鹿角 森林セラピー秋 ~紅葉のブナに抱かれて~ |
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「森林セラピー」とは、これまで「森林浴」の効果として言われてきた“癒し”などを、 生理実験などによって、より科学的な裏付けでその効果を示し、 心身の健康を促す試みのこと。 その癒し効果が大きいと証明された地域や森を 「森林セラピー基地」、「森林セラピーロード」といい、 県内では鹿角市が唯一基地に指定されていて、現在5つのロードを有しています。 |
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2009年10月上旬、 「八幡平森林セラピーロード」で 「森の力 森林セラピーロードへのいざない Autumn story3紅葉のブナに抱かれて」 (かづの森林コンダクター連絡協議会 主催) が行われました。 春夏秋冬全4回企画の3回目です。 |
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八幡平森林セラピーロードは、秋田県と岩手県にまたがる八幡平国立自然公園内にあります。 アオモリトドマツやブナの原生林の中を歩くそのルートは3つ。 ・蒸ノ湯森林セラピーロード ・後生掛森林セラピーロード ・大沼森林セラピーロード 八幡平温泉郷内らしく各基点には温泉を据えられていて、観光としても楽しめる区域です。 |
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ストレスは唾液中のストレス物質を 測定して調べます。 舌の下に試験紙を 入れて唾液を浸みこませ、それを専用の 機械で測定。意外と簡単に分かるんですね。 |
さてさて、日ごろのストレスには自信のある わたしの注目の値は…。 97!! すごい!と思っていると、お隣の女性は 「わたし186だった。」 上には上がいるものです。 |
ゆっくり、マイペースで かづの森林コンダクター」の柳澤さんの案内で進みます。 森林セラピーと普通のトレッキングとの一番の違いは、時間をかけてゆっくりと 自分のペースで歩くこと。疲れては森林セラピーではありません。だから学習も目的外。
「これは何かな。」「なんだろうね。」「きれいきれい。」という会話でも大丈夫。 |
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初対面の人が集まった時って 「お話をしなきゃ。」と気負いがち。 でも、森林セラピーでは 他人のことは気にせず、歩く速さもお話も、 自分のペースが一番大事なんですね。 |
話したくなったら話す。 休みたくなったら休む。 木に抱きつきたくなったら抱きつく。
これが森林セラピー。 |
五感を大切に。 さらに「じゃあ、それぞれ好きな場所で目をつむって深呼吸してみましょうか。」とステキなアドバイス。 はい、やってみます。 |
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教わったように、五感を研ぎ澄ませて。
まずは一本のブナの木とご対面。 「よろしくお願いします。」
上を見上げると、 おひさまの金色がブナの青を 透かして身体に降り注いできます。
そして、ゆっくりと目を閉じる。
鳥の声や風が葉を揺らす音が聞こえ、
秋の風が頬をなでて通り過ぎます。 |
両の手を大きく広げて深呼吸。 1.2.3.
ブナの木に、 森に抱かれている自分を意識しながら。 1.2.3.
ブナが吐き出す、生まれたばかりの酸素を贅沢に 吸って吸って吸って…
土と木と葉と水が醸す「森」の匂いを 身体いっぱいに沁み渡らせて。 1.2.3. 1.2.3・・・ |
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目を開けると頭の中がスーっと軽くなって、 なぜか「よしっわたしまだいける!」って気分になりました! その時の一枚がこちら。やっぱりみんないい顔してますよ。 |
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天気の神様
この日は快晴。 自称「鹿角の天気を司る神様」 晴れ男の柳澤氏。 おだやかなお話しぶりが とっても癒されます。 |
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セラピーの効果は・・・ |
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この日は、本来1時間ほどのコースを 3時間かけて歩きました。 身体の疲れはなし。気分も上々。 そんなわたしのストレス数値は…23! 中には、3回測ってもエラーなの という女性もいて、もしかして0以下なのかもね、 なんて笑っていました。 |
昼食は 「ふれあいやすらぎ温泉センター ゆらら」で 「癒し弁当」。 素材はすべて地元産。 揚げ餃子の中はミズの実でした。 心も満足、おなかも大満足です! |
県北担当 やっつ |