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2009年11月 のアーカイブ

県南情報★グリーン・ツーリズム推進フォーラム参加者募集!

県南(雄平仙)地域
グリーン・ツーリズム推進フォーラム

県内では農山漁村体験型教育(修学)旅行のニーズが高まったことに伴い、農林漁業体験を併せた民泊の受入が広がってきています。特に県南地域では今後も学校間交流などの拡大が見込まれています。都市と農山村の交流人口・農業、農村体験者の一層の増加を図り、活力ある地域づくりをフォーラムに参加して一緒に考えてみませんか?
 
受入農家の皆さま、受入に関心のある農家の皆さまをはじめ、
どなた様でもご参加いただけます。
農業体験の受入で地域をもっと元気にしましょう!
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日時:平成21年12月3日(木)13:30~16:00
場所:増田ふれあいプラザ
(横手市増田町増田字新町285 TEL0182-45-5556)
◆基調講演 
「旅行エージェントの立場から見た農村の可能性と
秋田県のグリーン・ツーリズム」
講師 : 阿部昌孝氏
(?JTB東北交流文化事業部地域交流ビジネス推進部長)
◆パネルディスカッション
「日本の新産業、発信地は秋田県」

パネラー:大和田しずえ氏(たざわこ芸術村)
      高橋輝子氏(農家民宿「輝湖」)
      和泉真一郎氏(横手市立栄小学校長)
      藤川幸久氏(NPO法人まちおこし結っこ)
コーディネーター:田口久義氏
(GT花まるっ大学相談員、NPO法人ふるさとふれあい協議会理事長)
助言者:阿部昌孝氏
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問い合わせ:仙北地域振興局農林部農林企画課(  0187-63-6111)
        平鹿地域振興局農林部農林企画課(  0182-32-9501)
        雄勝地域振興局農林部農林企画課(  0183-73-5180)

| 2009年11月30日17:01 | 県南情報 | Trackbacks (0)

~PR~ ハタハタしょっつるフェア開催!

  ~12/6は「男鹿ハタハタの日」~

 今年も無事ハタハタの季節がやってきました。男鹿特産食材として名高い季節ハタハタ。ハタハタ同様、その魚醤であるしょっつるも古くから秋田県人の食生活に役立てられてきました。
  というわけで、県央担当よどぎみは数回にわたり男鹿は北浦漁港にお邪魔し、漁の光景をお伝えしていきます!併せて12/1より始まる「ハタハタしょっつるフェア」のオープニングスペシャルイベントの様子も取材させていただく予定です。
 どうぞ、お楽しみに!!
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12/1~13は「ハタハタしょっつるフェア」
 男鹿市内の宿泊施設・飲食店が合同で開催する《ハタハタ・しょっつる》をテーマにした食のイベントです。ハタハタ・しょっつるや地場産食材を使った郷土料理・創作料理はもちろんのこと、今話題の「男鹿やきそば」が味わえます!
【スペシャルイベント日時】
★12月6日(日)男鹿温泉交流会館「五風」13:00~

 ナマハゲ太鼓ライブやハタハタサンバの披露、ハタハタ大使の山谷初男さんのトークショーもあります。期間中参加店をご利用の方に、男鹿の食材が当たる抽選会も実施します。
お問い合わせは、男鹿市商工会へどうぞ!
【味の箱舟ツアー】
★日本スローフード協会から、食の世界遺産である「味の箱舟」に認定されたハタハタしょっつる。そのしょっつるの里、冬の男鹿を旅する魅力満載ツアーです。
お問い合わせ、申込みなどは、各団体へどうぞ
 
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    12月はハタハタ三昧になりそうな気配の県央担当よどぎみでした。

| 2009年11月27日15:06 | 県央情報 | Trackbacks (0)

徒然なるままに…シクラメンのかほり

 

11月24日、抜けるような青空に、少し汗ばむ小春日和な一日。
 ブルーメッセあきたで開催されていた「シクラメンフェア2009」の最終日に出掛けた。

 

