あきた農山村・旬を感じるツアー

太田の秋づくし

2011年10月23日
企画主催:みずほの里いきいきネット協議会

 ブルーベリーでみずほの里ロードと、大仙市太田町を盛り上げている「みずほの里いきいきネット協議会」が、夏のブルーベリー初摘み体験ツアーに続き、太田地域の秋を全身で感じてもらおうと主催したモニターツアー、その名も太田の秋づくしを、10月23日(日)に開催しました。

 県内各地から19名の参加者が「あか松庵」(大仙市太田町)に集まり、様々な「秋」を体験しました。

 

  芋のこ(里芋)洗い

 小雨がちらついたかと思えば晴れ間が広がったりと、変わりやすい秋空の下、地元大仙市を中心に参加者が集まりました。

 地元のスタッフの方々も交流を楽しみに参加しており、それぞれの自己紹介からスタートしました。

なかなかこんな風に芋洗いすることもなくなりました。板を使ってかき混ぜることで芋同士が擦れて皮が剥けていきます。こちらは昼食のいものこ汁に使われます。
   

柿のもぎ取り

 続いて、あかまつ庵のすぐお隣にある高橋さんのお宅に移動し、柿のもぎとり体験をさせてもらいました。

 柿の木にはたくさんの実が。どれからもぎとるか迷いそうなくらいです。干し柿用のため、「熟してないものを選ぶ」「付け根はT字にカットする」のがコツ。皆さん、上手にもいでいました。

   

縄ない&柿の皮むき

 次に干し柿用の縄を作ります。最初はほとんどの参加者が上手に縄をなえませんでしたが、地元の方の見事な手さばきを見よう見まねで習得していきます。慣れてくるとどんどん進んで楽しくなり、笑いが絶えない様子でした。

 先ほどもぎ取った柿の皮をむき、できた縄にくくりつければ完成。できあがりが楽しみです!

   

餅つき

 そろそろお昼ご飯の時間になる頃、「うす」と「きね」を使った餅つきが行われました。今ではこのように餅をつくこともほとんどなくなりましたね。小さな男の子にはちょっと重かったかな?

 

 できたての餅で、きなこ餅とあんころ餅を作ります。熱さに苦闘しながらも皆さん楽しそうな様子です。さあ、いよいよ昼食です!

   

 

昼 食

 

 自分たちで作った「餅」、芋洗いした「いものこ汁」を中心にお昼ご飯です。珍しいアケビの味噌焼きも振る舞われ、デザートにはブルーベリーも登場しました。地元食材が満載の味は言うまでもなくおいしかったです!

 最後には昔ながらの「ドン菓子」も登場。栗や餅などと一緒に参加者の皆さんへのお土産になりました。

 
 

 地域食材や地元の方々とのふれあいを通じ、ここ大仙市太田地域の魅力をまた一つ発見できた充実した1日でした。

 参加された皆さんからは、「地元の方々の優しさに感動した、「友達に太田のブルーベリーなどを宣伝したい」「童心に返ったような気持ちになった」という感想が寄せられました。

 皆さん、またここ太田で会いましょう!

 

 (体験レポート:秋田県農山村振興課)

このツアーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。