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‘県央情報’ カテゴリーのアーカイブ

梅も桜も菜の花も…

大潟村 菜の花
県内で一番早くお花見ができると言われる、にかほ市・勢至公園の観桜会も始まり、いよいよ春本番。
わたしの住む大潟村には、全長およそ11kmの桜並木があり、その下をほぼ同じ距離で菜の花が咲きます。
場所や時期によっては同時に咲く姿が見られ、黄色、ピンクそして空の青のコントラストがとても美しく、
大潟村に住んでいて良かったと、心底思える大好きな季節です。

さてさて、このポカポカ陽気に誘われて、今年の菜の花もいよいよ咲き始めたようですよ。

菜の花畑 菜の花つぼみ
とはいうものの、1.8haの菜の花畑はまだこんな感じ。もうすぐこの敷地いっぱいに菜の花が咲きます。
この間まで茶色い地面が顔を出していたのに、ここ数日ですっかり緑一色。
ところどころ、気の早い菜の花が、つぼみを膨らませたり花を開かせたりしています。

ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ
それでも、地面に膝をついて、頬に葉先が触れるほどにしゃがみ込んでカメラを構えると、
ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリのお花畑に出会えます。
村役場によると、今年の桜と菜の花まつり(4月23日~5月8日)の見頃は5月上旬。
農産物販売などの売り上げの一部を、東日本大震災の義援金とするそうです。
【大潟村桜と菜の花まつり】 詳しくはこちら
 期間:4月23日(土)~5月8日(日)、場所:村内各所
 ※4月23日(土)と24日(日)には、協議会会員「産直センター潟の店」でお客様感謝デーを開催。
  米粉ホットケーキの実演試食会などがあります!



遊学舎梅の花
「大潟村の菜の花が咲いたよ」という話をしたら、秋田市 遊学舎にいる県央地区現地特派員のよどぎみから
梅の花の写真が届きました。先日つぼみの様子をご紹介した遊学舎の中庭の梅の木です。
左奥は桜の木。少しずつほころんできているみたい。

 

遊学舎 梅の花
あ~、梅も桜も菜の花も、早く満開にならないかな~。(梅の写真提供は県央特派員よどぎみでした!)

県北担当 やっつ

| 2011年4月15日17:00 | 県央情報 | Trackbacks (0)

東由利グリーンツーリズム研究会からのエール

 東由利グリーンツーリズム研究会(由利本荘市)の会員ら12名が、4月4日(月)、東北地方太平洋沖地震により被害を受けた岩手県に、炊き出し支援に行かれたそうです。
 同会が昨年実施した「空き家で田舎体験モニター」事業に釜石市から参加された方がおり、その際「弁天の宿」に宿泊した縁で、オーナーの高橋京子さんと東由利グリーン・ツーリズム研究会事務局が連携して釜石市災害対策本部と連絡を取り、釜石市の避難所(松原地区コミュニティ消防センター)が支援場所となりました。
takidashi1 takidashi2
 東由利の特産として知られるフランス鴨を使ったスープとだまこ餅、約300食もの漬物を東由利の名水「ボツメキ湧水」とともに、避難所内外の住民に提供。
 支援スタッフとして同地を訪れた「弁天の宿」オーナーの高橋京子さんは、「昼に合わせて行ったからか、どこからともなく人がやってきて、あっと言う間に用意した物は終了。小さな炊き出しで、あれが被災された方々にとって支援と呼べるものなのか判らなかったけれど、雪交じりの寒い中、小学生くらいの女の子が『おかわりください…』と来たのであげたら、笑顔で戻って行った。それを見たら、支援は一過性ではなく、続けていくことが大事だと痛感した」と、被害に遭った町並みの写真などを1枚1枚見つめながら、声を絞るようにして話してくださいました。
damakonabe iwate-kamaishi
 被災地への願いを、温かさを持ったグリーン・ツーリズムとしての立場でいち早く実行という形に移した、東由利グリーンツーリズム研究会の方々に、敬意を表したいと思います。
 町が復興の兆しを見せ始めるまで、被災された方々が自分達の生活を取り戻せるまで、さまざまな支援を続けていけるよう、少しでも力となりますように。

