですよ。
ここ、いいとこだなーって。
☆☆☆「中滝ふるさと学舎」☆☆☆
平成20年度で廃校になった旧中滝小学校舎を改修した観光交流施設。
市が全面的に改修を行い、
運営は「NPO法人かづのふるさと学舎」(湯瀬政弘理事長)が行う。
木工や食の体験のほか、市がすすめる森林セラピーの拠点としても活用。
                               ☆☆☆☆☆☆☆
■卒業生や地元住民が集った開舎式


開舎式には、卒業生や歴代の先生たち、
地域住民などおよそ100人が出席。
鹿角市の児玉一市長が
「歴史と伝統が受け継がれた
この学校に、新たな歴史が加えられ、
ますます地域が発展していきすように。」
とあいさつし、


学舎を運営する「NPO法人かづのふるさと学舎」
理事長の湯瀬政弘さん
「開舎にあたり、各方面から写真などを
提供してもらいました。
それは私の知らない歴史でした。
そこには、厳しい時代の中にも笑顔があり、地域の輪がありました。
訪れる人に来てよかったと思っていただけるよう、
支援してくれた人たちの期待に応えられるよう努力していくことを
誓います。」
と述べ、
無事に開舎を迎えた安堵と共に決意を強く心に抱いているようでした。
■記念セレモニー
開舎式の記念セレモニーでは、旧中滝小学校に通った児童を含む
大湯小学校の子どもたちが中滝小校歌や呼びかけを披露しました。


大湯小学校4年の佐藤遥さん「(一昨年度の廃校で)学校がなくなったのは寂しかったけど、ここには、
思い出がたくさん残っているし、
これからはいつでも遊びに
来られるので嬉しいです。」

お話してくれました。
また、廃校までの4年間中滝小学校に勤め、
子どもや地域住民とともに最後の小学校を見送った泉谷徹さんも出席し、2年ぶりに聞く子どもたちの歌う校歌に目を細めていらっしゃいました。


「最後の時に身を置いていて、
最後は本当に悲しいような
はがゆいような気持ちで
過ごしていましたから、
こういう形でスタートをしたのを
見ると感慨深いですね。


4年間は全てが思い出です。
我が家同然でしたからね。
中滝小は、
自分の教師人生の分岐点、
教師像を
見つめ直した場所です。
子ども1人1人に寄り添って
家族も地域も一緒になって
子どもを育てていく。
ただ勉強のためだけに学校に通うのではない、
ふれあいの大切さを教えてもらいました。
校舎がきちんと思い出を振り返られる残され方をしているので、
嬉しい気持ちはきっとみんな同じだと思います。」

☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。.。.:*・゜☆
■開舎にむけて?。
開舎式まで10日をきっていた4月中旬、準備が進む学舎を訪ねました。


案内して下さったのは、
NPOの総務委員長である
佐藤博久さん
ここの卒業生であり、
遥ちゃんのおじいちゃんです。
学舎事務局のみなさん
←(前列右から時計まわりに)
門下さん、佐藤さん
奈良さん、平塚さん。

佐藤さんが小学2年生の時に中滝小学校が独立。
3人の子どもと2人の孫もここに通い、
孫の恭輔くんは中滝小最後の入学生となりました。


開舎式で子どもたちに
校歌を歌わせてはどうか、と
市側に提案したのも佐藤さん。
大好きな校歌は、
佐藤さんが中滝小を卒業した後に
できたそうですが、
子どもや孫の成長と共に歌い、
親しんできました。
「この学校は、自分も子どもも孫も通った学校だから
思い出のかたまりみたいなものです。」



展示室に飾る写真は
全て佐藤さんが整理をしました。
開拓当時の
とても古い写真が多い中、
ひとりひとりの顔が分かるので
偏らないように写真を選ぶことが
できるのだそうです。
一枚一枚切り取られた瞬間の中に、
中滝の人々が生きてきたたくさんの思い出と物語が詰まっています。
「特に卒業生は、これ見たら懐かしい?って言うと思うよ。」
と話す顔には笑みがこぼれていました。
廃校にはもちろん反対でしたが、子どもがいなくてはどうしようもない。
大好きな学校をどうにか活用して残したいとNPOに参加しました。


