予告致しておりました通り、6/6(日)、「農家民宿 開墾の里」にて、「笹巻き作り体験」が行われました!
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今回作った「笹巻き」は、最近よく見かける一枚の簡素なものではなく、昔ながらの作り方で、二枚の葉を使用したものです。
作り方を教えていただきました講師は、小友農協の佐々木ナツノさん(写真中央の白い衣服の方。左は農家民宿「開墾の里」の鈴木和子さん)。
前回お邪魔した時、様々な昔の話をしてくれた方です(以前のブログ参照)。
~笹巻きの作り方~
①米は洗ってすぐにザルに上げ、水を切る。
②笹巻きを作る。 最初、一枚の葉で形を作る。
裏は、こんな感じ。
次に、二枚目の葉で一枚目の葉をくるんで米を入れ、形を整える。
ここが大変。
もぅ、こうなると写真は撮れません。なんせ、両手でしかできないことなのですから…。
みんな真剣。
習う方も真剣なら、教える方も真剣です。
何度も何度も同じことを繰り返しながら、根気強く教えてくれていたナツノさん。
最後の頃は、声が枯れていました…。
③なんとか形になった。
でも若干不安になって、「こんな感じでいいんですか?」と聞くと、「おぁ、大したいぃ。おらも、あだぐらいの歳っこに覚ぇだもんだ。わげうぢ、なーんでも覚えだほ、い」と、ナツノさん。
④ぼんぼんと沸騰した湯で約1時間~1時間半煮る
茹で上がった後、すぐに食べる場合は水に入れる。
遠方に送ったりする時などは水に入れず、自然に冷ます。
長くもたせる時なども同様。1ヵ月程は保存可能だそう。
「お米一升で約50個の笹巻きが作れます」とはいいつつ、米の分量を均等にするのが大変でした。
中には、形がいびつなものや、茹でているうちにパンクして米がばらばらになってしまうものも…。
「紐でぎっしり結えねば、ほどけるや」と、ナツノさんからアドバイス。
みんなで作った笹巻きを囲んでの食事。
これまでただ何となく食べていた笹巻き。
こんな手間がかかっていたのですね。
笹の良い香りに癒やされた、県央担当よどぎみでした。
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・・・花まるっ協議会 会員情報・・・
農家民宿「開墾の里」
代表 鈴木 和子
住所 由利本荘市鳥海町
才の神字上原119-5
電話・FAX 0184-57-2384
料金 1泊2食¥6,000
1泊朝食付き¥4,000
素泊まり¥3,000。
※全予約制です。
※(収穫・豆腐づくりなどの)体験料は、お問い合わせください。
定員 5名以内(1組のみ)
※洗面道具・パジャマはご持参ください。
2010年6月11日12:20 | 県央情報 | Trackbacks (0)