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‘県北情報’ カテゴリーのアーカイブ

県北地区 春が待ち遠しい一日

ハウス建て 農作業開始
少し風があるものの、あたたかな日差しになった今日の秋田県北部。
本格的な農作業の時期を前に、所々で準備を始める人たちの姿を見つけました。
北秋田市坊沢では、家族4人で雪が消えたばかりの田んぼの脇にビニールハウスを建てていました。
固定するビニールのひもを、キャッチボールのようにハウスの上を飛ばし、仕上げの作業のようです。
明日、4月5日は二十四節季のひとつ「清明」。清々しい空気に溢れ心地よく過ごせる頃とされています。
農家のみなさんにとっては、いよいよ忙しい季節が始まりますね。

旧仁鮒小学校校舎
さて、あたたかな陽気に誘われて、続いて私が向かったのが、能代市二ツ井仁鮒地区。
平成20年3月に惜しまれつつ閉校した旧仁鮒小学校の校舎が、取り壊されずに残っています。
130年の歴史を持ち、「浜辺の歌」で知られる成田為三が子ども時代を過ごした学び舎でもあります。

旧仁鮒小学校 旧仁鮒小学校
体育館は現在も地域の行事などで利用されているそうですが、校舎の利活用については、市が現在検討中。
外観だけでも十分うっとりしてしまう趣なのですが、ぜひとも中も見てみたい。市の検討結果が楽しみです。

まけ
おまけ・犬 おまけ・犬
途中、お散歩中の犬に遭遇。とっても人懐っこいんです。

おまけ・犬
癒しのひと時。春ですね~。

県北担当 やっつ

| 2011年4月4日18:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)

大館市 修学旅行受け入れ農家研修会

大館まるごと体験 研修会
24日(木)、大館市の陽気な母さんの店(協議会会員)を会場に、
大館市まるごと体験推進協議会によるきりたんぽ作りの研修会が行われました。
これは、大館市内の修学旅行受け入れ農家を対象にして開かれたものです。
きりたんぽの本場大館市では、修学旅行の体験でもきりたんぽ作りが大人気。
そこで、これまでそれぞれ独自のやり方で受け入れてきた農家のみなさんが、
市内で体験受け入れの第一人者でありベテランの陽気な母さんの店の方法を学ぶことで、
みんながある一定の統一感を持って生徒たちを迎えられるようにしようと開かれたのです。

本日のメニュー 陽気なサラダ
研修会では、本当の修学旅行の受け入れを想定して、5つのメニューが用意されました。
参加するお母さんたちは“生徒”として参加し、陽気な母さんの店のやり方を学んでいきます。

きりたんぽ (左上から時計まわりに)デザート、陽気なサラダ、きりたんぽ鍋、漬けもの
陽気な母さんの店のやり方を参考にするのにはいろいろと理由がありますが、
中でも、長年の経験から学んだ食材の分量は、参加者のみなさんにとって、とても勉強になったようでした。
陽気な母さんの店では、一本のきりたんぽを100gにしています。
きちっとはかりを使って、1升からおよそ30本作れるようにしているのです。
それは、みそたんぽときりたんぽ鍋、さらにサラダ、漬物、デザートを中学生たちが昼食として食べた時に、
腹八分目になるちょうどいい分量だそうです。
今年4月で直売所開設から10周年を迎え、ずっと食の体験に力を入れてきた店の歴史が活かされています。

研修会 デザート 研修会 漬けもの
会長の石垣一子さんは「子どもたちに、『もう少し食べたいな』と思ってもらうことが大事。
そうすると、家に帰ってから自分で作って食べたいと思うようになると思う」と話します。
参加者からは「一本100gというのは、最初小さいのではと思っていたし、
今まではもっと大きなきりたんぽを作って食べさせていた。
でもメニューを全部自分で食べてみて、その加減が分かったように思う」という感想が聞かれました。