「ここに来る子どもたちには、
思いっきり好きなように
遊んでほしいね。
観光客が来ても、
地元の人が草むしりしてたり、
校庭で子どもが遊んでたり。
そういうのが
ここには一番合ってる。
ここの基本はやっぱり『学校』なんだよ。
地域の人の姿があって、子どもの姿があって。
それでこそここは活かされるんだ。
それを見て、いいな、懐かしいなって思ってほしいね。」

■行政と住民 共に歩んだ3年間
中滝ふるさと学舎に強い想いと期待、愛着を寄せているのは、
佐藤さんたち地域住民だけではありません。
計画から3年余り、
鹿角市観光交流課の加藤卓課長は「なんだか卒業する感じ」と言い、
「副市長は“嫁に出す気持ち”だと言っています(笑)」と、
自分たちの手を離れる学舎に名残惜しさを隠せない様子でした。


「いろいろ苦労もありましたが、なんとかうまくできたなと。
合格点ですね。
運営など今後は自分たちの手を
離れて行きますが、
NPOのみなさんには、
地域の人の半世紀の歴史を
きちんと継承し、それを上乗せしていけるよう、
その重みを感じながら携わってもらえればと思います。
これからは外から見守りますよ。」
とお話して下さいました。
■みんなに愛される憩いの場に
NPO総務委員長の佐藤さんに
「どんな人に来てほしいですか」と尋ねるとこう答えてくれました。


「みんなに遊びに来てほしい。
卒業生にも来てほしい。
そして、昔のように
たくさんの人が集まる
憩いの場にしたいです。」

みんなの記憶の中にある中滝小学校の姿。
いつも子どもたちの笑い声がして、地域の人がそれを見守り、共に育て、
そうやって繋がってきた中滝の半世紀の歴史が、
今再びこうして時を刻み始めました。
開舎式を終え、NPO理事長の湯瀬さんは言います。「これからですよ。」
そう、中滝の未来はこれからますます輝きを増して進んでいくことでしょう。
みなさん、ぜひ遊びに来てください。
そしてこの「愛」に溢れた学校を体中で感じて、つぶやいて下さい。
ここ、いいとこだなーって。
                               県北担当 やっつ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中滝ふるさと学舎 HP
午前9時~午後4時・月曜定休・問い合わせ 0186-30-4012

| 2010年4月27日05:16 | 県北情報 | Trackbacks (0)

~大竹の花紀行レポート~

     「千年の村」に残る足跡
    草花の姿に映る歴史の鏡

春の訪れを告げる花、アカバナミツマタと三枝(通常のミツマタ)。
民家の軒先にほころぶ梅。
ちいさな祠に寄りそうようにして咲く椿。
境内に続く階段脇にひっそりと佇む猫目草(ネコメソウ)。
 村中に花の咲く樹木が多くあり、これらの花が一斉に咲き誇り、目を楽しませてくれる場所があります。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 どこだかわかりますか?【続きはこちらから】

| 2010年4月26日14:21 | 県央情報 | Trackbacks (0)

やまぶん NHK出演♪



先日NHK秋田「ニュースこまち」で成村郁美キャスター(前列右)が
紹介してくれた「やまぶん」と「ゆう菜家」。
みなさん放送はご覧いただけましたか?
再放送 4月26日(月)NHK秋田
「ひるまえこまち」(午前11:30~)

■やまぶんテレビロケに密着!


