~クリスマスキャンドルライブ~
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年のクリスマスは、みなさんどのように過ごされましたか?
 にかほ市にあるガーデンカフェタイムでは、12月25日、地元・にかほ市出身のフルート奏者・佐藤蘭子さんを呼んでの「クリスマスキャンドルライブ」が開催されました。

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 とても寒かったですが、音もなくしんしんと積もる白亜(雪)の庭を眺めながらの、雰囲気あるクリスマスイベントになりました。

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 ガーデンカフェタイムのオーナー・佐々木利子さんが、キャンドルの1本1本に火を灯してゆきます。

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 キャンドルの温かいゆらめきに灯される、タイム思い出の写真たち。

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 たちこめる淹れたてコーヒーの香ばしい香りは、地元・にかほの工房のもの。

 シンプルなキャンドルも、ゆらゆらと幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 おしゃべりしながら、皆で手分けしてお手伝い。お客さん同士の交流も生まれました。

 うっとりと聴き入るお客さんたち。 

 「今日来て、本当によかったね~」

♪ラストは、一夜限りの素敵な「ライブハウス・タイム」

 配られたサイリウムを振りながらの声援。

 初対面の人同士で、声を合わせて“きよしこの夜”を歌ったりするのは、貴重な体験。

 「準備中はひたすら練習するのみ。本番は、皆さんの温かさに触れ、落ち着いて演奏ができました」と、蘭子さん。

 

 タイムのオーナーである佐々木利子さんが、昨年あたりから「タイムでもいつか、ライブイベントができたらなぁ」と漠然と思っていたところ、広報に載っていた情報で蘭子さんを知り、連絡を取り合うようになったそうです。

 「ホールではホールの、ここではここの良さがあることに気付きました。コミュニケーションをこちらから取れる機会も貴重だし、反応もダイレクトに戻ってくる。何より、喜びを共にできる人がいることが嬉しい。」と、蘭子さん。

 利子さんは、「これまでも、みんなで集まる機会を大切にしてきた。その集大成といった感じ。」と充実感でいっぱいの表情をされていました。

 ほんの些細なきっかけから蘭子さんと知り合い、今回のライブが実現したわけですが、利子さんのお得意の手料理もライブに華を添え、以前からの知り合い同士が集ったような、温かい拍手が湧き起こる、そんなノスタルジックでアットホームな「タイムのクリスマス会」となりました。

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 「利子は、思いついたらすぐ行動し、機敏で素早い。そこに努力も比例しているから夢も早く実現できるし、周りには人がおのずと集まるんだろう」とは、利子さんの義兄・伊藤基さん(写真右)。親族の一員として、彼女の頑張りをずっと見守ってきたことがうかがえます。
 
山形から参加の佐藤祐喜さん(写真左)は、「家庭的なクリスマス会に参加できて良かった。自分もガーデニングに興味があるので、これからもっと勉強して、タイムような、人に喜んでもらえるような庭をつくりたい」と話してくださいました。
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 「本格的なクラシックを、こういった雰囲気の家の中でくつろぎながら聴くのは初めてで、とても良かったです。」と言うのは、荒天の中、宮城県から車でお越しの庄司夫妻。
 旦那さんは、蘭子さんのお父さんと職場の同僚だったようです。
 様々な場所で様々な出逢いがあり、今回それが「ガーデンカフェタイム」というひとつの場所に集結したような、そんな一日でした。
 カップルや友達、家族でのクリスマスと違って、知らない人同士で初めて迎えるクリスマス

 初対面の緊張から最初は言葉少なだった参加者も、キャンドルの温かいゆらめきに灯されると、次第に会話がはずみ、最後にはこのとおり、素敵な笑顔!
 みなさんの2010年の
思い出の中に、しっかりと刻みこまれたようで、何よりです。

 

     県央地区特派員 よどぎみ

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★おまけ★ クリスマスにちなんだ、タイムの内装や可愛い小物たち。