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38六郷古来から百清水と言われてきた豊かな清水の里を散策する美郷町別名「ふくべ清水」とも呼ばれている御台所清水。藤清水は、近くに三つの倉があったことから「三倉清水」と呼ばれていたが、藤の季節に花が周囲に咲き誇り、水面に映える光景の見事さから、この名前で親しまれている。ハタチや清水は、商店街から一歩入った「ハタチや酒店」の敷地内にある清水。周辺は石積みされ、テラス風に椅子、テーブルが配置されている。美郷町には百二十六カ所もの湧水がある。町の中心部に六十カ所以上ある清水は大切に保全され、今でも生活用水の一部として使用されているものも多い。鷹狩りに来た秋田藩主・佐竹良隆公が炊事やお茶の水などに使用し、形がヒョウタンに似ていることから、