ロケはなんと放送の前日。
朝から始まったやまぶんの
ロケにお邪魔しました。
「知らない間に
カメラが回っていた…。」
と幸子さん。


浩一郎さんも
「さほど緊張することなく、
テレビ番組制作の一部分を
楽しみながら体験できたと
思いました。」
と撮影を
振り返っていらっしゃいました。


VTRではほうずきタルトを
召し上がった成村さんですが、
実際には
「クリームシチュー&だまこ」
も食べていかれました。
このコラボ、
九州生まれの成村さんは
さぞや驚いたことでしょう…。
でも、一口食べるや「合いますね♪」と嬉しいお言葉をいただきました。


ロケ隊は、
カメラマンと照明&音声さん。
いろんなカットを段取りよく、
テキパキと撮影を勧める
ロケ現場にいると、
どんなVTRに仕上がるんだろう、
とわくわくしてきます♪
皆さまお疲れ様でした。
■放送後…
放送翌日の土曜日やまぶんに伺うと、
なんと「まだ観ていない。」というではありませんか!
では一緒に見ましょう、ということで、


こんな風に観ました。
幸子さん、
浩一郎さんの陰から覗くように
テレビを見つめます。
ふたりとテレビの絶妙な距離。
わたしまで緊張します。


ふたりは観ていなかった
当日の放送を観て、
朝一番に秋田市から
お越しくださった
鈴木さんご夫婦です。
「ひとり秋田活性化キャンペーン」実施中というご主人は、
テレビやラジオ、新聞などで旬な情報を見つけては
休日に奥さまを誘って県内各地を歩き回っていらっしゃるそうです。
そしてもうひと組、放送を観て来てくださった森さんご夫婦は、
奥さまが以前から幸子さんを御存知で、
「テレビを見て思い出して明日行ってみようと思って来ました。」とのこと。
幸子さんと浩一郎さんからコメントをいただきました。


「一番喜んだのが、
やまぶんの店舗の大家である
親でした。
「うちもテレビに映ると
立派だなぁ。」と、
店舗が立派に映っていることに
満足の様子です。


2週間前に厨房のレイアウトを
替えたばかりで、
普段よりも極端に多い来客が
あれば対応できないのではないか
というのが大きな不安でしたが、


そのようなこともなく、
多くの方に
上小阿仁に農家がやっている
カフェがあることを知って頂ける
機会を得られて、
よかったと思います。」


「撮影現場の皆さんが
食用ほおずきにこれだけ
反応してくれるというのを
目の当たりにして、
今年はどれだけ栽培できるか、
今から身が引き締まる思いです。
もっとも、お客様のほおずきへの
期待はプレッシャーと言うよりも、日々の作業を頑張る励みになります。
食用ほおずきを畑に植えるまで、あと1ヶ月です。 」
本格的な農作業の季節となり、農家はますます忙しくなりますが、
みなさん、これからも農家レストランをよろしくお願いいたします。
                          県北担当 やっつ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
協議会会員情報 やまぶん

| 2010年4月24日01:08 | 県北情報 | Trackbacks (0)

仙北市角館町 手打ちそば「野の花庵」

       「手打ちそば 野の花庵」
  

     「夫婦、二人とも山野草や山菜が好きなので、店名を
     『野の花庵』
としました。」とご主人の藤村義夫さん。


仙北市角館は105号線沿いにある、「手打ちそば野の花庵」。
外観も内装も自然木にこだわった、温もりが感じられるお店です。
ドライブ中に気になっていた方も多いのでは?

実は「初めまして」のご挨拶から始まったのですが、すっかり長居してしまいました。お父さんの、まあるい人柄に、時間が経つのも忘れて話し込んでしまったためです。
ぽかぽか陽気がすっかり遠ざかってしまった4月中旬。
この日、角館も強い風が容赦なく吹きつけていました。
でも、帰る頃には「来てよかった」
そうご主人が思わせてくれたんですけどね。
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「人生二山」「人生二毛作」


「退職後は全く違う仕事に打ち込み、
 『人生二山(人生二毛作)』の生き方をしてみたい」

ご退職される以前、そう考えていたそうです。
転勤先の山形で「そば道場」に通った経験を活かし、もともと好きだった山野草や木々をお客さんに見てもらいながら、作った野菜や山菜を味わっていただくー そんなことを考えるとわくわくしたと語ってくれました。
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私がいただいたのは
「野菜天せいろ
   (¥820)」

