大森町グリーン・ツーリズム推進協議会が主催する、ふるさとオーナー事業
第4回目となる今回は、「天水米の稲刈り体験・りんご狩り」を行いました。
肌寒い日が続いていましたが、この日はお天気に恵まれ、格好の稲刈り日和となりました。
今回は参加オーナー9名と少人数でしたが、皆さん1度は稲刈りを経験したことがある方ばかり!加えて、オーナー2年目以降のベテランもいるという事で心配ご無用のスタートです。
はじめに集落の代表、佐藤昇悟さんからあいさつ。(写真左)
「皆さん、カマでケガをしないように気をつけましょう!」
そして力強い助っ人、昇悟さんの本家のお爺さんが駆けつけてくれました。(写真右)
 
さんさんと注いだ太陽のおかげで、パンパンに詰まったおいしそうなお米が育ちました。
 
稲刈り開始!まずは昇悟さんと、本家のお爺さんが見本を見せてくれました。
 
昇悟さん達は簡単そうに刈った稲わらを結っていましたが…なかなか難しい!!
藁をグルンとまわして留める作業はコツが必要。経験者のオーナーも1年振りの作業に勘を取り戻すまで少し手こずりました。
暑いくらいのお天気でしたが皆さん黙々と作業をしています。

なんと!オーナーの中には「50年振りに稲刈りを行った~」という方もいました!しかし、何年経っても体はしっかり覚えていて、すぐに昔の機敏な動きに。さすがですね。
 
ようやくたばこ(休憩)だ~!冷たい麦茶がおいしいっ!!

 
みんなが頑張ってくれているので、昇悟さんは2枚目の田んぼをバインダーという秘密兵器で刈っていきます。自動で稲狩り・結い方をしてくれる優れもの!
 
全体の4分の3程度刈ったところで、お待ちかねの昼食です♪
皆さん午前中だけでこんなにたくさん刈ってくれました。お疲れ様でした。
 
今回も塚須沢のお母さん達がおいしいご飯を用意して待っていてくれました。
塚須沢のおにぎり・芋の子汁・かぼちゃの煮物・漬物・りんご・枝豆。
疲れが吹っ飛ぶおいしさ♪お母さん、ごちそうさまでした。
 

さて、午後の作業開始です!残りわずか頑張りましょう。
刈り終わったら、この地域で「うまっこ」とよばれる藁の部分を乾燥させるための作業、束立てを行います。結った藁を逆さまにして立てていくのですが、これがなかなか難しい!!お爺さんの作業をじっくり観察するも思うように立てることができません…。

このうまっこの数で、その田の収穫数が大体分かるそうです。結ったもの十把(10パ)で1束。うまっこも1束で1組になっており、1束づつ分かるように立てられているのです。
今回は約50のうまっこができあがり、収穫は約2俵との事でした。

 
きれいに刈り終わった棚田を後にして、次の体験先であるりんご園へ移動です。

自分の分は自分で収穫!オーナーの目利きが試される時です。
つやつやでおいしそうなりんご達。
思わずもぎたてを頬張るオーナーも。
もぎ取ったりんごの他に、プルーンなどもお土産にいただきました♪
 

オーナーの皆さん、1日お疲れ様でした。
次回はこの日、刈り取りした天水米を食べられますね♪
塚須沢の自然と太陽の恵みでおいしくなっている事でしょう。

次回は、11月9日(土)今年最後のイベント「収穫祭」です。
前回植えた大根の収穫、餅つき、天水米の贈呈式等を予定しています。
詳しくはコチラをご覧ください。