県央地区現地特派員 よどぎみ
(情報協力・写真提供…「弁天の宿」由利本荘市役所 東由利総合支所産業課

| 2011年4月14日17:15 | 県央情報 | Trackbacks (0)

県央地区 春の息吹を感じて

由利本荘市にある、由利地域振興局に出掛けた朝のこと。
耕起間近の田んぼの奥に、堂々とそびえる鳥海山に目を奪われたよどぎみ。

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見とれてその場に停車、自然とカメラを手にしていたのでした。
もうちょっと足をのばして、子吉川の堤防沿いに行ってみよう。
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左は朝、右は同じ場所で夕方に撮りました。
夕日を浴びてほのかなピンク色に染まる鳥海山が、春の訪れを告げているようです。 
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左は、由利地域振興局です。
由利本荘地域のグリーン・ツーリズム情報をいただいたりと、よどぎみもお世話になっています。

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振興局の中に入ると、「ふれあい直売十文字(道の駅十文字)」の堀田良平さんが、横手市より出張販売していました。
彼も本協議会の現地特派員同様、研修などで一緒に勉強している仲間です。

「お昼の時間帯に合わせ、ご飯やおかずになりそうなもの、野菜などを持ってきています。今の季節は、花見団子もありますよ。いかがですか?」

つられて、購入してしまったよどぎみでした。お疲れ様です!


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秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会の事務局が入っている、「秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎」。
中庭には梅と桜の木が1本ずつあり、梅が少し開花してきています(奥が桜の木です)。

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枝には、コロコロとした丸い蕾がたくさん。生命力あふれる姿に、ちょっと元気をもらいました。
これから春本番。皆さんの地域でも、優しい花々が咲きますように。

県央地区現地特派員 よどぎみ

| 2011年4月7日16:52 | 県央情報 | Trackbacks (0)

農家レストラン・地張庵の奮闘記!~地域内外の交流を通して~

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 珍しく青空が広がった2011年2月23日(水)、秋田市雄和にある農家レストラン「地張庵」の山内みどりさんが講師となり、秋田市GTモデルプラン(主催:太平山観光開発株式会社)の第2弾として(第1弾は、「重松の家流、米粉de料理術~農家民宿「重松の家」の米粉料理教室~」)、雄和産大豆を使用したとうふづくりが行われました。悪戦苦闘しながらも、笑顔の絶えない楽しいとうふ作り体験に、参加者のみなさんは満足されていたようでした。

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 3月9日(水)には、秋田県農業研修センター(大潟村)が斡旋する様々な国の集団農業研修生が「持続的農村開発」の現地視察の一環として農家レストラン「地張庵」で研修を行い、農業に関する知識を学んでいました。

 地域の人々との体験を通した交流はもちろん、農業者同士の技術向上のための交流…そのどれもが、ひとつの農家レストランで行われていることに、感動したよどぎみでした。

 続きは、「農家レストラン・地張庵の奮闘記!~地域内外の交流を通して~」をご覧ください。

県央地区現地特派員 よどぎみ

| 2011年4月5日09:37 | 県央情報 | Trackbacks (0)

秋田の玄関を元気に!~駅前産直市場・みんなのやさい畑~

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 今月16日、秋田駅ビルトピコ1階にプレオープンした「秋田駅前産直市場・みんなのやさい畑」には、当協議会会員でもある農家レストラン「地張庵」の山内みどりさん(華の豆会代表)が、秋田市雄和産の新鮮な大豆を100%使用した「華ちゃん工房」のとうふや大豆加工品を出荷しているとの情報を聞き、さっそくお邪魔してきました!