これぞ、「野の花庵」と思わせるのは、行者にんにく、ヤブカンゾウの天ぷらです。
「ヤブカンゾウ?」と思った私に、お父さんが資料を見せてくれました。
研究熱心なのでしょう、そのような本がお店に揃えられていました。
そして「おいしい!」
特に行者にんにく。ど素人の私は最初、何の葉っぱ?と思ってしまいましたが(ごめんなさい)、確かににんにくの香りがほわ?んと広がり、感動しながらいただくことができました。


こちらは「山菜とろろ」
5月半ばから6月いっぱいの季節限定メニュー。(今回は私も写真を見せていただいただけです)
県外から角館に観光でいらしたお客さんが2日連続で通ったこともある逸品だそうです。来月、食べない訳にいきませんね!
他にも毎月29日は「肉そばの日」。
通常710円が670円に割引されるそうです。そして当日限定で「そばコロッケ(¥70円)」が販売されます。更に、冬期間限定オリジナルメニュー「だまこそば」は野の花庵・自信の一品。う~ん、待ち遠しい!
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「百職商人」


「職人」は工夫して良いものを作るのが仕事だが、その良さを商人に説明しなければならない。
「商人」はその商品に施された工夫や、良さをお客様に説明しなければならない。
そんな両方を兼ねられるそば屋になりたい。
そして「百姓」の「百」をとって
「百職商人」
これが「野の花庵」のご夫婦の造語でありながら、胸に掲げたコンセプト。
自分たちで育てた野菜や採った山菜をメニューに使って、お客さんに説明することを目標にしているそうです。お客さんとの会話も楽しい。そばを味わっていただくほかにも、ここでゆっくり過ごして欲しいともお話してくれました。
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「おいしいから」という理由だけではなく、
あのご主人に会いに行こう
そんなふうに思っているお客さんも多いはず。
今回、写真を撮り損ねてしまいましたが、お母さんも
気さくで優しい、素敵な方です。
(お二人とも蕎麦打ちができるそうです!)
吹きつけていた、気まぐれな風はおさまり、
やわらかな夕日が空一面を染める頃
とても晴れ晴れとした気持ちで帰路につきました。
とても良い「出会い」を今も実感しています。
                               県南担当 けこさん
花まるっ協議会 会員情報
手打ちそば 野の花庵
住所:仙北市角館町上野139?4
Tel/Fax:0187-54-3787
営業時間:11時?14時(そばがなくなり次第終了)
定休日:火曜日と第4月曜日
※近日、花まるっ協議会HPでもご紹介いたします。

(さらに…)

| 2010年4月23日19:42 | 県南情報 | Trackbacks (0)

澄んだ空気にカラダうるおうひとびとの想いが根付く場所



 明日オープンする農家レストラン「清流の森」は、「釣りキチ三平」のロケ地として一躍有名になった五城目の馬場目地区にあります。それだけに、集客誘致の食事処として期待されています。
 オープンにさきがけて、よどぎみが偵察に行って参りました!

 

どっしりとした構えの入り口には昔の小道具が展示されており、入ってすぐの正面には、訪れる人の興味を引くであろうネコバリ(根古波離)岩の写真が飾られておりました。

  

 レストランは、杉沢地区・北ノ又小中学校の冬季分校だった建物を引き込んで再建したもの。北の又分校の校歌を眺めていると、かつての児童の大きな歌声が聞こえてくるかのよう。
 内観は杉の木で作られたテーブルや椅子などがあり、落ち着いた空間となっています。
 地域が誇る漫画家、矢口高雄さんのサイン入り色紙もありました。奥は、古い茅葺きの民家を移築した宿泊施設、「盆城庵(ぼんじょうあん)」。

 

 定食は(¥500と¥1000の)二種類あり、自然薯のうどん汁や粟ごはん、行者にんにく等(左)、山わさび菜、かんぞう、こごみ、さしどり、ミズのこぶ、しの葉、炊き込みごはん等(右)、地元の食材を多く使用する予定です。
写真ではメニューが混ざっていますが、なるべく地場産の食材を使用するため、季節によって内容は変わります。

 調理スタッフは、主に食材を提供することになる「清流の会」の金澤ユキ子さんと、佐々木由紀美さん、佐々木節子さん。
 期待に胸をふくらませ、にこやかに調理しておりました。今後に期待できますね!

