大森町グリーン・ツーリズム推進協議会主催 ~春感ツアー~ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2013年6月1日(土) 横手市大森町塚須沢 |
今年で4年目となった横手市大森町塚須沢地区の棚田オーナー制度(ふるさとオーナー)。
大森町グリーン・ツーリズム推進協議会が主催し、秋田県内外から棚田オーナーを募集。
農作業体験を通じて地区住民とともに"塚須沢の棚田"の保全活動を行っています。
今回の企画は【春感ツアー】として、オリエンテーション、田植え、さなぶりを行いました。
横手市大森町庁舎にて集合、受付を行いました。 今回は秋田市から送迎バスが出ており、庁舎に直接集合した参加者もバスに乗り、塚須沢集落代表の佐藤昇悟さん宅へ移動しました。 |
どこを見ても緑豊かな大自然。そして真っ青な空!田植えにはもってこいの1日ですね! 作業小屋から棚田まで歩いて15分程・・・ 空気が澄んでいてとても気持ちのいい道のりでした。 |
まずは集落代表の佐藤昇悟さんから、あいさつと今日の日程の説明を受けました。(写真中央) |
続いて参加者の皆さんによるあいさつ。 久々に会う、昨年から引き続き参加のオーナーさんや新規のオーナーさん。 今年はオーナーに28名の応募があり、この日はプチ体験の方も合わせて23人集まりました。(まだまだ棚田オーナー募集中です!) |
田植えを行うのは、手前の2枚。 1枚だいたい2アール。 およそ20坪。 昔は手植えで10アール植えてこそ"できる嫁さん"とも言われていたそうです。 今のお嫁さん達にとっては過酷な試練ですね・・・ |
この日植えるたくさんの苗達。 トレー1枚から約30キロのお米が採れるそうです。年間1人あたり58キロのお米を食べるといわれているので、「トレー2枚植えれば1年分の米を確保できるよ~」と佐藤さん。 佐藤さんは簡単にお話ししていましたが、かなりの重労働です・・・ 普段、簡単な気持ちでお米を食べているのだから頑張らなくてはっ!! |
まずは田んぼのデコボコをならして 平らになったところに型枠を転がし、型を付けていきます。 この作業がなかなか大変らしく、はじめの置き方で全てが決まってしまうそうです。 |
それではみなさん、田植えをはじめますよ~!
|
稲を受け取ると一斉に田んぼへ。
|
「田植えは初めてなの~」とお話していたお母さんたち。 |
|
ちびっこ田植え隊は髪の毛が泥んこになっても、お尻が濡れても一生懸命頑張っていました。 |
|
恒例の"苗こ投げ"。 皆さん上手にキャッチしてました。 昔は"苗こ投げ"をするのは子どもの仕事だったそうです。 今では楽しい交流の1つになっていますね♪ |
|
皆さん泥だらけになりながらも頑張ったおかげで、1枚目の田んぼは1時間強で植え終わる事ができました。
|
|
それでは2枚目の田んぼ突入します! 皆さんもう慣れっこですね♪ もくもくと作業していました。 |
|
みなさんお待ちかねのお昼休憩!
|
集落のお母さんたちが作ってくださったお昼ご飯。 と参加者のお母さんたち。 |
お腹がいっぱいになったちびっこたちは用水路で生き物探しに夢中です。 「見て~」と嬉しそうに大きなタニシを見せてくれました。 町中ではなかなかみられないサイズ!! カエルを見つけて嬉しそうなこの笑顔! 塚須沢は自然と生き物の宝庫でした。 |
|
午後の部開始します!
|
午後の作業が終わり、田んぼで記念写真。 秋にはおいしい天水米ができてほしいですね♪ |
小屋に戻ると、さなぶり(田植え終了の祝いの宴)の準備がされており、お赤飯と小豆汁を頂いてきました。 甘い小豆汁は、疲れた体にピッタリですね! |
|
疲れ知らずのちびっこは、生き物探し第2弾をはじめました。 |
今回の体験でお米を作る大変さはもちろん、自然が残る地域の大切さも感じられた気がします。
お店に行けば欲しい物が揃うけど、塚須沢で触れ合った自然は買えません。
塚須沢の棚田をいつまでも保全していくことで、来年も再来年もまたココに来る事が出来ます。
企画に毎回は参加できないけど、というオーナーさんもいらっしゃいましたが、みんなで1つになる事が大事だと思いました。
次回はランタン製作と八沢木獅子舞・ホタル観賞を予定しています。
詳しくはコチラをご覧ください。