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 いそいそと出かけてみると…何と、男鹿のなまはげがっ!結構な迫力で出迎えてくれました。
 産直市場の隣りのスペースで、男鹿市北浦漁港から水揚げされたばかりの新鮮な魚を扱っていました。

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 産直市場に入ると、みどりさんがご自分のコーナーにおとうふを持っていらっしゃいました。
 「一人でも多くの方に、消泡剤を使用していない安心・安全・美味なおとうふを食べてもらいたい」と、丁寧に商品を陳列していました。

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 農家レストラン「ゆう菜家」のモロヘイヤ麺も発見!春の息吹を感じる、こごみ・たらの芽・山うどなどの山菜もありましたよ。

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 この日の入荷状況…太平八田の菅原果樹園のりんご・菅原バイオファームの舞茸・若美ベジリング秋田のアスパラ・通町花のさとうの花卉・マタギの里の行者ニンニク&焼きリンゴ缶詰・岩見三内産のちゃんこ葱・仙北市桧木内産のねばりいも&ごぼう・若美町産甘味倍増雪の下キャベツ・八峰町産しいたけ・三種町産ネギ・下新城産ぶなしめじ…などなど。
 商品の品揃えはまさに「まるごと秋田を楽しめる直売所」!

 「みんなのやさい畑」外商部・営業担当の小林和雄さんは、「秋田駅ビルに産直市場を設けるにあたり、新鮮な朝採り野菜を早く入荷し易いという利点がある、秋田市内の野菜や果実を多く取り扱っています。特に四ツ小屋地区では『元気会』というものを立ち上げ、会員同士で切磋琢磨し生産したものを納入してもらっています。本部「みんなのやさい畑」は追分(潟上市)にあり、主に県北部から潟上・男鹿近辺の120名程の方で構成されていますが、『地元密着型の駅にしたい』というトピコ側の意向もあり、ひとつの地域だけでなく県内のあらゆる地域の物を広く扱いました。『ワンショップ産直市場』を目指しており、買いだめしなくてもここに来ると一通りの物が何でも揃い、必要な量だけ買える。そんなふうに気軽にちょくちょく駅前に足を運んでもらえるきっかけとなれば」とお話してくださいました。

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 仙北市産や横手市産などのお米も扱っており、1kgから精米できるコーナーがありました。なるほど~、小家族や一人暮らしの方なども、精米したての美味しいお米が味わえるというわけですね。
 産直の他、総菜コーナーなどを新たに設置して、エリア共に規模を拡張し7月1日に堂々グランドオープンとのことなので、お近くにお越しの際は、是非のぞいてみては?
 秋田駅では今後、新しいスタイルのお買い物が期待できそうですね♪

「秋田駅前産直市場・みんなのやさい畑」(秋田駅ビル「トピコ館」1階)
 営業時間 9:00~19:00。
 ※おとうふや生鮮野菜等は、早い時間帯に完売することがあります。
  おとうふの納入時間は10:00ですが、その少し前に行くのがおススメです!

県央地区現地特派員 よどぎみ

| 2011年3月30日10:20 | 県央情報, 秋田県全域 | Trackbacks (0)

ガーデンカフェタイム・春のリース作り講習会

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こちらのブログでも告知させていただいていました「春のリース作り講習会」がこのほど、
にかほ市大竹にある「ガーデンカフェタイム」にて行われました。
オーナーの佐々木利子さんは、ガーデニングコーディネーター・ハーブコーディネーターの
有資格者でもあり、定期的なフラワーアレンジやガーデニング教室を開催しています。

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アルケミラモリス・ダイヤーズカモミール・バラ
ラムズイヤー・フェンネル・2種類のアジサイに
かすみ草…リースの材料となる草花は
すべて、タイムの庭からの贈り物


 

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綺麗に見えるコツ、同系色の草花をまとめ、
大きな塊として配置すると、すっきりします」と伝授。


 

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友人同士で仲良く参加した、下浜のケイちゃん
と本荘のセイちゃん(ご本人の希望による愛称です)
それぞれ個性的なリースが完成しました


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ガーデンカフェタイム本日カフェメニュー
フロマージュ・ブリュレとガトーショコラ。

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利子さんが、手順の見本を見せながら
指導します


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うーん、何とか形になったような、
そうでないような…


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ストーブの優しい暖かさ


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美味しいコーヒーを淹れてくれる

ガーデンカフェタイムオーナーの
佐々木利子さん。


大竹地区は村中に花の咲く樹木が多くあり、これらの花が一斉に咲き誇り、目を楽しませてくれます。
ガーデンカフェタイム
では、「千年の村・大竹の花紀行」を4月23日に開催します(詳細は後程、イベントカレンダー内で紹介する予定です)。
 散策をしながら春風に身をゆだね、草花の姿に映る地域の歴史を感じてみてはいかがでしょう。