 

【地域に想いを馳せるとき】
 かつて昭和26年~46年の20年間開校していた北ノ又分校以前は、「五城目営林署林業夫養成所」でした。さらにその前をたどると、個人のお宅だったようです。分校が廃校になり40年もの間眠っていた土地がふたたび生かされるのは、喜ばしいこと。けれどそれだけではないような気もします。新しく何かが立てられる時、その土地の資料がお蔵出しされる。過去が何だったのかを知った時、私はこの地に居ることの意味を考えてしまいます。いまを生きる自分は、それを見届けなければならない、と…。眠っていた先人たちの想いが呼び起こされ、「思い出してくれ」と訴えかけてくるからでしょうか。県央地区担当よどぎみでした。

★おまけ★ ゴールデンウィークの北東北特集ということで、テレビ朝日の取材も入っていました。


農家レストラン「清流の森」
五城目町馬場目字蛇喰(じゃばみ)27
TEL.018-853-2577
(オープン後)
開館時間…午前8時30分~午後5時
食事時間…午前11時~午後3時
定 休 日…木曜日
問い合わせ先:五城目町役場産業課(TEL.018-852-5222)

| 2010年4月23日16:44 | 県央情報 | Trackbacks (0)

白神ぶなっこ教室を支える女性たち



今年2回に渡って活動を紹介してきた藤里町の「白神ぶなっこ教室」。
今回は、代表の佐尾和子さんを陰で支える
パワフルで思いやり溢れるステキな女性たちを紹介します。
最初の質問は、これ。佐尾さんってどんな人?
☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*..。:*・゜☆
■佐尾さんはすごい人
「すごい人だよね~。」
質問をした途端に口々に出てくる「佐尾さんはすごい」の言葉。
「普通だったら逆でしょ。普通は都会の疲れを癒しに田舎に来る。
でも違うの。佐尾さんは疲れにここに来てるみたいなものだもの。
いつも『今日はこれで良かったかな。』って子どものことを考えてる。
佐尾さんにとっては生きがいかもしれないけれど、
ちょっと心配なとこもあるよね。だってほとんどボランティアだもの。
子どもに伝えたいっていう一心と責任感だけよ。ホントにすごい人。」

こう語るのは、
中心スタッフとしてみんなをまとめる中嶋厚子さん。
白神山地の自然に魅せられた佐尾さんが藤里に別荘を建てる時、
工務店である厚子さんの家が注文を受けたのを縁で出会いました。


「出会ったのは10年以上前。
『岳岱いいわよ?。』って
しきりに佐尾さんが言うの。
わたしも
山とか好きだったんだけど、
行ったことがなかったのね。
そうこうしてるうちに、ちょうど機会があって行ったのよ。
それで、これじゃぁ(佐尾さんが)惚れるのも無理ないなーって。
地元の人間なのに都会の人にその良さを教えてもらって。
ほんっと恥ずかしい話だよね。」

■佐尾さんの気持ちに応えたい


白神ぶなっこ教室は、
廃校になった旧坊中小学校の校舎を利用しています。
白壁に赤い屋根のかわいらしい校舎です。
(厚子)「佐尾さんがね、この学校を見るとホッとするって言うの。
東京から来る時、車で走って来てカーブを曲がると小学校が見えて、
そうするとあぁ帰ってきたなーって思ってホッとするって。」



