手前味噌を作ろう!湯沢まるごと味噌体験ツアー |
2010年6月12日(土)~13日(日) |
6月12日から13日にかけて開催された、湯沢まるごと味噌体験ツアー 主催:(有)秋田コスモトラベル、 企画:NPO法人まちおこし結っこ
湯沢市の奥深い発酵文化を学び、豊かに恵まれた自然に触れることができるこのツアー。 私、けこさんも一日目に参加し、地元のお父さん、お母さんたちとの心温まる交流を追いかけてきました。 |
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てくてく散策(湯沢駅~サンチュリー湯沢)
ゆっくり、寄り道をしながら約90分の散策コース。
湯沢観光ガイドの会副会長・佐々木進さんにご案内いただきました。
歩き始めた途端、商店街ではこんなやり取りが。「まず、食べてみれ」お母さん、どうもありがとう。 |
湯沢市は秋田藩佐竹氏南家の城下町。 |
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商店街を一本抜けると、静かで落ち着いた街並み。普段は車窓から流れる景色を、じっくり目に留めながら歩きました。 |
秋田県文化財に指定された一里塚の跡(ツキの木)。神聖な力が漂い、自ずと手を触れるのでした。エネルギーをチャージ |
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趣ある佇まい。驚いたことに、地元のパン屋さん「藤花」でした。「素敵だな、かわいいな」そんな感想が聞こえてきました。 |
三関地区のさくらんぼは湯沢を代表する特産物。品質日本一と言われ、このようにテントを張って徹底管理されていました。 |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆湯沢観光ガイドの会副会長・佐々木進さん |
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何気なく目に入ってくる道端の緑。どこにでもありそうな草花です。 そんなふうに見方、考え方を変えてくれる言葉でした。 |
お母さんたちの郷土料理を「いただきます」
およそ90分の散策が終了。
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◆MENU わらびのおひたし、だまこ汁
だまこもちはこんがり焼き目が付いていて香ばしく、何杯でもおかわりOK☆わらびの他にも山菜料理や漬け物などが並びました。 おいしかったよ!ごちそうさまでした。 |
味噌作りスタート!!
快晴の空の下、柿崎弘子さんの指導のもとみんなで力を合わせて作りました。
①煮た大豆(18㎏)を味噌すり機に入れてミンチ状にします。 柿崎さん(写真右)から味噌についてたくさん教えていただきました。 「お母さんと上手にできたね!」 |
②つぶした大豆に塩(7.2㎏)を混ぜます。 |
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③更に麹(36㎏)を混ぜます。頑張るぞ! |
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⑤ここで大根など味噌漬にしたい具材を入れます。 |
⑥最後にシートを被せ、塩を重し替わりに使うのが最近の流行りだそうです |
お兄ちゃん、お姉ちゃんたちと一緒に頑張ったね☆ |
みんなでメッセージを書きました。「おいしい味噌になれ~」 |
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✿感想✿ ◆杏林大学2年 片野久巳さん(写真左) |
山菜採り
味噌作りは思った以上に重労働。皆さん、お疲れさまでした。
しばしの休憩後、大学生の皆さんのリクエストに応えて、近くの山へGO!
◀ナビゲーターは郷土料理を作って下さった、岩本千代子さん。突然のお願いにも関わらず、要望に応えられるのはさすが☆田舎には味噌作りの達人、山の達人、いっぱいいるよ!
▶「見て見て!いっぱい採れたよ」 |
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ミズがいっぱい! 採り方を教わりました。 |
グリーンシャワーを浴びながら、ゆったり地元のお父さんとおしゃべり。 |
「コブがついたミズはダメだよ。虫が入ってるから」 |
✿岩本千代子さん✿ この深緑の中で過ごしたり、沢水の音を聞いたりするのが気持ち良くってね。 |
夕食・懇親会
焼きおにぎり 他にも、ミズのおひたし、味噌炒めなど
「いっぱい料理を作るんだども、一番おいしいって言ってもらえるのは、やっぱり“米”。いっぱい食べてって」 |
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「お米がおいしくて、学食食べられなくなるよ。毎日、東京に送って下さい!」 |
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湯沢の地を歩き、目に飛び込む全て、出会った人に感じた温もり。
県南担当 けこさん |