~余目いきいき会議協議会 主催~
里山の田んぼ 生き物観察会in余目
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2014年6月29日(日) 〈大仙市・余目地区〉

 
余目いきいき会議協議会は、今年で2年目となる秋田ふるさとオーナー事業で、「里山の田んぼ生き物観察会in余目」を開催しました。参加者は、同協議会の加藤伸一さんらの指導のもと、親子で里山に暮らす生き物探しをスタート。さてさて、何が見つかるでしょう?

 

開会~生き物観察会

 
集合場所はまさに田んぼの前。余目いきいき会議協議会の加藤伸一さん(右・手前)からご挨拶。
  早速田んぼに向かいました。加藤さんが田に入ると、間もなく生き物発見!
     
「お父さん、これナニ?」    網ですくってみると、泥や草に交じって生き物が続々と!
     
小さなカエル。   小さなザリガニ。
 
いつもは静かな田んぼが賑わう様子を見て、軽トラに乗った近所の方や、田んぼの目の前が自宅のお母さんが声をかけてくれます。ここで暮らすみんなが、生き物について教えてくれます。
 
大人も網を片手に夢中になる時間を過ごしました。   「カエル恐くないよ」と頼もしい女の子たち。
 
ゲンジホタルの餌になる「カワニナ」。大量のタニシの棲家も発見!
水質の良い田んぼには、小さな命がたくさん宿っているんですね。
 
加藤さんが水路を長い棒でかき混ぜているように見えますが…?
これは、昔ながらの道具で地元では「エブリ棒」と言うそうです。
エブリ棒でどじょうや魚を追い込んで、捕まえたそうですよ。
 
「これ、なんですか?」自然観察指導員の加藤さんは、何でも知っています。   「小さな子どもがちょっと探すだけでいっぱい見つかるんですね。正直、こんなに生き物がいるとは思いませんでした」とお母さん。
 
おたまじゃくしからカエルへ。
まだ尾が残っています。
  白い泡のような、カエルの卵。
 
「見て見て!」
何種類の生き物を見つけられたかな?
  捕まえた生き物をバッドに入れていたら、メダカが他の生き物に食べられてしまいました…
     
田んぼで暮らす生き物たち
 
田んぼからビニールハウスに場所を移し、加藤さんによる生き物のお話を聞きました。   同協議会の加藤加一さん(左)も、子どもたちの「?」に答えてくれました。
 
ゲンジボタルを見せてもらいました。カワニナが見つかるということは、そこはゲンジボタルの生息地になるんですね!   加藤加一さんによるインタビュー♪
「大きなザリガニを見つけられておもしろかったです。」

タニシ、ザリガニ、ヤゴ、おたまじゃくしに数種類のカエル…
田んぼの周りには、たくさんの生き物がいました。

 

「先入観をなくして自然観察をしてみると、今まで気づかなかったものを
発見することができます。『やったー!』とか『おもしろい』と感じたり、
発見する喜びを味わうことは、『モノを見る目』を養うことに繋がります。
 

 

それは、『なんだろう?調べてみよう!』という欲求になり、自分たちの
暮らしにとってどんな影響が出るかな?と考えるきっかけになります。
人や生き物を思いやる気持ちを養い、行動するようになりますよ」

と、余目いきいき会議協議会の加藤伸一さんがお話してくれました。


「私は、生き物が苦手なんですが、子どもには生き物を好きになって、
こんな体験を楽しんで欲しい」と話してくれた参加者のお母さんがいました。
生き物を見つけるたびに、キラキラ目を輝かせて喜ぶ子どもたちの姿は、
きっとお父さん、お母さんたちの期待どおりの貴重な体験になったのではないでしょうか。

 
 
次回は、第2弾となる「里山の田んぼ生き物観察会」の開催を8月上旬に予定しています。
詳細・募集が決まり次第、秋田ふるさとオーナー2014特設ページ、または、里山の田んぼオーナーページ(余目地区)にてお知らせいたします。
 
 

◎お問合せ
余目いきいき会議協議会 
ふるさとオーナー制度事務局( 担当:加藤 / 秋田県大仙市内小友元木5)
TEL・FAX  0187-68-2650   携帯電話 090-7060-9854