大好きな学校の廃校・解体を
知った佐尾和子さん(右写真)が、
校舎を子どもたちのために
活かせる体験施設にしようと、
町から建物を買い上げ、
そして、一緒にやらないかと
厚子さんに声をかけました。
厚子さんには、白神の素晴らしさを教えてくれた佐尾さんの気持ちに
応えてあげたいという想いがありました。
(篤子)「佐尾さんの気持ちは、ずっと話を聞いて知っていたから、
何にも出来ないけど、でも食事の支度とかならできるかなって。
それからいろいろみんなに声かけて。
都会から来た佐尾さんに(山の良さを)教えてもらって、
申し訳ないなっていうかありがたいっていう気持ちがあったから、
できるだけ手伝いたいって思ったのよね。」

■厚子さんの存在
こうして、ゼロから佐尾さんと共に歩んできた厚子さん。
佐尾さんのいない時には佐尾さんに代わって学校の世話をし、
予約が入れば、みんなの都合を伺いながら声をかけています。
そんな頼もしい厚子さんに、スタッフもみな厚い信頼を寄せています。


「厚子さんは、
私たちのことを
すっごく気遣ってくれるの。
都合悪かったら
無理しなくていいよーって。
ホント厚子さんだから、
こうして来てるんだよね。」

それを聞いた厚子さんは、ちょっと照れながらも
「(お願いするのは)毎日ってことではないからね。
んも~、なんかあったらちゃんと話してよ?!」

嬉しそうに笑っていました。
■残してくれたから今に繋がる
かつて藤里町には6つの小学校がありましたが、
平成19年 米田小学校が廃校になり1校に統合されると、
町内で廃校後校舎が残っているのはこの坊中小学校だけとなりました。
坊中小学校の卒業生である佐藤アヤさんが、


こうして残し活かされる母校への想いをお話してくれました。
「壊すって聞いていたんだけど、
でもなんか東京の人が
買ったらしいって聞いて。
ここに(スタッフとして)誘われて
久しぶりに学校に入ったら、
いろいろ(宿泊用に)
変わったとこもあるけど、
やっぱり懐かしい。
こうやってちゃんと手をかけて残してくれたのを見てたら、
なんか感謝で涙が出てきちゃった(笑)」

娘もここの卒業生。今では孫娘もぶなっこ教室に参加していて、
佐藤さんは、親子三代に渡ってこの校舎に通っています。
「壊さないで残して使ってもらってるからこそ、愛着も増えるしね。
孫も、ぶなっこあるっていうと、行きたい!行きたい!!って(笑)。
全部繋がってるんだよね。」

■学校が与えてくれた人とのふれあいと楽しみ
白神ぶなっこ教室ができて、今年で6年。
スタッフのみなさんもその間多くの人と触れ合う中で、
たくさんのやりがいと自信を感じてきました。


「ふれあいがいいのよね。
ありきたりな料理なのに、
特におとなのお客さんに
美味しいなって言われると、
『やっぱり自然なものって
美味しんだ』って
考えさせられちゃう。
自分たちは(この暮らしに)
もっと自信もっていいなって
思うよね。」
と話すのは
加茂谷舛さん


石田ミオさんも、
「美味しかったーって
褒められれば、
よし、もっといいもの作ろう!
って思うんだよね。」

楽しそうにお話してくれました。
■藤里の子どもたちへ
ぶなっこ教室には、地元からもたくさんの子どもたちが参加して、
それはそれは楽しそうに過ごしていきます。


地元の子どもたちは、
お客様の案内係としても、
ぶなっこにとっては大事な存在。
佐尾さんは、
地元参加の子どもたちの
参加費を少し安く設定し、
たくさん参加してもらえるよう
心配りをしています。


(厚子)「佐尾さんがね、
なるべく地元の人に
喜んでもらいたい、
藤里の子どもたちに
来て欲しいんだって言うの。
山に連れて行って
地域を知って欲しいって。
そういうの聞くと、わたしも
頑張らなきゃって思うよね。」

以前、佐尾さんにぶなっこ教室に込めた想いを聞いたことがあります。
佐尾さんはこう答えてくれました。
「白神の森を歩いて、(中略)たくさんのことを感じながら、
自然のしくみやつながりを知ってほしいの。
一つでも良いから、
大好きなお友達と思えるような自然と出会ってほしいの。
どうしてかというと、大好きな人が死んだら悲しいでしょ。
それと同じように大好きな自然が失われたら、
きっと悲しいと思うから。」

