(上記写真上)“三平の家”と“ネコバリ岩”。
ここで忘れてはならないのが、馬場目「北ノ又」集落にある「三平の家」。そう、あの「釣りキチ三平」の実写版(映画)内で、三平の実家として使用された家です。
そもそも、「農家レストラン清流の森」ができた理由も、「“三平の家”や、その奥にある“ネコバリ岩”へ行く際、途中食べるところや休憩所が欲しかった」からなのだそうです。
左右が湾曲しているのは、長年豪雪の重みに耐えて来た証です。
(上記写真左)「三平一平」の表札が。今にも、三平が釣り道具を携えて飛び出してきそう。
(上記写真右)大量に積まれた薪が、まるで今でも人が住んでいるかのよう。
「ごめんくださーい!」 「はーい!」 あれっ、誰かいる!
出迎えてくれたのは、今野俊一さんとユミ子さんご夫婦。
ここはユミ子さんのご実家で、10年ほど前まではお母様が住んでいたそうです。現在ご夫婦は、ここから約1kmほどの場所に住んでいます。
見学者たちもまるで近所の人のように出迎えてくれるので、話に花が咲きます。
入口を入ってすぐの厩には、昔田畑仕事に使用されていた道具が展示されていました。
北ノ又集落は山間の棚田、畦のそばを流れる清流などが美しく、現在も残る茅葺き屋根の古民家が、それらの豊かな自然に溶け込むように建っています。
「三平の家」ならず「今野家」を後にしたよどぎみは、“ネコバリ(根古波離)岩”を求め散策?。
だいぶ、山奥。近くに養蜂場があるらしく、蜂がぶんぶん飛んでいる音がする。
ありました。この巨岩は圧倒される。
日が差してくると、また違った表情をみせる。
清流が美しい。水も冷たくてきもちいい。
~おまけ~
(上記写真左)日がな一日、炎天下の下、脱水症状に駆られたよどぎみを助けてくれたのは、「釣りキチ三平サイダー」という名の清流・・・。ユミ子さんが、流水で冷やしてくれていたものです。
(上記写真右)“ネコバリ岩”までの途中、道案内をしてくれた蝶。人間以外の動物のほうが、水場を知っている気がします。
遠くにいる小鳥の鳴き声が近く聞こえ感動した、県央担当よどぎみでした。
2010年6月9日11:31 | 県央情報 | Trackbacks (0)