ここに集うは、主に潟上市昭和で生産されたばかりの、新鮮なシクラメン約2万鉢。それぞれに違う色や形、大きさなどが、人々を酔わせている。連休明けで客の入りは少ないとのことだが、それでも鉢棚の前は、好みの形のシクラメンを吟味する人で立ち往生し、レジ前は人がすれ違えないほどの大盛況。

 そこに人波をかき分けてやってくる一人の女性。手にはシクラメンの鉢が数体入った大きなトレー、顔は汗で光っている。自分はぶつかっても花は守る!といった面持ちで、売れて隙間の空いた販売台に滑り込む。
 

手慣れた手つきながらも丁寧に、シクラメンの鉢を陳列していく。ブルーメッセが設立される前(約15、6年前)から、シクラメンを栽培しているという潟上市野村の菅原さんは、「昔は高級で、一鉢7~8千円で売れたけど、今は四分の一の値段でしょ、赤字だわ。」と嘆く。それでも作り続ける理由を尋ねたところ、「今時期(栽培できる)花はこれしかないし、待ってるお客さんがいるからね」と、顔をくしゃっとさせた。

 

生産者は純粋だ。自分たちが作ったものを販売することで生活の糧にしつつ、人との交流を心待ちにしている。
 私たちはどうだろう。生産性のある日常を送っているだろうか?一日、人と会話をしないで過ぎることはないだろうか?最近、笑ったろうか…?
 生産者は忙しい。日常そんなことを考えずに実行しているのだろう。
 生産者は忙しい。話しているうち空いてしまった陳列台に、次なる商品を補充するべく、搬入口へと向かってしまった。

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花き種苗センターの一般開放エリアの観賞温室や花の広場では、四季の草花を自由にご覧いただくことができます。ただいま、シーズン限定公開中のポインセチアタワー(クリスマス用ツリー)が公開されています。興味のある方は是非行ってみてくださいね。
「ブルーメッセあきた」のホームページ
                 県央担当 よどぎみ

| 2009年11月26日14:47 | 県央情報 | Trackbacks (0)

第3回 八郎湖の再生を考える集い

   これ、いったい何だか判りますか?↓
 

11月23日、「第3回 八郎湖の再生を考える集い」が行われました。これは、八郎湖流域の自然再生活動を行っている団体が「水が濁り、潟の魚が減っている八郎湖を何とかしなければいけない」と始めたもの。
 今回よどぎみは、木炭の水質浄化機能を利用した八郎湖の自然再生活動の‘すみコース’に参加させていただきました(もうひとつはブラックバスなど外来魚により生態系が崩れてしまった八郎湖で、魚をすくって観察する‘さかなコース’)。
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(さらに…)

| 2009年11月25日18:48 | 県央情報 | Trackbacks (0)

HELP!大農高・野菜部からのお願い

       
大曲農業高等学校 野菜部
「野菜オーナー制度」ー次なるプロジェクト始動ー
大曲農業高校、野菜部の活動をご紹介します。
以前、彼らは野菜栽培の基礎を学ぶ「一人一作目栽培」、授業で生産した野菜を販売する「農産物販売」などを行っていました。
しかし、「高校生の就農希望者減少」と「アパート暮らしの増加による子供の栽培体験の減少」を課題とし、その解決策として「野菜オーナー制度」という取り組みを始めたのです。
☆‥…*……*……*……*……*……*……*……*……*……*………☆彡
野菜オーナー制度とは?