(抜粋 協議会フリーペーパー「moi(創刊号)」より)
格安の参加費は、
未来の白神を託す地元藤里の子どもたちへの希望の表れなのです。
■全ては佐尾さんの人柄
佐尾さんと出会い、学校に訪れるたくさんの人と触れ合うことで
みなさんはふるさとに対する大きな自信と愛情を改めて感じています。
毎回ぶなっこ教室を楽しみにやってくる子どもたちの姿も、
やる気を支えているに違いありません。
でも?。
彼女たちがここに通い続ける、本当の理由。
それはやはり「佐尾和子さん」という存在そのものに他ならないのです。


「佐尾さんはね、会った時から
悩みを聞いてくれたり、
すごく親身になって
人の話を聞いてくれるの。
都会の人だとは思えないよ。
ホントに気持ちが癒される。
ここで働けることが
本当にありがたいなーって。」
芹田レイ子さんが、
優しい瞳でお話してくれました。
芹田さんもまた、
ここ坊中小の卒業生です。
芹田さんのお話を聞いて、
「やっぱりこういうのは全部人柄だよね。」
とみんながうなずきました。
「佐尾さんだから協力できてるのよね。」
「心も広いし言葉使いも丁寧だし。
わたしなんか、いまだにちょっと緊張しちゃうのよ(笑)」

そして、「なんか不思議な魅力のある人なんだよね?。」と。
■感謝の心溢れる学校
全ては人柄。
佐尾さんを含めここに集まる人を見ていると、本当にそうだなと感じます。
そして、それを結んでいるのは「感謝の心」ではないでしょうか。
お互いがお互いに抱く「ありがとう」の気持ちが、
優しさとなって学校中に溢れているからこそ、
訪れる人は安心して身を任せられるのだと思います。
☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*..。:*・゜☆
こんなにも優しくてあったかい「白神ぶなっこ教室」に
みなさんも遊びにきませんか?
ありきたりだけど美味しくて、愛情たっぷりのお料理をご用意し、
みなさんのお越しをお待ちしております。
                                 県北担当 やっつ
☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*..。:*・゜☆
協議会会員情報 白神ぶなっこ教室

| 2010年4月18日21:12 | 県北情報 | Trackbacks (0)

道の駅なかせんへ!農家レストランOPEN②

        道の駅なかせん こめこめプラザ内
      農家レストラン「元気な農家」
        16日グランドオープン★


▲(右から)中仙さくらファーム代表:田村誠市さん、由貴子さんご夫婦と
 スタッフの皆さん
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今月12日、道の駅なかせん「こめこめプラザ」内にプレオープンしたばかりの農家レストラン
『元気な農家』に行ってきました。


一般のお客様に料理を提供したのは、もちろんこの日が初めて。
スタッフの皆さんも緊張したとの事でしたが、
「本当ですか?」と聞いてしまうほど、その空間はお母さんたちの笑顔と元気な声で溢れる、温かい場所でした。
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「元気な農家」は以前、ブログでもご紹介しましたが、大仙市の農業組合法人「中仙さくらファーム」によって開かれたレストランです。

この日、私が頂いたのは肉定食(¥850)です。ボリュームたっぷりで、家庭的な味が特徴です。
定食に添えられるおかずは季節によって異なり、この時期は
「ふきのとう」を提供。
ばっけみそ、皆さん食べたことがありますか?
この日の肉定食メニュー:鶏胸肉の野菜巻き、ほうれん草のごまよごし、筑前煮、かぼちゃプリン、ばっけ(ふきのとう)みそ、杜仲麺、ごはん