研修会 試食 研修会 試食
現在、大館市内の受け入れ農家は85軒(平成22年度現在)。
実は、来年度から新しい仲間が加わります。比内大巻地区の農家さんたちです。
今回、大巻から参加した藤原ノリさんは、
「もちろん自宅でも作るけれど、その時は彩りとかはあまり気にせず、材料は全部一度に鍋に入れてしまう。
食材の良さを活かすために、入れ方の順番を工夫するというのは初めて気がついたこと。
きっと緊張すると思うけど、5月の受け入れが楽しみ」と優しい笑顔で話してくれました。
また、陽気な母さんの店 前会長の関口カツさんは、新しく受け入れ農家が増えることについて、
「だんだん高齢化しているから人が増えるのはいいこと。店のやり方を参考にしてもらって、
あとは土地土地の物を加えるとか自分たちのオリジナルでアレンジしてくれればいい」と話していました。

研修会 意見交換 研修会 意見交換 石垣会長
その後開かれた意見交換会では、参加者から質問や不安などが出され、陽気な母さんたちが答えました。
会長の石垣一子さんは「なによりも段取りが大事です。そして米や野菜を買わずに家から持ってきたり、
会場に自宅の場所を借りたとしても、ちゃんとみんなでお金を払うことも大切なこと。
最初から立派な鍋がなくても大丈夫。年々少しずつみんなで買って増やしていけばいい」とアドバイス。
さらに畠山市子さんは、「受け入れる時に、メンバー以外の地元のお母さんを“遊びに来て”って誘ってみて。
そうすれば仲間が増えていくはず。気負わなくても大丈夫!」と先輩として激励の言葉をかけました。

研修会 集合写真
大館市役所の高松方純さんは「今のところ来年度は8校の修学旅行生が来る予定になっている。
こうしてみんなで協力して受け入れを頑張れば、来年再来年と反響も来ると思う。
これをベースにしてそれぞれのオリジナリティを出して頑張っていきましょう!」と話し研修会をしめました。
新しい仲間も増えて、またひとつレベルアップした大館市の受け入れ農家のみなさん。
今年の春、北海道の生徒たちを、おいしいきりたんぽとこの満面の笑顔でお出迎えいたします。

県北担当 やっつ

| 2011年3月28日10:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)

能代市 ねぎっこ村「義援金おねがいします」

義援金おねがいします
能代市のねぎっこ村では、この度の震災で甚大な被害を受けた岩手県大船渡市に向けての
義援金の協力を呼び掛けています。

銀河連邦 ノシロ共和国
能代市と大船渡市は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究施設がある(または、かつて研究施設があった)
市と町が連携する「銀河連邦」の仲間です。
この銀河連邦とは、「限りない宇宙への夢とロマンを求め、ユーモアとパロディーの精神で建国した連邦国家」
(能代市HPより)で、現在、北海道大樹町、岩手県大船渡市、神奈川県相模原市、長野県佐久市、
鹿児島県肝付町、そして秋田県能代市の4市2町が参加しています。
それぞれを「共和国」と呼び(ノシロ共和国、サンリクオオフナト共和国など)、
各地の産業祭などで農水産物や加工品を販売したり、子ども同士の交流も進めています。
今回、能代市を含む3市2町は、それぞれの形で大船渡市に物資や人などを送り、支援を進めています。

大船渡産水産加工品 大船渡産水産加工品
ねぎっこ村では、平成20年から銀河連邦各共和国の特産品を販売するコーナーを設けています。
各地から届くジャムやドレッシングなどの特産品の中でも、
海藻の乾物や魚の加工品など、大船渡の商品は群を抜いて人気があるそうです。
ねぎっこ村スタッフの菊地さんは「能代の人の口に合うんだろう」とひとつひとつ商品を手に取り話します。