 詳しくは…HP美の国秋田桃源郷をゆく内「特集・春の花めぐり」

 ガーデンカフェ Time
 住所 にかほ市大竹字前谷地131
 電話&FAX 0184-38-3537
 代表 佐々木 利子
 営業時間 10:00~16:30 定休日 水曜日・木曜日
  ※通常の「こだわりおまかせランチ」は2,000円(要予約)。
   ご希望の場合は夜の営業もいたします。

県央地区現地特派員 よどぎみ

 アクセスマップtime-map

| 2011年3月28日09:30 | 県央情報 | Trackbacks (0)

天寿酒造雪室解禁パーティーin湯の沢温泉「ホテルまさか」

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 天寿 雪室氷点熟成純米生酒は、2月の「酒蔵開放」でしぼりたて純米生酒の入ったタンクをまるごと雪の中に封印し±0℃の氷点で熟成させたものです。純米生酒のとろりとした味わいを、4月29日に雪室から開封し、近隣各店にて楽しんで頂くためのイベントを毎年開催しています。
 
今年も、当協議会会員である「ホテルまさか」が会場となります!

★昨年の「ホテルまさか天寿酒造雪室解禁パーティー」の様子はコチラ


●直接天寿の酒蔵に雪室生酒を酌みに行こう!
 
必要な本数を、お客様ご自身でビンに手詰めすることが出来ます( 空ビンは天寿で準備します)。
 
720ml ¥1,365(税込)
 
日時 平成23年4月29日(金)午前10時00分~12時00分
 
場所 天寿酒造(精米所付近)
開封当日に秋田県内飲食店で解禁パーティー!
 
開封日に蔵元から直接解禁パーティー 会場へお届けし、皆様に逸速く楽しんで 頂く企画です。
 
日時 平成23年4月29日(金) 午後18時00分~20時00分
 
場所 湯の沢温泉「ホテルまさか」 0184-58-2188 会費4,000円 定員80名
 
※会場となる「ホテルまさか」へは、直接TELでもお申し込みいただけます。
★お申し込み・お問い合わせは・・・
 
天寿酒造株式会社  秋田県由利本荘市矢島町城内字八森下117
 TEL 0184-55-3165 FAX 0184-55-3167 E-mail
info@tenju.co.jp
  ※他にも、会場は三ヶ所あります(酒楽亭うみひこ駅前本店・たつみ寛洋ホテル・寿司竹)。
   
当日参加は出来ません。予め前売りチケットをお買い求め下さい。
  ※チケットは各会場か天寿酒造へお申し込み下さい。定
員になり次第、締め切らせて頂きます。
   参加者のお名前・ご住所・電話番号・Eメールアドレス・人数を明記し、お知らせ下さい。
   天寿酒造からご連絡させていただきます。

●列車《おばこ号》に乗って宴会列車(テーブル付)雪室解禁パーティー
 
これに合わせ、由利高原鉄道《おばこ号》を借り切って、解禁パーティー列車が運行いたします。
 
列車に揺られて旅情あふれる酒宴をお楽しみ下さい。
 
日時 平成23年4月29日(金)羽後本荘駅発 17:45往復
 
定員 40名
 
参加費 3,600円
お申し込み・お問い合わせは・・・
 
由利高原鉄道株式会社(0184-56-2736)
 

| 2011年3月24日16:35 | 県央情報 | Trackbacks (0)

東由利グリーン・ツーリズム~きのこのコマ打ち体験~

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3月5日、東由利の道の駅「湯楽里」で東由利グリーン・ツーリズム研究会の活動の一環として「きのこのコマ打ち体験」が行われ、よどぎみは当協議会会員「弁天の宿」の高橋京子さんと共に、体験に加わりました。