一般からオーナーを募集し、例えば200円で枝豆4株を購入してもらい、「定植(苗を畑に植え付ける)日」と「収穫日」を2日ずつ設け、参加してもらいます。
収穫までの間、必要とされる播種、育苗、除草作業は部員が行いますが、集会日が設けられるので観察や交流を通し、野菜の生長を楽しむことができます。
なんと! オーナーには園児もいるんですよ。
そして収穫日に枝豆料理講習会を行い、部員からおいしいゆで方を教えてもらったり、簡単でおいしい「枝豆はんぺん焼き」を作って試食したりと楽しい企画も活動の一つ。


たとえ農業経験がなくても、部員が教えてくれるから大丈夫。
高校生と侮ることなかれ、彼らは一人一作目を任されたプロであり、その意識をもってこの活動に臨んでいます。
皆さんも野菜オーナーに挑戦してみませんか?
年々、オーナー参加者は増え続けており、「これがきっかけで家庭菜園を始めた」「子供の野菜嫌いがなおった」などの声も届くようになりました。
部員自身も野菜栽培を通して地域交流が実現でき、農業への関心と理解を高めることができたと喜んでいます。
☆‥…*……*……*……*……*……*……*……*……*……*……☆彡
しかし…
ここで満足してしまったら伝統ある大農・野菜部の名が廃る!
次なるプロジェクトがすでに始動してるんです!
「耕作放棄地を畑として蘇らせたい!
そしてアパート住民の農園として交流の場にしたい!」

これが彼らの次なる課題であり、挑戦です。
これまでの取り組みと違う点は他にもあり、
「更に交流の場の拡大を狙って管理は地域で
家庭菜園などをしている高齢者にお願いしたい」
と彼らは言います。(もちろん部員はコーディネーターとして栽培技術指導にあたります)
この新プロジェクト。彼らは一歩一歩着実に歩むべく日々この挑戦と向き合っています。が、課題が山積み。。。
課  題
?大農高から通える範囲で耕作放棄地が見つかっていない
?地域の高齢者に協力を仰ぎたいが見つかっていない
?大仙市内でアパート暮らしをしている方で野菜オーナーになりたい
 という人が見つかっていない
ぶち当たった壁は厚く高い。。。


彼らは単に地域の人と野菜づくりを通して交流がしたいという思いに留まっているのではありません。
大仙市で一人暮らしをしている人と交流を図ることにより、もっと魅力的な大仙市を伝えていきたい、交流により「大仙市に住み続けたい」という思いになってほしい、
という願いを込めて活動に取り組んでいます。

彼らは地域のために今、動こうとしているといっても過言ではないのです。
どうか、力を貸して下さい
些細な情報でも構いません。彼らは皆さんの情報や思いを必ず糧にして
厚く高い壁を乗り越えてみせます。
★大農高付近の土地で使用可能な耕作放棄地に心当たりのある方!
★野菜作りを通していろんな世代の人と交流を楽しみたいという
 おじいちゃん!おばあちゃん!
★大仙市に住む方で地域のことをもっと知りたいという方!
 何か始めてみたいと思っている方!
そんな方々、いらっしゃいませんか??
またはあの人にぴったり!というご紹介も大歓迎です。
どうぞご協力よろしくお願いいたします。 
☆‥…*……*……*……*……*……‥‥‥‥・ ・ ・
皆さまからの情報をお待ちしております? 
sqfty805@ybb.ne.jp もしくは、 dainoyasai831@yahoo.co.jp
 
                               県南担当 けこさん

| 2009年11月25日16:07 | 県南情報 | Trackbacks (0)

上小阿仁村 ほうずき屋はじめました。

ほおずき日和、季節野菜、カフェ 
         「やまぶん」

五城目町から上小阿仁村に向かって国道285号線を走る。
その途中、気をつけてみてほしい。
上小阿仁村名物「山吹まんじゅう」の向かいのちょっとひっこんだ一軒家。
玄関口の暖簾には、トレードマークのほうずき印。
今月初め、ささやかなイルミネーションを施し冬支度を整えたばかりである。
「やまぶん」は、ほおずき農家 鵜野浩一郎さん、幸子さん夫婦が
今年8月に開いたばかりの農産物直売所 兼 カフェ。

 
玄関すぐのたたきには、自慢のほおずきはもちろん、ほうずきジャムに
ほうずきパウンドケーキ、そして季節の野菜が行儀よく並んでお客を出迎えている。
冒頭で紹介したほうずき印の布巾は、「やまぶん」オリジナル。
「特産なのに“ほうずきグッズ”が少ない。」と独自で作ってしまった。
洗うほどに柔らかくなる優しい風合いがこの店らしい。