ねぎっこ村菊地さん
震災以来物流が滞っていること、そして、大船渡市内の加工所が被害を受けていることで、
今は店頭に出ているだけしか商品はありません。
それでも「物流が回復し次第、そして加工所が再開し次第また仕入れる。店でも人気の商品ばかり。
以前大船渡に行った時には、たった1日だけど地元の人たちと交流もした。
1日も早く秋田の野菜を持って支援に行けたらと思う」と菊地さんは話していました。

おまけ
ふきのとう
ねぎっこ村の帰り道、三種町の田んぼの畦でふきのとうを見つけました。
秋田弁ではふきのとうのことを“ばっけ”と言います。そして、ふきのとうは秋田県の県花。
てんぷらにしたり、刻んで味噌と混ぜて「ばっけみそ」として食べる秋田のふるさとの味です。
長い冬を乗り越えた私たちに、そのほろ苦さで春の訪れを告げてくれます。
きょうもチラチラと雪が降った秋田でしたが、私たちの暮らす東北にも春が少しずつ近づいているようです。

県北担当 やっつ

| 2011年3月24日11:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)

藤里町 ふじさと雪んこ体験モニターツアー

ふじさと雪んこ体験
先月12日(土)と13日(日)藤里町で「ふじさと雪んこ体験」と題したモニターツアーが行われました。
秋田市から訪れた9人の小学生たちは、藤里町内4軒の農家に宿泊しました。
子どもたちも農家のお父さんもお母さんも、生まれて初めての民泊体験。
不安もありつつドキドキわくわく、みんなの間にはどんな心の交流があったのでしょうか。

続きは、協議会HP「田舎まるごと体験」の中の
「ふじさと雪んこ体験モニターツアー」をご覧ください。

県北担当 やっつ

| 2011年3月16日13:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)

大館市 陽気な母さんの店 太巻き寿司体験料理教室

❊東北地方太平洋沖地震で被災された方々へ❊
今回の大地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、
行方不明の方々、今も救助を待っておられるすべての方々のご無事を願っております。
被災された皆さまと街が、一日も早く復興できますように。    

陽気な母さんの店 太巻き寿司教室
その11日(金)午前中、わたしは大館市 陽気な母さんの店で行われた、
太巻き寿司の料理体験教室に参加していました。
陽気な母さんの店では、毎月2回ほど、寿司やもちなど郷土料理の体験教室を開催しています。

太巻き寿司 具
今回作ったのはこちら。
外側からごま、酢飯、のり、具材の順番になっています。“裏巻き”というやり方だそうです。
具材は、厚焼き卵、茹でニンジン、青菜、煮シイタケ。全てが大きくて(太くて)食べ応え満点です。

太巻き寿司作り 太巻き寿司作り
時々は家でも太巻きを作るという人たちも、この“裏巻き”は初めての人も多い様子。
互いに教え合い、確認し合いながら、みなさん真剣な様子で作っていました。
中でも、初めて太巻きを作るという女性は、隣合わせた人たちに助けてもらいながら一生懸命。
「周りの人たちに助けてもらって、なんとかできました。
いつもは買ってばかりだから上手くいって嬉しいです」と話していました。

太巻き寿司作り
この日の講師は、陽気な母さんの店の石垣一子さん(中央)。
この料理教室は、1回の定員が20人。しかし、毎回大人気で、今回も32人の方を受け入れました。
みなさん身をのり出して石垣さんの技を覚えています。

太巻き寿司作り 太巻き寿司作り 太巻き寿司作り
市内から友人と共に参加した女性が「いつもは買ってばかりだから、手作りは楽しい」と言うように、
この教室の良さは、いつもは買ってしまうような料理やお菓子を、みんなで一緒に手作りすることで、
今度はうちでも作ってみようと思わせてくれるところ。
細かなレシピとコツを陽気な母さんたちが丁寧に教えてくれるおかげです。

✼今後の料理教室の予定✼ 
3月17日(木)焼きもち ※申し込み状況については直接店にご確認ください。
陽気な母さんの店では、毎月1日に、その月の予定をHPで公開しています。
興味のある方は、こちらをご覧いただき、お店にお問い合わせください。 電話 0186-52-3800

新ランチ☆どんぶりセット
陽気な母さんの店の食堂で人気のランチセットに、今月から週替わりでどんぶりセットが仲間入りしました。
わたしは、揚げたてかきあげ丼&ミニほうれんそううどん。500円は安いです。
どんぶりセットは、「かきあげ丼」か「そぼろ丼」に、「ほうれんそううどん」か「中山そば」が選べます。
お近くにお越しの際は、ぜひ食べてみてください!