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だ木として選ばれたのは、ナラの木です。
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この、小さなコルクのようなものが菌が植え付けられた『コマ』、手前にあるのは穴を開けたほだ木です。
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表面の凹凸がなくなるくらいまで、キノコの菌がたくさん入った「コマ」を打ちこみます。強く打ちこむことで、菌が目覚めるのだそうです。
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親子連れの参加者も、真剣な表情。

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ドリルで穴を8ケ所開けます。
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「弁天の宿」の高橋京子さんと、
森林ボランティア(秋田県緑化推進委員会登録)第126号の伊藤謙冶さん
 
湯沢市出身、牛乳販売店を営んで60年の伊藤さんは、平成20年北秋田市で行われた「第59回全国植樹祭式典」に、皇皇后両陛下が御臨席のもと、スーツを着て
呼ばれていったそう。「生きてれば誰かの役に立つことも、いいごどもいっぺあるな。これからも地域貢献に積極的に参加して、元気な町づくりをしていきたい」と、しみじみ話されていました。
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 主催の東由利総合支所産業課の担当者より、体験方法の指導があり
夕映え時期までムシロで囲むなど、適度な湿気のある場所に保管することが重要。その半面、地面に寝かせた場合年2回程草むしりをしないと、ほだ木が酔う」とのこと。また、東由利「山遊庭の森」の阿部重助さんは「管理と保管場所さえ間違わなければ、絶対になります。何事も適度さが大事」う~ん、キノコ栽培って奥深い。その「適度さ」が、品質を左右するのかも
 
さて…今年の秋、よどぎみのほだ木には、無事シイタケがなるのでしょうか?いずれ報告致しますので、乞うご期待!

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その後、農家民宿「弁天の宿」に立ち寄り、京子さんお手製のちらし寿司を御馳走になったよどぎみ
 
京子さんは「有り合わせだけど、ひな祭りだからね」と言うけれど、彩りが美しいです!さすが仕出しも行う
プロの技ですね~。

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~協議会会員情報~
 
農家民宿「弁天の宿」(0184-69-3039)
 
由利本荘市東由利老方字五升畑46-1

十数キロのほだ木を担いで持ち帰った、県央地区特派員よどぎみ。

| 2011年3月16日16:40 | 県央情報 | Trackbacks (0)

あきたのジオパークフォーラム

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 「ジオ」とは、大地のことです。地球には、長い歴史の中で現在まで記録してきた『大地の生い立ち』があります。その大自然と人間は、どのようにして共存していったらよいのでしょうか。地震や火山噴火、地下資源の有用性、人間による大地の開発、自然破壊と景観の保護…永遠ともいえるその課題を提供してくれる場所を、「ジオパーク」と位置付けています。
 
2月27日、秋田市の文化会館で行われた「ジオパークフォーラム」(主催:NPO法人あきた地域資源ネットワーク)では、秋田大学教育文化学部教授・林信太郎氏、NPO法人あきた地域資源ネットワーク理事長・白石建雄氏、秋田産業サポータークラブ幹事・佐々木詔雄氏により、地域の事例紹介がされました。

P1140918 ●NPO法人あきた地域資源ネットワーク事務局鐙啓記氏が挨拶 
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 また、NPO法人あきた地域資源ネットワーク理事・藤原優太郎氏のコーディネートにより、「あきたのジオパークを語る」対談が行われ、さかんな意見交換が場内を盛り上げました。
【各パネリストから】
●八峰町ジオパーク推進協議会の工藤英美氏…「八峰町の小学生にアンケートを取ったところ『自分の子どもに白神を残したい』という回答が多かった。自分の土地に誇りを持っている証拠」
●男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会の薄井伯征氏…「『干拓地である大潟村は、歴史的なジオと相反している』と、当初抵抗があった。しかし『大地の物語・人と大地の物語・大地の恵みを活用している人間』という観点に立てば、干拓の地であってもジオパークだと思える。農業を中核とした産業・景観を生かした中で人間の叡智がわかる」
男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会の竹内弘和氏…「男鹿は、地層の博物館。男鹿の地名がついた断層が数多く存在する」
湯沢ジオパーク推進協議会(4月以降発足予定、湯沢市役所まるごと売る課)沼倉誠氏…「湯沢が誇る鉱山・地熱・生態系の認識を基本的な理念に据えつつ、『越後湯沢』ではない『秋田湯沢』を売り込もう」
NPO法人あきた地域資源ネットワーク理事・藤原優太郎氏…「おにぎりに似た岩石があり、既に岩石に似たおにぎりを『ジオにぎり』として提供している一例を見ても、観光を食べ物に絡めるアイディアはあり。似たようなものとして5段にした地層を表現した『五地層』という名の弁当(御馳走)があっても面白い。」
 その他、「広大でなくても、『移動距離が短いミニチュアジオの取り組み日本一』というのも面白い。まずは住民の意識改革が必要だ」という意見が出されました。

