秋田市制120周年の節目に開催
…………………………………〈平成21年10月31日~11月5日・秋田市〉
このほど、第132回となる秋田県種苗交換会が秋田市を会場に行われました。秋の収穫を終え、丹精込めて育てた農産物を展示・研鑽し合う中で人と人との交流が生まれる。その絆を通して農業の未来をはぐくんでゆくという、まさに種苗交換会は秋田県民にとっての一大イベントです。
種苗交換会は、今でこそ県民にとって当たり前のような恒例行事になっていますが、そこには発足・発展・継承に尽くした「石川理紀之助翁」や「森川源三郎翁」をはじめとする先覚者、農業従事者たちの努力なしでは成しえなかったことを忘れてはなりません。
現在の自分たちの食生活が充実しているのも、彼らの尽力があってこそ。毎年このシーズンになると私たちはそれらの歴史を思い起こし、背筋を正される思いになるのです。
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2009年11月11日13:16 |
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農村環境保全・活性化フォーラム
2日(月)秋田市で「農村環境保全・活性化フォーラム」が開かれました。
これは、現在市内各所を会場に開かれている「第132回 秋田県種苗交換会」の協賛行事の一つです。
会場には、県立大曲農業高校の1年生をはじめ、
県内の農業関係者などおよそ430人がつめかけました。
基調講演では、おもにグリーン・ツーリズムによる地域づくりを研究している
秋田県立大学生物資源科学部の荒樋豊教授が登壇し、
「食・農・GT・観光の連携による農山村の活性化」をテーマに行いました。
続いて、県内で農業やグリーン・ツーリズムを核に地域と連携した事業を展開する
4人の方を迎え、「他産業と連携したコミュニティ・ビジネスの可能性」と
題してパネルディスカッションが行われました。
パネリスト
・NPO法人一里塚 清水昭徳氏
・農事組合法人十二牲担い手生産組合 本間恒氏
・櫻山 榎本鈴子氏
・わらび座 大和田しずえ氏
長年、東京の高校から修学旅行生の受け入れを行っている
株式会社わらび座の大和田しずえさんは、
近年力を入れている「みずほの里ロード」沿いでのブルーベリー植樹活動を例に、
「人の元気が元気な農産物を作り出す。
今では、参加している人たちが、自分の木が一番!と自慢し合っている。」と話し、
活動が地域に活力を与えているその成果をお話してくださいました。
また、NPO法人一里塚の清水昭徳さんは、
「(資金がなくても)人の体力と知恵を借りて、一人でやるのではなく、
お互いに助け合うことで地域の交流が生まれる。」と話し、
人を大切にすることの重要性を語りました。
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4人のお話に共通していたのは、
「自分は地域のために何ができるのか。」を常に考えていること。
そして、個人それぞれの資質を活かしながら互いに協力し合い、
理想に向かって信念を貫き通す心の強さを持っているということでした。
オバマ大統領ではありませんが、
先頭に立つ彼らが「Yes We Can」の気持ちで取り組んでいるからこそ、
「あの人のいうことなら本当に出来るかもしれない。」と地域の人が思うのではないでしょうか。
そうしてひとり、またひとりと仲間が増えて、地域の経済、活力が成長していくのだと思います。
リーダーこそ夢を語るべき、改めてそう感じたフォーラムでした。
県北担当 やっつ
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2009年11月3日23:53 |
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グリーンツーリズム「にかほ市大竹カナカブの会」主催
古来からの農法による伝統野菜
カナカブ
収穫と漬物づくり体験
本荘由利地方に伝わる伝統野菜「カナカブ(火野カブ)」をにかほ市では、古くから伝わる焼畑農法で栽培しています。地域伝統の味を収穫から漬物加工まで体験してみませんか。
●日 時 平成21年11月14日(土)
10:00~14:00
●場 所 大竹多目的集会施設ふくじゅ館前集合
(最寄りには、ガーデンカフェTimeがあります。)
●参加料 1,000円(昼食代含む)
●持ち物 帽子、長靴、軍手、ビニール袋
農作業体験できる服装でお越しください。雨天決行。雨天時は雨具もご準備下さい。
☆お問合せ・お申込み窓口☆
にかほ市産業部 農林水産課 018-0311
にかほ市金浦字花潟93-1
電話 0184(38)4303
FAX 0184(38)4050
※定員に達しましたので、受付を締め切らせていただきました。
なお、この様子は後ほどブログ内にて紹介させていただく予定です(よどぎみが取材します!)
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2009年11月2日19:36 |
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青砂(あおさ)海岸。波の音が聞こえるのに静かって、こういうことを言うんだろう。
漁家民宿「海辺のおうち 青の砂」は、そういう心が静かになる場所「加茂(かも)集落」にありました。
今回は一つ、お断りしておきます。写真はありません。忘れたわけでもありません。午後からの秋雨は暴風雨と化し、青の砂も灰色の雲に照らされてしまったので…。この天気での撮影では納得できないなぁと思ったので、敢えて撮りませんでした。
その代わり、得たものはあります。「写真を撮らなきゃ」という概念を取り払い、心が軽やかになった時、ご主人の土井さんが話してくださった「民宿を始めようとした成り行き話」や「旅での出逢いと一生の別れ」などの深いお話が、すっと胸の内に響いてきたからです。
でも…ちょっとした罪悪感。今度行った時は、気合いで写真を撮るぞ?!