県北担当 やっつ

| 2011年3月14日11:41 | 県北情報 | Trackbacks (0)

八峰町 白神こだま酵母を使ったパン作り体験

お知らせ
今回の震災を受けまして、あきた白神体験センターでは、
21日に予定していた「春の日帰りイベント」を中止することにいたしました。
予定していたパン作り、そば打ち、きりたんぽ作りなどは、
このイベントの日時以外でも随時受け付けている体験メニューです。
どれも白神の恵みを味わえる美味しい体験です。またの機会のぜひお越しください。

パン教室
八峰町のあきた白神体験センターには、四季折々の多彩な体験メニューがあります。
6日(日)、人気の高い体験のひとつ「白神こだま酵母を使ったパン作り」に挑戦してきました。
モチモチ、フワフワ、いい匂い♪のご機嫌な一日となりました。

パン作りに挑戦! パン作りに挑戦!
今回は、センターが主催する春の日帰りイベントのひとつ。
パン作りのほか、本館のそば打ち体験とおらほの館のきりたんぽ作り体験があります。
この日は、イベントに申し込んだ2人の女性と、
前日からセンターに宿泊していた6人のグループ(と、私)の合計9人が参加。

山本チエ子さん 工藤初江さん
八峰町内から参加した山本チエ子さん(左)と工藤初江さん(右)。
小学校からの幼なじみという2人は、普段からこうしてお出かけしている大の仲良しです。
初江さんは「ホームベーカリーで作ることはあるけど、手作りはなかなかできないから」と
参加したきっかけを話していました。

講師 今井昌子さん 観光駅長
そして、私たちにパン作りを教えてくれる講師が、八峰町峰浜にお住まいの今井昌子さん。
実は今井さんは、JR五能線 あきた白神駅の観光駅長でもあります。
パン工房は駅に隣接していて、今井さんは駅長業務とパン作りの講師を兼任されているのです。

デザインパン 焼きます!
「白神こだま酵母」とは、平成9年、秋田県総合食品研究所が、
世界遺産白神山地の県指定地域内から採取した腐葉土から抜粋・選別した有用野生酵母。
平成11年に特許申請を行い、平成19年取得しました。
今回配られたレシピには、パン作りにおける白神こだま酵母の特徴と利点を、
①ぬるま湯にすぐ溶ける、②発酵力が強い、③トレハロース(甘味成分)が多い、
④冷凍に強い、⑤乾燥に強い、⑤国産小麦との相性が良い と紹介されていました。
先日ご紹介した本館のどぶろくでも使用していたこの「白神こだま酵母」は、
パン製造を中心に、今や全国で使用されてます。

リゾート白神「青池」ハイブリッド車両 焼けました!
こねて、発酵、こねて、発酵を繰り返し、いよいよオーブンに。
2次発酵と焼き時間を合わせると、待ち時間がおよそ1時間。
ゆっくりとパンの焼けるいい匂いが漂う工房内で待っていると、窓の外に、列車の姿が。
JR五能線 リゾート白神「青池」の新型ハイブリッド車両です!初めてみました。カッコイイです♪

できあがり できあがり
その新型ハイブリッド車両を見送った駅長姿の今井さんがオーブンを開けると…。
みんなで思い思いに作ったパンが、おいしそうにふっくらといい焼色になっていました。
形もそれぞれ個性的。早く食べた~い!!!

