開墾の里 初夏の田舎スイーツ 平成25年7月7日(日) |
笹巻き作り体験(主催:当協議会)第3弾!
七夕のこの日に、由利本荘市・農家民宿 開墾の里へお邪魔して、由利地区の笹巻きの作り方を教えていただきました!
七夕のこの日に、由利本荘市・農家民宿 開墾の里へお邪魔して、由利地区の笹巻きの作り方を教えていただきました!
左の写真・ピンクのエプロンを着ているのが開墾の里オーナーの鈴木和子さん。
右の写真・左側のおばあちゃんが笹巻きを教えてくれた佐々木ナツノさんです。
他の地域よりもとんがった形が特徴の由利の笹巻き。
早速作り方を見ていきましょう!
笹 巻 き 作 り 体 験 開 始 |
◆下準備◆
・もち米は洗ってすぐにざるにあげておきます。
(もち米1升で50個ほどの笹巻きがつくれるそうです。)
・笹巻きを縛る「イ草」は柔らかくなるまで水につけておきます。
・もち米は洗ってすぐにざるにあげておきます。
(もち米1升で50個ほどの笹巻きがつくれるそうです。)
・笹巻きを縛る「イ草」は柔らかくなるまで水につけておきます。
急ぎの時は熱湯につけるとすぐ柔らかくなるそう。
※今回は畳屋さんからわけてもらいました。
イ草がなければ、ビニール紐で代用可。
・笹の葉はきれいに洗っておきます。
※今回は畳屋さんからわけてもらいました。
イ草がなければ、ビニール紐で代用可。
・笹の葉はきれいに洗っておきます。
葉は、小さめのものと、葉の付け根を少し残した大きめのものと2種類用意します。
◆笹巻き作り・巻き方◆
参加者の方は「佐々木さんがやると簡単そうに見えるんだけど…難しい!」と何度もトライします!
佐々木さんに「うまくできました!」と見せると、
「おぉ、たいしたいいなあ、上手だよ。」とお褒めの言葉。
しかし喜んだのも束の間、「でもな、そいだば(それだと)茹でるときに絶対ほどけるや。今日は初めてだからなんとしてもほどけるからな。」と…
う~ん、笹巻きは奥が深い!
◆茹で方◆
巻き終えた笹巻きを一晩水につけます。
こうすることで、もち米が膨らみ、きっちり縛られた状態になるので、茹でている間にイ草がほどけてくるのを防ぐことができます。
(水につけずにすぐ茹でてもおいしく食べられます。)
沸騰したたっぷりのお湯に塩大さじ1、重曹小さじ1ほど加え、笹巻きを入れます。
沸騰した状態を保ち、落し蓋をして茹でていきます。水が足りなくなったら足しましょう。
茹でる時間は1時間強。
茹で上がったら、すぐ冷水にとると笹の色がきれいに仕上がります。
あら熱がとれたら、とんがっている方を下にしてざるにあげておくと、よく水気が切れます。
◆できあがり◆
細長い形が特徴の笹巻きが完成♪
今回は笹の葉を2枚使って巻いていきましたが、
2枚目の笹を重ねる手順で、2枚重ねにした笹を使い、計3枚で巻くと笹の色が良く仕上がるそうですよ。
「昔は春の田植えが終われば、嫁は1週間休みをもらって実家に帰ったの。そして実家から戻るときには笹巻きを持たせてもらったもんだ。その時に自分も笹巻きの作り方を覚えたの。
教えてもらった巻き方を見て、角が立つように巻いたほうがかっこいいべなあと思って、今の巻き方を考えたんだよ。何事も自分で試してみないとな。」と佐々木さん。
佐々木さんが「今度は漬物をぜひ教えたいなあ」と言うと、参加者の方も「漬物もやってみたいな。佐々木さんにぜひ習いたい!」と盛り上がったり。
鈴木さんは手料理を振る舞ってくださり、そのおいしさに感激!気になるレシピを教えてもらったり。
談笑しながら楽しい午後のひと時を過ごしました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
仙北市田沢湖【甚吉】、三種町【しばたん家】、由利本荘市【開墾の里】と、
全3回にわたって開催した笹巻きづくり体験、いかがでしたか?
笹巻きづくり体験の様子は協議会ホームページでも特集として掲載予定です。
巻き方をもっと詳しく知りたい方のために動画も準備中ですのでそちらもお楽しみに!
協議会事務局
2013年7月10日14:00 | 県央情報 | Trackbacks (0)