県央担当よどぎみでした。
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♪花まるっ協議会・会員データ♪
【海辺のおうち 青の砂】
住所 男鹿市戸賀加茂青砂字鴨17
TEL&FAX 0185-37-2580
E-mail doikamo@js6.so-net.ne.jp
宿泊人数 9人まで
洗面用具・タオル・パジャマはご用意下さい
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2009年10月28日12:56 |
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鮭の遡上が見られると聞き、早朝、男鹿は北浦へ。秋田県漁業協同組合北浦総括支所の加藤さんの案内で、大増川(おおますがわ)へと向かいます。
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2009年10月26日20:27 |
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10月18日(日)の午後、大潟村の新米まつりを後にした私は、次なる目的地である広域五城目体育館に向かいました。
そう、地元が誇る漫画家「矢口高雄」さんと、アカデミー賞受賞の映画監督「滝田洋二郎」さんが対談するという会場です。
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2009年10月23日15:29 |
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~新米まつりinおおがた~
「新米まつりinおおがた」が10月18日(日)、大潟村干拓博物館(道の駅おおがた)にて行われました。
新米収穫を祝う行事は県内数あれど大潟村は県内でも営農規模がとりわけ大きく、一般の方も楽しみながら収穫の喜びを共有できるイベントとあって、生憎の雨天にもかかわらず大勢の人が詰めかけました。
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2009年10月23日12:21 |
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朝は由利地域振興局の方々と共に中直根まで向かったのですが、途中、鳥海山が美しく見える絶景の場所があるよということで、寄ってくださいました。天気が良すぎて、もやってます。
さらに、貴重な昼休み時間に法体の滝へ連れて行ってくださいました。時間内で往復プラス少し写真撮影。おかげで、こうしてブログに載せることができました。感謝!
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ちなみに、これ何だと思いますか?↓
答えは、アケビのつるです。皆に先駆けて栽培を試みたのは、中直根若勢会の真坂代表。「コッコファーム」の敷地内で二年半後の収穫(真坂さん談)を待ち望んでいます。楽しみですね!みなさんの想いが、実を結びますように・・・。
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以上、県央担当よどぎみでした。
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2009年10月20日18:26 |
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「中直根地域第2回ワークショップ」
10月17日(土)、鳥海町直根改善センターに於いて「中直根(なかひたね)地域第2回ワークショップ」が開催されました。これは中直根地域が平成21年度の県農山村活力向上モデル事業の対象地域に選定されたことにより、地域住民と国際教養大学が連携し、活力向上プランの策定に資するため開催されたワークショップです。言うなれば、大学生と地域住民とが協力し合って町おこしを考える会といったところでしょうか。
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前半は、秋大教育文化学部の池本教授(食品の有用成分等の研究が専門)によるアケビの成分等に関する講話。昭和初期まで、食用油は貴重なものでした。昔の人は、身近にある植物(ソバ葉、ニシコリ、イヌガヤ)などから油を搾って活用していたようです。主に仙北では、アケビの種子から油を採ってはあぶら問屋が買い集め、京や江戸の寺院や料亭に卸していたというから、たいそうな高級品だったのですね。教授は、それを現代で復活させるために研究をされているようです。それに関連して、アケビを直根地域の特産として生産販売するための活路を見出す意見交換会なども行われました。率直に栽培の仕方などについての質問が飛び交い、農家の方々はやる気満々といった印象を受けました。
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ちなみに私は小さい頃山形に6年近く住んでいたため、アケビを食べることに全く抵抗がないどころか、マルメロとかイチジクとかザクロとかと同じように普通に食べていました。父親が、キノコ採りの副産物としてアケビも持って帰ってくれた思い出があります。なので、アケビって…そんなに秋田では食べられていなかったのか?と、まさにカルチャーショック。そういえば、大人になってからはあんまり食べてないかも…もとい、地元のスーパーには売ってないことに気がつきました。
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そして後半は直根環境改善センターの利活用について。そうこのセンターです。ここを地域住民だけではなく観光客や外部から来た人達を迎え入れ、観光の拠点としてもっと活用できないかを、国際教養大学・県立大が考案し、実際に立体模型などを動かしながら斬新なアイディアを発表しました。そこでも、アケビの活用が見直されまいた。若き発想が、地域住民の生活に根ざしたうえで活用されれば言うことがないですね。
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県央担当よどぎみでした。
その2に続きます!
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2009年10月20日17:09 |
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本日は、念願だったきりたんぽ作りのお手伝いのためにお伺いした筈が、しっかり昼ごはんまで御馳走になりました。
しかも稲荷寿司のごはん詰め、巻き寿司作り、なた漬けの袋詰め…と、思ったよりも盛り沢山な内容となりました(笑)。
貴重な体験、というよりは普段の食事のお手伝い?という感じ。
私達秋田の人間にとっては普段の生活の一部を切り取ったような内容でした。そのおかげで、特に苦労もせず、和気藹藹、皆で楽しくお話をしながらの作業となりました(おしゃべりをしながらでも、手は止まりませんでしたよ!)
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昼食は、これまた全て手作りの、竈(かまど)で炊いたごはん、川ガニの味噌汁になすがっこ、ほうれん草のおひたしに新鮮なトマトとサンチュなど。特に、ぬか漬け後に炭火で焼いたさんまは、これまでに食べたことのない香ばしい味わいで、やみつきになりそうでした。
我が秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会の公式ページでも言っておりますが、「是非“心”を休めに来てください。」という佐藤さんご夫妻のあったかい心がしみ渡る一日となりました。
以上、県央担当よどぎみでした。
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★おまけ★
重松の家の庭には色とりどりの植物が咲いていましたが、中でもひときわ存在をアピールしていたのが目にも鮮やかな菊の花。雨あがりの露が、きらきらしていました。
♪花まるっ協議会・会員データ♪
【重松の家】
佐藤重博・祐子
住所 秋田市上新城小又字田中13
電話&FAX 018-870-2345
1泊2食 6,000円
朝食のみ 5,000円
定員 7名(1日1組のみ)※要予約
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2009年10月18日20:18 |
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