特集 おすすめ滝・湧水めぐり | |
県内には、名水・名瀑と呼ばれる場所がたくさんあります。 自宅の料理やお茶にと、わざわざ湧水を汲みに行くという人も少なくないでしょう。 この夏、とっておきの名水・名瀑に出会う旅をしてみてはいかがでしょう。 |
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●八峰町 白瀑神社 | |
秋田の地酒「白瀑」(山本合名株式会社)の名前の由来になった名瀑。 8月、この場所で行われる「神輿の滝浴び」は勇壮そのものだ。 |
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木々の隙間から降りそぞぐ光が滝つぼに映り美しい。
◆住所◆ 秋田県八峰町八森字館10 |
白滝神社
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●鹿角市十和田大湯 | |
錦見の滝 | 銚子の滝 |
鹿角市十和田大湯中滝地区には、多くの滝が点在する。そのうち錦見の滝と銚子の滝は、中滝ふるさと学舎から歩ける距離にある。錦見の滝は、ごつごつとした岩にぶつかりながら流れる水が優雅。大湯周辺では一番の名曝とも言われる銚子の滝は、高さ20mから迫力ある水しぶきをあげる。 | |
●北秋田市桂瀬「四十八滝今木神社」 | |
北秋田市桂瀬にある四十八滝今木神社の四十八滝は、 地元の人でさえ、いわれや歴史などを知る人は少なく、説明の看板もない。 しかし、数年前に新しく建て直した社殿は木の香りがして、参道は常に美しく掃き清められている。 |
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◆住所◆ 北秋田市桂瀬 (国道105号線を阿仁川を渡り桂瀬駅方面へ。 途中右折し、砂利道の農道をまっすぐ500mほど。) |
●由利本荘市東由利 ボツメキ水源地 | |
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八塩山中腹にある“ボツメキ水源地”の湧水。 名の由来は、ぼつぼつと水が湧き出る様子を秋田弁でぼつぼつめぐ→ぼつめきとなったようだ。 |
周辺の観光情報は…「東由利道路案内図」 ● |
●東由利老方 笹倉トンネルの湧水 |
●秋田市上新城 冷水井戸っこ |
東由利老方の奥(現国道48号線)をずっと行くと、何ともレトロなトンネルがあり、壁より染み出した湧水は、冷たくて手がかじかんでしまうほど。夏でも冷たく澄んでいるため、山菜採りや田畑仕事の帰り等、地元住民の喉を潤してくれるという、ありがたい水。
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秋田市上新城にある農家民宿「重松の家」に向かって進むと、道路沿いにひっそりと存在する「冷水井戸っこ」。湧水はまろやかな軟水で、お茶やコーヒーはもちろん、炊飯に使用すると美味しい。ここがかつて「保多野村」だった頃から、住民の生活用水として愛されてきた。
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●男鹿市五里合 滝の頭 | |
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暑い日の男鹿ドライブに、おススメの水源地(湧き水)。体にしみわたる清らかな水に、感動すること間違いなし!あらかじめ水筒などを用意しておくのも良い。 場所は「滝の頭水源浄水場」の前(五里合鮪川鷲ノ沢)。 |
●由利本荘市鳥海町 法体の滝 | |
秋田県由利本荘市鳥海町にある「法体の」滝は、霊峰鳥海山の水を集め、山頂に面して落ちる、流長100m、落差57.4m、滝幅3m~30mの末広がりの名瀑。秋田県名勝及び天然記念物第1号に指定されている。また、「日本の滝100選」にも選ばれている。 |
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「法体の滝」の展望階段。ちょっとキツい階段を上っていくと、法体の滝が見下ろせる絶景ポイントが。 |
「法体の滝」の展望台からの眺め。写真などを撮るには、この場所がオススメ。 |
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●大仙市大沢郷宿 雄清水・雌清水 | |
大仙市西仙北地域にある雄清水・雌清水は、昔から延命の水として言い伝えられている。東屋が立つ農村公園敷地内にあり、地域住民をはじめ清水を求めにやってきた方の憩いの場となっている。 |
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●美郷町六郷 六郷湧水群 | |
県内の湧水地帯といえば、かつては百清水とも清水の里、六郷町。絶滅危惧種イバラトミヨ(ハリザッコ)の存在が、清らかな水を証明している。 |
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鷹匠(たかしょう)清水 太桂寺境内にある清水。鷹のエサを浸しておいた清水と言われている。 |
すぐそばにもう一つの清水が湧く、二つ並んだ小さな円形の清水。 |
■湧水群データベースはこちら (美郷町HP) |
■六郷湧水群マップはこちら(美郷町HP) |
■六郷湧水群は以下に認定されています。 昭和60年 環境庁の「名水百選」 平成 7 年 国土庁の「水の里百選」 林野庁の「水源の森百選」 平成12年 建設大臣の「甦る水百選」 平成14年 読売新聞社「遊歩百選」 |
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●東成瀬村 蛭川清水 | |
東成瀬村役場からほど近い、県道342号線沿いにある清水で、古来より旅人の憩いの場であったと言われている。大きな石が絶妙なバランスで組まれていて、2か所から湧き出る清水は夏でも冷たく、県内外の方が水汲みに訪れている。 |