店内はテーブル席が3つと座敷席が2つ。
幸子さんの祖母の家だったところを手直しして店舗にした。
その店内は、主のぬくもりをそのまま残し、訪れるわたしたちをも優しく受け入れてくれる。

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鵜野さん夫婦は山形で出会い結婚。6歳差の姉さん女房カップルである。
農業をしたいという浩一郎さんの話に、「住む場所ならある」と、
幸子さんの父親の実家である上小阿仁村に2人で越してきた。

 
ほおずきは、浩一郎さんが3年前に受けた村の農業研修で出会った。
「手をかければかけただけいいのもができる。」とその魅力にとりつかれた。
そして、農業研修を受けながら理想像を突き詰めて考えた時、
自分たちで店を構えて、そこで消費者と向き合うのが一番いいのでは、
という思いに達したという。
浩一郎さんが作ったほおずきで幸子さんが丁寧にジャムを煮る。
ほおずきは水分が多くて煮詰めるのにも時間がかかる。
豊作だった去年、「一日中煮てました。」という幸子さんのジャムは、
この一年で地元の老舗菓子店からも太鼓判を押されるほどの腕前に成長した。

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今年8月初旬に産直を、下旬にはカフェをオープン。
農家直営らしさを心がけているという二人のほうずきスイーツは、
ほおずきが蓄えた養分や浴びた太陽の温かささえもそのまま伝えてくる。
夫婦が愛情をたっぷり込めて作ったほうずきを存分に味わえるのが、
看板メニューの「ほおずきタルト」(300円)

土台のタルトは秋田市の知り合いの洋菓子店から取り寄せている。
注文を受けると、その上に自慢のジャムをのせ、
半分に切った生ほおずきをトッピング。
そのわきに、これまた幸子さん手製のミルクアイスを添えて完成だ。
テーブルに運ばれてきた途端に、ほおずきの少し青く甘酸っぱい香りが漂う。
カメラを構える手も、早く食べたい、と疼いてくる。
てっぺんにのった殻つきのほおずきは、
「我こそ主役なり。」とばかりに堂々とした面持ちでちょっと誇らしげ。

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店を訪れる客の6割は地元の人たちだという。

「最初は産直に来てくれるおばさまたちをターゲットに考えていたんです。
ほら、車で来てちょっとコーヒーでも、っていう人多いでしょ。
でも今では地元の人のほうが多いんです。
開店して3カ月で2回3回とリピートして来てくれる人もいて。
本当に近所の人たちに支えられています。」
と幸子さん。
カフェには近所の子供たちもパフェを食べに小銭を持ってやってくる。
値段が手頃だから子供でもお小遣いの中で味わえる。
「自分の農業研修での感覚でこのくらいの値段が妥当かなと。」という
夫婦の優しさがご近所さんを惹きつけているかもしれない。

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もうすぐ上小阿仁村にも本格的な冬が訪れる。
うんと冷え込む日には客足も鈍るだろう。
しかし、それでもいいと夫婦は口をそろえる。
「お店を出して本当によかったと思います。お客さんゼロの日もあるけど、
自分たちで考えて商品を売ることができる。
他に頼んでたらそういうのはできないでしょ。」
と目を輝かせた。
 
最後に今後の展望・夢を聞いてみた。
「カフェについて言えば、商品の完成度はまだまだ低いと思っているんです。
商品の数も増やしたいし、ほおずきの季節以外にも提供できる商品を考えていきたい。
ほおずきはまだまだ珍しい食べ物だけど、それをもっと身近に感じてもらえるようになって、
しかも農業で食べていけるようになればベストですね。」

最後は浩一郎さんがビシッとしめてくれた。

                               
                                 県北担当 やっつ

ほおずき日和、季節野菜、カフェ「やまぶん」(協議会会員)
土日月曜、祝日 営業(10:00~19:00) 駐車場3台あり
住所 秋田県北秋田郡上小阿仁村沖田面字屋布12 
電話 0186-77-2219

