秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ブログ

~葉っぱ伝道師・横石氏の講話~

  1個人1事業化~人は誰でも主役 
 

巷で噂の、徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」。その仕掛け人である通称「葉っぱ伝道師」の横石知二(よこいし ともじ)氏が、12月11日、由利本荘市東由利総合支所で講演をされました。 
 横石氏が行っている「葉っぱビジネス」は、日本料理の妻用(つまもの)として小枝や草花(笹・南天・モミジなど)を出荷することで、現在大きな需要を生み、地域のお年寄りの仕事をも創出し、地域活性化に一役買っているのです。
   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
 

内閣官房・地域活性化伝道師の横石氏。今でこそ立派な肩書きとともに名が知られつつありますが、彼が「葉っぱビジネス」を始めたばかりの頃は、料亭に通いつめても断られ続けて金銭的にも辛い時期で、まさに命懸けのご苦労だったといいます。それでも事業を軌道に乗せることができたのは、、家族や周りの支えによってご自分の熱意が保たれたからだと、ご自身の体験談を交えながら成功までのプロセスを講話されました。
 そして横石氏が代表取締役を務めている徳島県上勝町の会社「株式会社いろどり」での、PC用マウスの独自開発や、町の防災無線を使用した通信ネットワークの確立などの画期的な取り組み、元気に働く高齢生産者の姿などをわかりやすく紹介、成功に甘んじることなく謙虚な努力を実践し成長し続ける横石氏の講和に、会場からは「ほぅ~」、とため息まじりの声が聞かれました。
 

現在上勝町は、お年寄りだけではなくアイターンによる若者の就業も伸びてきているといいます。それは、元気なお年寄りを見た若い世代が「自分も地元で働きたい」と思えるほど魅力的な町に変わっていっている証拠なのではないでしょうか。

 

横石氏は、「これまでずっと出番のなかった人も高齢者も、みんなが主役の仕事を持ち、生涯現役で地元のために働き、田舎に唯一足りない情報量を充実させ、与えられる仕事から自分で考える習慣を持つための仕組みづくりが肝要」と説き、「地域が今後生き延びていくためには、情報発信やシステムの確立が急がれる」と強く訴え、横石氏の講演を聞いていた参加者たちも、やる気と元気を与えられたようでした。

   ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆
       はっぱをかけられたような気分の 県央担当よどぎみでした。

2009年12月16日15:21 | 県央情報 | Trackbacks (0)

Comments and Trackback are closed.

Trackbacks

カテゴリー
最近の記事
アーカイブ
検索
RSS