みんなでピース☆
センターがジャムをご用意してくれたので、昼食でコーヒーと共においしく頂きましたよ(^^)v

しおり作り 手作りしおり
昼食後は、オリジナルのしおり作り。
この日の記念として、日付とイベント名が入っている紙の上に白神山地の落ち葉を置いて、
さらに私たちは、出会いを記念して3人の名前を書き入れました☆
挟んだ本を開くたびに、この日の楽しかった思い出が蘇ってくるはずです。

ペタンクに挑戦 ペタンクに挑戦
さらに、センター副所長 工藤金悦さんのお誘いでペタンクという軽スポーツを楽しんだわたしたち。
「うちにいるばかりだとストレスも溜まるでしょ」と初江さん。
活き活きしたお2人に、私までたっぷり元気をいただきました!

あきた白神体験センターのイベントは今後も行われます。
【春の日帰りイベント】 ※イベントは中止になりました。
日時 3月21日(月・祝) 午前9時~
体験 ①白神こだま酵母を使ったパン作り ②本館そば打ち ③おらほの館きりたんぽづくり のいずれか。
参加費 ①と②1,500円 ③2,000円
申し込み・問い合わせ あきた白神体験センター 電話 0185-77-4455

県北担当 やっつ

| 2011年3月7日15:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)

八峰町 しらかみカフェの新名物?!

先日「しらかみカフェ うたごえ喫茶」の様子をお伝えした時、
チラッとご紹介した「焼きカレー」を、みなさま覚えていらっしゃるでしょうか。
寒さの厳しかった今年の冬、しらかみカフェで秘かなブームとなった「焼きカレー」がこちら。

焼カレーセット
小さなひとり用の土鍋に入った焼きカレー。た~っぷりのチーズの真ん中に半熟たまご。
手前はブロッコリーとマッシュポテト。焼けたミニトマトもいい感じです。
今月中はメニューにあるそうですよ。サラダ、コーヒーが付いて1,050円。この機会にぜひ。

ヨーグルトムースに手作りイチゴソース 白神山地を眺めて
デザートはヨーグルトムース。          遠くに白神山地が見えます。ここ数日でまた
手作りのイチゴソースをのせています。      雪をかぶった山並みと田んぼ。でも春はもうすぐ。


❊イベントのお知らせ✼ 
※イベントは諸事情により中止となりました。
次回開催の予定は未定ですが、決定次第ブログでご案内いたします。

私は、八峰町の地酒「白瀑」が大好きです。うれしいことに、3月26日(土)しらかみカフェで
「白瀑の新酒を楽しむ会」(協賛 山本合名会社)が開かれます。
白瀑にぴったりの食事を食べながら、尺八とピアノの演奏もお楽しみください。
日時:3月26日(土) 午後6時~
場所:しらかみカフェ 秋田県山本郡八峰町峰浜字家の下谷地38-4
参加費:ひとり 4,500円
申し込み・問い合わせ:しらかみカフェ TEL&FAX 0185-76-3715


 

 

 

県北担当 やっつ

| 2011年3月4日17:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)

鹿角市 絆をつなぎ続けて~大湯小学校田代分校~

スノーフェスティバル
2011年2月19日(土) 十和田湖の入り口にあたる鹿角市の田代平地区で、
地域住民による雪祭り
「スノーフェスティバル」が行われました。
会場は、地域の中心となっている大湯小学校田代分校。
毎年12月から3月まで開校する冬季分校です。
もしかして、前の日の夜からわくわくして眠れなかったのは、分校の子どもたちじゃなくて、
私のように「招かれた人たち」だったのかもしれません。


続きは、協議会HP「美の国秋田・桃源郷をゆく」の
「絆をつなぎ続けて~大湯小学校田代分校~」をご覧ください。

県北担当 やっつ

| 2011年3月3日17:00 | 県北情報 | Trackbacks (0)

