百の笑顔が集う村・「百笑村」で稲刈り!
~2011年9月 大仙市~
和光中学校の秋田体験旅行・ひだまりファームの田んぼの稲刈り
日中の日差しも柔らかくなり、過ごしやすくなって参りました。長らく豪雨や台風で懸念されていた農作業でしたが、最近ようやく晴れ間が続き、県内のあちこちで稲刈りが急ピッチで行われているのを見かけます。 久々に清々しい秋晴れに恵まれた9月24日、大仙市にある「百笑村」の村長こと佐々木義実さんから、「今年も稲刈りするぞ~来てけれ~!」と誘われ、よどぎみ早速行って参りました! |
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今回収穫体験をする場所は、義実さんが持つ広大な田んぼの一角を、管理・作付している「ひだまりファーム」の農地。東京から来た和光中学校の学生も一緒に、賑やかな稲刈り体験となりました。 ●「ひだまりファーム」は、食料・農業・環境の諸問題について、地域と連携・交流することで問題解決を図る市民活動団体で、当グリーン・ツーリズム推進協議会も「訪問者のためのグリーン・ツーリズム理解講座(2011年第2回)」等で、以前から交流があります。また、現地特派員も百笑村の農作業体験では時折一緒に作業をさせていただいています(県南担当・けこさんのブログ参照→コチラ)。 |
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◆稲刈り体験 | |
「ひだまりファーム」が借りた体験用の田んぼで、稲刈りの準備をしている佐々木義実さん。 |
義実さんの説明を聞く参加者たち。今回の参加者は11名。頑張るぞ! |
皆揃って、田んぼに移動。 |
四隅を手刈りします。 |
小学生も参加!
国際教養大のお二人。 |
和光中の皆さん。
百笑村は2度目という、岡山出身の片山ご夫妻。夫の勝之さんは昨年大曲市に移り住み、秋田の厳しい冬は経験済みだそう。 「今年は妻も呼び寄せたので、ちょっと心配。でも、良い所がたくさんあるので、来て良かったと思います」とのこと。奥さまの佳代子さんは、「自然がたくさんで、本当に気持ちがいい。冬は頑張ります」とのことでしたよ。 ようこそ秋田にいらっしゃいました! |
あっという間に、稲束がたくさん積まれました。 |
手刈りの横で、義実さんがバインダー刈り。 |
ぬかるみにはまったけれど、助けてもらったね。 |
あと半分! |
残りの部分は、バインダーで刈り取ります。 |
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初めてのバインダー刈り。 |
あと一列!最後は、ひだまりファーム代表が。 |
「終わった~!」義実さんもホッと一息。 |
稲刈りメンバー集合。このあとも続きます! |
稲束をまとめる義実さん。 |
軽トラの荷台に稲束を積みます。 |
後片付け。鎌の数を確認したり、稲穂などが落ちていないか、もう一度点検。 |
義実さんの田んぼ。更に奥の高台に、田んぼが一面に見渡せる場所があるそうです。 |
◆はさ架け体験 | |
昔ながらのはさ架けがある、「百笑村」の風景。 |
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続いて、はさ架け体験。こちらは、前の週に県南担当・けこさんが体験した部分です。 |
はさ架け体験。稲が濡れているので、早く乾燥させるため、上の段と下の段のみに掛けていきます。 |
あと少しで全部掛けられるね。 |
終了!お疲れ様でした~☆ |
たばこ(秋田で、休憩時間の意)には、お待ちかねの甘味(大学イモ)が差し入れされました。 |
ひだまりファームのお二人・アラタツヤ&百笑村のイケメン・ミッチーこと道義さん。お世話になりました。 |
思えば、ここでの農作業もはや3年目。農作業を、生まれてこの方一度もしたことがないよどぎみが、3年前に初めて「はさ張り」をさせていただいたのが、この「百笑村」です。以降、「百笑村」の村長(農業体験受け入れ実践者)である佐々木義実さんにはお世話になり、農業の厳しさと楽しさをその都度教えていただき、鍛えられてきました。 知っておくべきことは、身をもって体験し、実感する――「百笑村」は時に厳しく、そして時に笑顔の絶えないあったかさで、私たちを受け入れてくれます。そんな父でもあり母のような「百の笑顔が集う村」に、一度来た人たちは、また帰りたくなるのでしょう。
県央地区現地特派員 よどぎみ |
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★おまけ★ 百笑村には、他にも沢山の動物がいますよ~ | |
最近「ダン」という犬が仲間入りしました。 |
何をどうしてこうなったのかは不明。 |