鳥舞
2009年にユネスコ無形文化遺産に登録され、
国内はもとより世界的にもその名を知られるようになった鹿角市の大日堂舞楽。
風もなく穏やかな夜明けとなった1月2日。どうしても一目見たくて早起きして行ってきました!
大日霊貴神社 お守りを売る巫女はボランティア
大日堂舞楽は鹿角市八幡平にある大日霊貴(おおひるめむち)神社の養老例祭で奉納される舞のことです。
大里、小豆沢、長嶺、谷内の4集落にそれぞれ独自の舞いが伝わっています。
今年も小学生から大人までおよそ80人の能衆が舞台がきしむほど迫力ある舞を奉納しました。
神名手舞 駒舞
午前8時頃から始まった祭には早朝にも関わらず県内外からたくさん人が訪れていました。
底冷えして身体の芯から震えてくる寒さでしたが、みなさんカメラを片手に夢中で伝統の舞に見入っていました。
五大尊舞
鳥舞(冒頭写真)がはじまると「さあ、みなさん思う存分写真撮ってください!」とはやしの太鼓を叩く男性が
観光客に声をかけていました。会場ではマイクによるアナウンスがなされたりと観光客への配慮が随所に。
なによりも能衆との距離がとても近く、それは能衆の吐く白い息がわたしたちにかかるほど。
寒さの中でもキリリと引きしまった表情を崩さない能衆のみなさんの真剣なまなざしには、
敬服するほどの厳かささえ漂っていました。詳しくは後ほどHPでご紹介します。
早起きして本当に良かったと思った
県北担当やっつ
2011年1月2日19:24 | 県北情報 | Trackbacks (0)