そして食後に元気な農家オリジナルソフトはいかが?
農園バニラソフト(¥250)
煎り米こめっこソフト(写真・¥250)
ミックス(¥250)
ドライブがてら、一休みにアイスもいいですね♪
さくらファーム産の環境保全米や佐々木農場産の杜仲豚をはじめ、地元中仙産の食材がたっぷり味わえる農家レストランです。
  ※杜仲豚とはダイエット効果のある「杜仲茶」入りのエサを食べている
  豚で、ローコレステロール・低脂肪とヘルシーさが特徴の豚です。
  (今回、私は食べられなかったので次回こそ…)
また、杜仲の葉を麺に練り込んで作られた杜仲麺、あきたこまち米を小麦粉に練り込み、さらに里いもでコシを引き出した、あきたこまち麺も目玉商品☆どちらがお好みか、何度も通ってみてくださいね(^^)
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レストランを後にし、私は代表の田村誠市さんに「中仙さくらファーム」にご案内いただきました。


さくらファームは
完全無農薬野菜の提供に取り組んでいて、水耕栽培でレタスを育てています。レタスの根元が入っている管には栄養分のある水が流れていて、年に5、6回のサイクルでレタスが収穫されるそうです。
(「元気な農家」ではメニューによって野菜が食べ放題!)
野菜はほんの少し何かに触れられただけでも、ストレスを感じ、成長に影響が出るんだとか。デリケートだからこそ、生産者の手間暇もかかっているし、その分、消費者の皆さんには栄養満点&安心に食べてもらえる野菜となるに違いありませんね。


レタスの小さな芽です。根が張り少し大きくなるまで、常に目が行き届く場所で大切に育てられていました。
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オープンほやほやの
「元気な農家」。
息の合ったチームワークを見ることができ、田村さんご夫婦はじめ、お母さんたちの「わくわく、ドキドキ」―そんな気持ちを肌で感じた一日でした。
今後は農業体験の受入を視野に入れて、更に活動の場を広げていきたいそうです。
『躍進』
「中仙さくらファーム」には、この言葉がぴったりです。
 新たな挑戦はこれからも続く・・・
 また行こう。
                              県南担当 けこさん
  ○●○花まるっ協議会 会員情報○●○
農家レストラン「元気な農家」
住所:大仙市長野字高畑95-1 
道の駅なかせん こめこめプラザ内
TEL:0187-56-2002
FAX:(中仙さくらファーム)0187-57-3011
営業時間 AM 11:00~PM 16:00
定休日 年始のみ
中仙さくらファーム HP
   〃   ブログ
   〃   ツイッタ―
(それぞれで「元気な農家」に関する情報も配信中) 
※近日、花まるっ協議会HPでもご紹介します!

| 2010年4月16日16:48 | 県南情報 | Trackbacks (0)

16日はNHKニュースこまち!(終了)

16日(金)午後6時10分は


NHK秋田「ニュースこまち」チェゲラッ
上小阿仁村の「やまぶん」と秋田市雄和の「ゆう菜家」が、
16日(金)NHK秋田放送局「ニュースこまち」(午後6時10分)で紹介されます!
この2店を訪ねてくれたのは、
笑顔が超キュートな成村郁美キャスターです!
「食用ほうずきは生でしか食べたことがなかったので、
ジャムという農家さんならではの食べ方が面白いなと。
(お店の中も)すべてがおしゃれで、鵜野さんたちの人柄もステキ☆」

とお話してくれました。

鵜野浩一郎さん幸子さんご夫婦は、
朝から「どんなふうになるのか…」と不安な様子ではありましたが、
いざカメラの前に座ると、しっかりと食用ほうずきへの限りない愛情をPRしていらっしゃいましたよ。
この後、浩一郎さんはほうずき畑に移動し再びロケ。
成村さんたちロケ隊は、夕方から秋田市雄和でゆう菜家のロケをされたとのこと。
みなさん本当にお疲れさまでした。

16日(金) 午後6時10分!

チャンネルはNHK!ニュースこまち
チェック!チェック!!チェック!!!
ロケの詳しい様子は、OA後こちらで紹介します!お楽しみに!!
                                県北担当 やっつ

| 2010年4月15日23:36 | 県北情報 | Trackbacks (0)

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