北秋田市鷹巣 北秋田おひなまつり

❊内陸線 おひな様列車❊
内陸線おひな様列車
先日、内陸線の車内に飾る、つるし雛作りの様子をご紹介しました。
現在運行中の内陸線のおひな様列車(6日まで運行)には、25人の参加者が作ったつるし雛飾りと、
鷹巣西小学校と阿仁合小学校の児童のみなさんが書いたおひな様の絵が飾られ、乗客の目を楽しませています。

車掌さんとアテンドさん 児童が書いたおひな様の絵
「乗客のみなさんには喜んでいただいています。」
「おひな様列車に乗って、角館の雛めぐりに足を運んでください。」と話す、美人車掌さんと美人アテンドさん。

やっつ作 つるし雛飾り 児童が書いたおひな様の絵
わたしが作ったつるし雛も飾られていました(左)!おひな様列車の運行は、6日(日)まで。
下り:急行もりよし1号 阿仁合9:32→角館10:40
上り:急行もりよし2号 角館11:10→鷹巣13:09

3日(木)、5日(土)、6日(日)には、阿仁合駅前の「銀山亭」でひな人形の展示、
鷹巣西小、阿仁合小児童の絵画の展示、甘酒のサービスなどが行われます。
ぜひこの機会に内陸線に乗ってみてくださいね。 秋田内陸活性化本部 電話 0186-82-2114 

❊商店街のおひな様❊
北秋田おひなまつり
さて、秋田内陸活性化本部では、今回の「北秋田おひなまつり」に合わせ、鷹巣駅前商店街の店舗に
ひな飾りの協力を求めました。現在10店舗が、歩道に面した店先にひな人形を飾ってくれています。

日活書店 佐藤マリ子さん
そのうちの一軒、日活書店では娘さんのひな人形と地元小学生の絵を飾ってくれていました。
今回の内陸線からの依頼によって、10年ぶりに箱から出したというおひな様です。
「娘が大きくなってからは小さな土雛で済ませていたけど、久しぶりに飾って楽しませてもらっています」
と話すのは、母親の佐藤マリ子さん。

日活書店のおひな様 日活書店のおひな様
このひな人形を出すたびに、大館市まで買いに行った時のことを思い出して話に花が咲くという佐藤家。
最初はこのお内裏様とおひな様だけを購入し、その後徐々にその他の人形を増やしていったそうですが、
この牛車(右)は、買ったまま開けずにいたもので、今回初めて飾ったものなのだそうです。
「お客さんにも、おひな様出してるんだね~、って言って喜んでもらっています。
亡くなった母も喜んでいると思います。」と話していました。

マルタ(成田呉服店)の成田哲子さん
また、同じ通りのマルタ商店(成田呉服店)では、豪華7段のひな飾り。お孫さんのおひな様を飾りました。
「久しぶりに出して虫干しでもしようかしらと思って、なんて(笑)」と笑うのは店主の成田哲子さん。
哲子さんは、今回のひな飾りに合わせ、近くの花屋から桃の花を購入。
菜の花と一緒に花瓶に活けて桃の節句を祝っています。

桃の花 お抹茶
この日、突然うかがったにも関わらず、快く取材をお受けくださり、
さらに、40年以上続けているというお茶(表千家)をごちそうしてくださいました。
「受け取ったらお茶碗を少し回して、絵のないところで飲むの」と作法を教えてくれた哲子さん。
帰り際、雪の舞い散る寒い中、わざわざ店先まで丁寧にお見送りをしてくださり、
出会いのありがたさを感じた一日でした。

今年初めて実施される「北秋田おひなまつり」。
内陸線のおひな様列車に乗って、ぜひ鷹巣まで足を運んでみてください。
キレイなおひな飾りだけではなく、こんな素敵な人たちとの出会いも待っているかもしれませんよ。
「北秋田おひなまつり」は6日(日)まで行われています。

                                            県北担当やっつ

| 2011年3月2日17:00 | 県北情報 | Trackbacks (2)