【メニュー】


ほうずきタルト 300円
ハニーミルクアイス 250円
かぼちゃプリン 280円
かぼちゃプリンアラモード  500円
ほうずきチョコパフェ  550円
スイーツよくばり盛り合わせ  600円
        
だまこ汁 450円        
コーヒー 350円
紅茶 350円
ココア 380円
ほうずき印が目印です。

| 2009年11月19日03:09 | 県北情報 | Trackbacks (0)

幸せ料理研究家「こうちゃん」と横手の食を考えよう

     平成21年度 横手市民 食のフェスティバル
         戦う地産地消 よこての食べかた
            キッチン・コロシアム
「よこての食べかた」実行委員会と「食と農のまちづくり」を掲げる横手市が強力タッグを組み、地産地消、食育などをテーマに「横手市民 食のフェスティバル」を開催しました。


イベントのオープニングを飾るのは地産地消にちなみ、横手市出身者で結成されたゴスペラーズならぬ「ウスペラーズ」によるウェルカムコンサート。イベント開始直後のまばらな会場にお客さんを呼び寄せたのは彼らの歌声でした。
その後、「JA秋田ふるさと青年部」、「清陵学院高校家庭クラブ」、「増田高校農業科学科」、食と農に関わる研究・活動発表が行われました。高校生がすでに地域の広告塔となるべく目覚ましい活動に取り組んでいることに多くの市民が驚いたのではないでしょうか。
☆……………………………………………………………………………

(さらに…)

| 2009年11月18日20:22 | 県南情報 | Trackbacks (0)

火野蕪(カナカブ)のこと

   

「カナカブ」ってご存知ですか? 由利地方には、江戸時代から伝わるという幻の漬物「カナカブ漬け」があります。なぜ「幻」かというと…漬物づくりのレシピは昔から基本的には秘密で「例え嫁でも教えない」と、頑なに守られ続けてきたからです。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆

(さらに…)

| 2009年11月18日15:49 | 県央情報 | Trackbacks (0)

能代市 農家民宿星場台のどぶろく

今年も“どぶろく”できました!
 
農家民宿「星場台」の野村良子さんが経営する
「能代里山酒造」のどぶろくが、今年も完成しました。
ノーマルな白いどぶろくは販売スタート、
県内ではここだけ、紅いどぶろくは来月中旬販売開始予定です。
間もなく紅白とり揃います!

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11月中旬のある日。
能代市桧山の一軒家。青いエプロンにメッシュの帽子とマスク姿。
真剣なまなざしで試験管のメモリをみやる。
「う~ん、にー…、てん、に!誤差があるから2.6か。」。


「能代里山酒造」の野村良子さんです。
農家民宿「星場台」を経営する傍らこうして冬場はどぶろくを作っています。
お酒の香り漂う室内では、3日後に瓶詰めするどぶろくのアルコール度チェックが行われていました。
まだ米の粒が残る白濁液がフラスコの中でグツグツ火にかけられ、
一滴一滴、アルコールが落ちていきます。
☆県内の“どぶろく特区”☆ 
 県内には、国の構造改革特区法に基づいて「どぶろく特区」に指定され、どぶろく作りを許可された地域が、
 ・能代桧山・八峰・仙北・八郎潟・由利本荘・阿仁(マタギ特区に含む) の6か所あります。
 「どぶろく特区」の認可を得ることのできるのは、
 民宿やレストランなど酒類を提供できる場を営み、
 その特区内において、自ら栽培した米を用い濁酒(どぶろく)を製造できる農業者とされており、
 野村さんは能代桧山地区ではただ一人どぶろくを作っています。