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秋田大学教育文化学部教授・林信太郎氏…「八峰町ジオパーク候補の魅力―白神山地のめぐみとジオ」と題し、白神山地の世界遺産の例を取って「ジオパークは世界遺産とはその目的が異なり、保全の他に、人間が教育や地域振興の為に活用することも必要」と紹介。

P1140932 ●NPO法人あきた地域資源ネットワーク理事長・白石建雄氏…「男鹿半島と大潟―ひとと大地の物語」と題し、「男鹿半島と大潟は、大地の科学者・地球の長大な歴史の語り部。5000万年前から現在までの地層が存在する、地質学的にも重要な場所である」と紹介。

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秋田産業サポータークラブ幹事・佐々木詔雄氏…「湯沢の魅力―銀山、地熱、湧水と歴史文化」と題し、「火成岩類に覆われた大地が産んだ、ミネラル豊かで美味しい湧水と、その湧水から作られる特産品」の紹介と、「鉱山開発により文化・風土・湯沢の地域経済が育った」と説明。

P1140946 NPO法人あきた地域資源ネットワーク理事・藤原優太郎氏

県央地区担当 よどぎみ

| 2011年3月16日08:30 | 県央情報, 秋田県全域 | Trackbacks (0)

農家レストラン ゆう菜家 始まりました

おまかせセットおまかせセット
 
 ネットからモロヘイヤめんを注文できる専用ホームページが誕生!QRコードも付いています!早速、携帯電話からピッ!「チャラ~ン」と、つながりました(お店のスタッフの方も、「開店前に(つながるかどうか)やってみた」とのこと。その気持ちわかります~と盛り上がりました。)。
 
 アドレスは http://yuunaya.com/
 
2011-03-01 13.28.53
 

 

 3月1日、と言えば、秋田市雄和にある「農家レストラン ゆう菜家」が、営業を再開しました。
 出張の前に、ちょっと腹ごしらえ・・・ モロヘイヤめんのつるつるっとした食感に、「また食べれてよかった」と、めんとの再会に喜びました。  ふと、テーブルを見ると、メニュー表のところに何やら貼ってあります・・・
「ゆう菜家オンライン」からお取り寄せできます 「ゆう菜家オンライン」からお取り寄せできます
そして、3月限定で食後に抹茶のサービスがありますよ。
 
日々の緊張がホッとほぐれるとともに、背筋ピーンと気持ちが引き締まりました。
 

 

 そして、明日、3月3日(木)はゆう菜家は定休日ですが、オーナーの浅野育子さんが、「グリーン・ツーリズム花まるっ大学第3回講義」でゆう菜家のこれまでの10年と今後をお話してくださいます。(おかげさまで、満席となっております。立ち見でもいいから参加したい!という方は、事務局(018-829-5895)までお問い合わせください。
 
<グリーン・ツーリズム花まるっ大学第3回講義>
日時:平成23年3月3日(木)10:00~15:00
場所:秋田県中央地区老人福祉総合エリア 視聴覚室(秋田市御所野)
内容:事例紹介(ゆう菜家 浅野育子氏)、講義「経営の基本心得」(LTD㈲経営管理センター 牧野正弘氏)、講義「農家民宿・農家レストランを開業する時に気をつけること」(県担当者、本協議会事務局)、1年間のまとめ(アドバイザー 荒樋豊氏)
代打 GT・小鳥がお伝えしました。

| 2011年3月2日16:53 | 県央情報, 秋田県全域 | Trackbacks (0)

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