鹿角市 中滝ふるさと学舎のクラフト体験とキャンドル作り

もうすぐ3月。ずいぶんと春めいてきましたね。
鹿角市の中滝ふるさと学舎(協議会会員)も、廃校となった旧中滝小学校を改修し、
地域住民、行政の様々な想いをのせてスタートしたのが、昨年の4月下旬。一年経つのは早いものです。
この一年、本当にたくさんの方にお越しいただき、四季折々の体験をしていただきました。
きょうは、学舎の中でも人気の高い2つの体験をご紹介します。

❊森のクラフト体験❊
森のクラフト体験 森のクラフト体験
老若男女問わず人気があるのが、森のクラフト体験。学舎周辺の森で拾ってきた枝や木の実を使って、
オリジナルのオブジェを作り、さらにお持ち帰りいただいています!
先日は、盛岡市から20人ほどのお客様が訪れ、体験していただきました。 体験料:ひとり 500円

森のクラフト体験 森のクラフト体験
「子どもの頃に戻ったみたい♪」と言いながら、30分ほどでオリジナルのオブジェを完成させていました。
試行錯誤しながらも、普段はなかなかすることのないこうした遊びを、とても楽しんでいただけたようです。

❊アロマキャンドル&エコキャンドル作り❊
キャンドル作り体験 キャンドル作り体験
そして、女性を中心に楽しんでいただいているのが、アロマキャンドル&エコキャンドル作り
この日、わたしは学舎事務局長の門下朋重さん(左)と一緒に、アロマキャンドル作りに挑戦。
春に向けて桜をイメージしたピンク色に。これもお持ち帰りいただけます。 体験料:1回 1500円

実はこのアロマキャンドル、
来年度からある“商品”の一部として学舎内で売り出す予定なんです。それが…
ラブメロクッキー
ラブメロクッキー

クッキーとジャム、そしてアロマキャンドルを1セットとした商品を、
今回、学舎と鹿角市内の児童生徒のみなさんが協力して開発・試作しました。
これは、鹿角市教育委員会がすすめる小中高校生のキャリア教育事業の実践のひとつで、
児童生徒たちが、鹿角への想いを商品として開発・販売し、その中で「職業」について
考えてもらうというもの。
今回、技術提供というかたちで、学舎の門下朋重さんと奈良敬一さんが協力しています。

ラブメロクッキー
中身は、鹿角市産淡雪こまちを使った米粉クッキーと鹿角市特産マルメロを使ったジャム。
「家族だんらん」をテーマに、アロマキャンドルをともしながら、
秋田杉で作ったスプーンでクッキーにジャムをつけて食べてもらおうというものです。
さらに、秋田杉のカンナくずをクッションに入れ、フタを開けるとふわっと秋田杉の香りがする
という鹿角市さらには秋田県が満載になっている商品です。

※上2つの写真は、鹿角市教育委員の田中喜昭さんにご提供いただきました。
今回の取り組みの様子は、田中さんの
ブログで詳しく紹介されています。

ラブメロお披露目会 ラブメロお披露目会
学舎の門下さんと児童生徒たちは、先日行われたあきた鹿角国体の会場で来場者や選手に販売したり、
その後開催された「全日本学生スキー選手権大会」のウェルカムパーティ(上写真)で、
鹿角市長を含むたくさんの大人の前で商品説明を行い、大きな拍手をいただきました。
国体会場では、用意した試作品50箱がたった20分で完売!
反響の大きさに、門下さんも商品としても力をヒシヒシと感じた様子。
学舎では、このかわいいパッケージをそのままにした販売を予定しています。
販売開始になったら、またここで報告しますね。

ここ数日のあったかさと雨で学舎の雪も溶けだしました。春が待ち遠しい中滝ふるさと学舎です。

                                  県北担当 やっつ

| 2011年2月25日16:15 | 県北情報 | Trackbacks (0)

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