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◆常に前進!
野村さんのどぶろく仕込みも今年で4冬目。
女性個人でどぶろくを造るのは県内でも野村さんただ一人。
軌道に乗るまでには様々な苦労がありました。
温度調節が難しく一樽全てダメにして途方に暮れてしまったり、
酒の様子を見る2~3分のために、夜中暖かい布団を抜けるときは
免許なんか取らなきゃよかった、と思うこともあったといいます。
しかし、「おいしかった!」「来年も楽しみ!」「できたら連絡ください!」という
お客さんの声が一番嬉しい、という今ではもう笑い話となりました。
去年からは特別な酵母を取り寄せ、紅いどぶろく「桃こまち」の製造も始めました。
「どぶろく特区が増えたから、常に新しいことで前へ前へとしていかないと取り残されてしまう。
いつも一歩前に出ていないとダメだっていう使命感に駆られるのよ。」
農作業の合間の副業として始めた民宿とどぶろく造り。
決して儲かるものではなく、周囲の期待に対するプレッシャーもある。
それを、野村さんはこうして常に前進することで乗り越えてきたのです。


◆夢は叶う
結婚し桧山に嫁いできた野村さん。
農作業と子育ての毎日に、「つまらない自分の人生をどうにかしたい」と漠然と考えていたといいます。
そんな時出会ったのが“グリーン・ツーリズム”。「変わった生き方もいいかなと思って(笑)」と
起業を決意した当時を振り返ります。
今では、全国から多くの人が訪れる人気の宿に成長しました。
そうした繋がりから、野村さんが育てるお米や酒を心待ちにしている人が全国に大勢いるのです。
「ただの農家の主婦だったら体験できなかったことができている。
今こうして気づくのは“自分の夢は諦めなければ叶う”っていうことなの。
夢が叶うっていうのはそれを叶えたいか、諦めるかっていう2つしかない。
気苦労も多いし、諦めるのは簡単だけど、
わたしは常に挑戦していたいと思う。」


◆すべてに「感謝」
常に努力を重ね、夢を実現させてきた野村さんは、
自分を取り囲む人たちへの感謝の気持ちを忘れません。
それは、寒い中一緒にお酒を詰めてくれる夫、
重い酒の樽を一緒に持ち上げてくれる義母、
健康に働ける身体に育ててくれた両親、
泊り込んで日常のグチを聞いてくれる親友たち、
そして桧山の人々とたくさんのお客さん、そのすべての優しさに対して。
この優しさがこれまで野村さんを支え、またそうした温かい心に応えようと、
野村さん自身も頑張ってこれたのではないでしょうか。
野村さんの一言一言には、その「感謝」の想いが滲み出ていました。
最後に「やってよかったと思いますか」と伺うと、
「もちろん!」とはっきりと即答してくださいました。

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そんな野村さんが今年仕込んだお酒が販売開始になりました!
第一号は大館からのお客様。「社長がどうしても明日飲みたいということで…」と
社員の方がわざわざ大館から車を走らせてきたそうです。
野村さんの使うお米(あきたこまち100%)は、全て自家栽培の有機米。
今年は、さらに天日干しにして手間暇をかけて育てました。
今までにない上等なお米を使った野村さんのどぶろく。
今年の冬は紅白のどぶろくで決まり!

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☆能代里山酒造 どぶろく「雪こまち(白)」☆
    720ml 1200円
    1620ml 2700円   
野村さんの自宅裏の「能代里山酒造」で直接、また郵送(代引き)で販売しています。
※紅いどぶろ「桃こまち」は値段が若干異なります。販売予定は12月中旬です。
【問い合わせ】 能代里山酒造 野村さん
         〒016-0151 秋田県能代市桧山字星場台129 電話/FAX 0185-58-5344 
*秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会 会員情報*
                    農家民宿「星場台」の情報はこちら。
                               県北担当 やっつ

| 2009年11月18日03:05 | 県北情報 | Trackbacks (0)

秋田の魚介類・浜の料理教室

 水産業についての理解を深め、新鮮で安心な魚介類の特徴を学び、県産の美味しい魚介類の魅力を知り、自身の手で料理し消費することをねらいとした「秋田の魚介類・浜の料理教室」が、11月13日(金)遊学舎にて行われました。

   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆

(さらに…)

| 2009年11月17日17:06 | 県央情報 | Trackbacks (0)

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