男鹿市の委託を受けた(株)男鹿水族館は、男鹿半島西海岸の活性化を目的に「西海岸ブラッシュアップ事業」の運営母体として「はなさか爺さんプロジェクトGAO」を発足させました。
加茂青砂集落にある廃校となった加茂青砂小学校を拠点に、地元のお母さんなどを先生に迎えた「海辺の体験教室 かもあおさ笑楽校」を5月22日に開校し、引き続き西海岸全体に活動を広げていきます。
~お花見音楽界の様子~
開校記念となった8日は、オープニングイベントとして「お花見音楽会」が開催され、当協議会会員「こおひい工房珈音」オーナー・佐藤毅さんのコントラバス演奏や、県内で活躍する団体がそれぞれ賑やかなオープニングを飾りました。
開校宣言(かもあおさ笑楽校校長・菅原繁喜さん=加茂青砂部落会会長)、コントラバス独奏(こおひい工房珈音・佐藤毅さん)。
チンドンショー(ダースコちんどん隊)、ゴスペルソング(サークル・スマイル)、民話朗読・紙芝居(「花さか爺さん」ほか)(読み聞かせグループ・虹の会)。
男鹿のやきそばソング(スズキさんとその仲間)、和太鼓と篠笛(舞悠人・岩澤将志さん、吉村陽介さんら)。
地元の漁師さんから借りた大漁旗が、笑楽校の体育館を飾って活気上げ!西アフリカの太鼓ジャンベ(右近さんとそのグループ)、ダダダコ踊り・加茂青砂の採れたてワカメ販売。
「こおひい工房珈音」オーナー・佐藤毅さんは「土井さんと昨年の秋頃、加茂青砂と琴川、真山の3集落で地元のお母さんなどから工芸細工などを通じて文化的な協力・連携ができたらと話し合っていたので、今回の事業でそれが具体化したと思います」と好意的な様子。佐藤さんの出張カフェ販売も好調だったようです。
編みかご「こだし作り」の実演や、昨年8月23・24日に当協議会で「H22年度花まるっ大学第2回講義」を開催した際にお世話になった、地元の婦人達が手掛けたアケビつる細工の展示もありました。体験指導をされる先生は、地域に住む方々です。
かもあおさ笑楽校校長・菅原繁喜さん(=加茂青砂部落会会長)からは、嬉しいヒラメのお造りの差し入れが!右側のスズキとボラは、幸恵丸さんからの差し入れです。ドーンと下さいました。彼は、16歳から50年以上刺し網漁に従事してきた第八喜代丸船長でもあります。「鯛・ヒラメ・アジ・メバル・他、何でも捕ってきたよ。ひとり一艘の船を持ってるから」と、その笑顔からは誇り高さがうかがえました。ご馳走様でした!
男鹿の仕出し弁当といえばお馴染み「グルメストアふくしま」さんのお弁当。地元の食材を使用していたり、工夫がたくさん!栄養満点です。よどぎみももちろん注文♪(普通~に、土井さんから「注文するでしょ?」と…笑)
~22日から始まる「海辺の体験教室」の参加者を募集しています~
【期間】10月末までは毎週水曜日・日曜日に開くどなたでも参加できる体験教室です。一緒に楽しく学びませんか。11月から来年3月までは西海岸の水族館やホテルを会場に各種イベントが開かれます。
【6月教室の授業(体験)内容】
魚さばき…12日・時間10:00~12:00(定員20名・材料費300円)
つる(アケビ)編み細工…8,15,22,29日・時間10:00~12:00(定員10名・材料費300円)
ソーセージ作り…26日・時間10:00~12:00(定員20名・材料費300円)
アフリカの打楽器…26日・時間13:00~15:00(定員10名・楽器レンタル料300円)
パステル和みアート…12日・時間10:00~12:00(定員10名・材料費500円)
民謡踊り…12日・時間13:00~15:00(定員20名・無料)
笑いヨガ・ストレッチ…12日・時間13:00~15:00(定員20名・無料)
加茂青砂を歩こう…12,26日・時間13:00~15:00(定員20名・無料)
写真教室…26日・時間13:00~15:00(定員20名・無料)
【授業料】「写真教室」と「加茂青砂を歩こう」は無料、ほか300円(材料費)
【昼 食】地元の旅館が、捕りたての魚料理をメインとした「加茂定食」(1,500円)を、
15食限定で用意いたします。希望者は要予約。その他の方は、各自ご持参ください。
【問い合わせ・お申込み】)
はなさか爺さんプロジェクトGAO船川事務所)
(電話:0185-27-8380・ファックス:0185-27-8385))
※各教室、定食予約とも5月20日までお申し込みください。「笑楽校」では、「これまでの‘観光の視点’ではなく‘文化的な切り口’から体験イベントを企画した。1年間に20個程体験を取り入れ、参加者だけでなく地元の人々も元気になるような内容を目指している」そうです。今後の地域活性に期待が高まりますね!
なお、こちらのブログでも活動の様子を随時ご紹介していきますので、そちらもお楽しみに~☆
県央地区現地特派員 よどぎみ
admin | 2011年5月18日12:46 | 県央情報 | Trackbacks (0)